海戦型さんのつぶやき

 
つぶやき
海戦型
 
小説を区切る
切れてるバターってあるじゃないですか。便利ですよねあれ。あれくらい小説が簡単に区切れれば楽なのに、と思います。つまり、文章を書いているうちに文字数が膨れ上がりすぎた時、そのまま投稿するか区切るかの話です。

1話といっても、ストーリー内での一つのおはなしの区切りを以て1話にするか、それともあくまで投稿した小説の1話を基準とするかで考え方が違います。つまり一つのバトルや一連の流れを1話完結にするか、それとも分割しながら続けるかですね。
私は(主に二次創作では)場面転換とか視点変更を割と使用します。常に一つの視点からしか物語を見ていないというのは退屈だからです。そして、これを1つの話にどれくらいの幅を取って何処に挿入するか、これを測ることでより望む文字数で区切りやすいようになる下準備が出来る訳です。

あとは区切る部分をどう加工するかですが・・・ドラマなどの「引き」(クリフハンガー)を意識するとこの辺の加工は大して難しくもありません。

ちょっと話を変えて・・・たまに主人公が朝起きて夜寝るまでを1話としている人を見ますが、主人公が起きたタイミングも寝るタイミングも物語的には必要ありません。無くても成立します。問題は、その起床と就床に意味を持たせられるかです。つまり、朝起きた時に主人公の周りで何か起きてたり、寝るときにその日起きたことについて気になることがあったり、次の話の展開をほのめかす一文を書き加えたりとか・・・生活部分をカットしないのならば、そのような工夫が必要だと思います。

そしてその工夫と引きは似ています。つまり、区切る際に「まだ終わらない、この次に続くんだ」と思わせるような内容に文章を組み替える事で無理なく話を区切って次に繋げられるのです。私はあまり上手ではありませんが、上手い人になるとこれを使って読者をぐいぐい作品側に引き寄せてきます。

あと、複数のキャラを同じ時系列で別々に動かすというのも、なかなか話が区切りやすいですね。キャラクターの(どうすればいいのか?)みたいな引きになる思考をちょちょいと加工すれば、それで話がタイミングを取って区切れてしまいます。まぁあまりごちゃごちゃしてしまうと逆効果ですけど。

えー・・・ともかく、そんな部分を意識して書くと話は切れるバターの如く自在に区切れるようになり、ひいては文字数のコントロールに繋がると私は思っています。無論もっとやりやすい方法があるかもしれませんが、もしご存じならぜひ教えてほしいです。 
海戦型
 
おのれ妖怪
ボタンを押してないのに勝手に自販機からおつりが出てきた。
煮卵の黄身が固まってなくて服に零れた。
3DSの読み込みが遅すぎてソフトダウンロードが10分に1パーセントだった。
溜めていた図書カード5000円分がやってもないTRPGブックの代金と消えた。
タッパーが床に落ちて角が砕けた。

私の綿密な観測と計算によるとこれらは全て妖怪の所為らしい。きっと天狗の仕業じゃ。ようかいうぉっちの人がそう言ってた。だからみんな妖怪のせいなんだ。そう伝えると、ヤツは顎に手を当てて、そいつは面白い推測だ、と大真面目に呟いた。

「つまるところ、妖怪というのは畏れや怒り、受け入れがたい不条理や負の感情に理由を求めた結果として作る出された存在だ。だから実際の因果関係がどうあれ誰かが『妖怪のせいだ』と言って、お前さんが妖怪の所為だと本気で思ったら、そりゃ妖怪の所為だよ。だって、そいつが無きゃ妖怪は存在しないだろう?」
「でもそれは妖怪だけじゃないだろ。幽霊とか、神様とかもそうだ。海外じゃ病気の大流行や飢餓が起きるるとそれを呪いだと言い、よその宗教が邪魔になったら悪魔だという。神も悪魔もその負の感情とやらに影響を受けるお友達だ。実体のない像だ」
「そうだ。でも人は実体が無かろうが縋る。縋ることで、妖怪も神様も、そういう非科学的な存在はその実体があたかも本当に存在ように語られるんだ。百聞は一見にしかずと言うが、百聞の力は時に一見を押し潰す。つまり――妖怪の所為で合ってるよ。いや、合っていないと妖怪の存在が成り立たなくなる。お前と妖怪は共存関係だ」

むう、と唸り声が口から洩れる。私はコイツの物言いが実は好きじゃない。いつだって人の事を肯定するのだが、その発言内容をまとめると遠回しに人の幼稚さを指摘されている気分になるのだ。こいつが言っていることを要約すれば、お前が素直に自分の不注意と不運だと認めればそれで終わりだが、妖怪の名前を持ち出せばものごとは妖怪の所為に出来てしまう。その逃げ道に入っていることを確認したうえで、お前がそれでいいと思っているなら話に付き合ってやろう、と言われている気がするのだ。

「お前はいつも人の事を肯定してばかりだな。それとも肯定しているように聞こえるだけで、私を糾弾しているのか?」
「まさか、俺は感じたままの事を喋っているだけだよ。他意はないし、遠回しなことは言えない。お前だって知ってるだろう?」
「・・・・・・そうだったな。お前が喋る内容は、俺が考えることだもの」

そう、こいつは俺の心の中の言い訳を一字一句間違えずに喋っているだけに過ぎない。影絵のように、人の心を映し出す真っ黒な人影――そう、お前は私の影法師。



最近もうなんか、うん。今日は妖怪の所為で頭がヘンだ。 
海戦型
 
連続つぶやきSS:鬼、縁、そして翼⑤
そして、檻までたどり着いた先には、一人の大人に、切り裂かれて床の上で息絶える女の人がいたのです。彼女は、大人に死んだまま辱めを受けていました。

少年はその余りに醜悪で残酷な光景に言葉を無くします。大人は少年の方を向き、その手に握られた血みどろの剣を見て悲鳴を上げました。男は背中に壁が当たるまで後ずさり、何かに駆られるように血走った眼で一方的に喚き散らしました。

オヤカタノモトカラ、ニガシテヤルッテイッタンダ。ソノカワリ、オレノオンナニナレッテ。ハロルドガキタンダカラ、カチメナンテアルワキャネエ。ダガ、オレトコイツダケナラダマッテニゲラレル。ナノニコイツ、オレトハイヤダッテイイヤガッタ。モウオレニモホカノオトコニモ、ダカレタコトガアルクセニ――

それ以上は聞くに堪えないと思った少年は、その大人の首を撥ね飛ばしました。

どうしてヒトは醜いんだろう。

どうして自分は今まで騙され続けていたんだろう。

どうして女の人は死んでまで弄ばれなければいけなかったんだろう。

そんな疑問を抱きながら――少年は女の人の亡骸を拾い、盗賊団の元を去りました。
少年は亡骸を空が良く見える丘に弔い、彼女が唯一身に着けたままだったイヤリングを形見として耳から外しました。そうすることで、彼女から知恵を受け取ったような気がしたからです。


数日後、魔物の大軍と戦うための国際会議が開かれる場に、全身黒ずくめの小柄な剣士が突然現れます。

少年は右手に指名手配された凶悪な盗賊の首級を、左手には「魔物の将軍」の首級を携え、会議に参加した国や種族の代表たちにこう言い放ちました。

「我が名はクロエ――我は罪を犯した鬼を儺(やら)い、ヒトの心が生んだ鬼をも儺(やら)う『鬼儺(おにやらい)』なり。我を認め、雇われよ。対価を支払うのならば、望む首級(みしるし)を貴殿らに与えよう……貴殿らがヒトであるかぎり」

それが、少年の出した答えでした。その耳には女の人から持ち去ったイヤリングが、少年の行く末を見守るように揺れていました。 
海戦型
 
それは朗報です
復旧お疲れ様でした!これでミスの修正が出来ます。
いや、呟きで小説という奇行に走ってすいません。前からちょっとやってみたかったんです。 
肥前のポチ
 
ご迷惑おかけいたしました
ついさっき復旧できました。
投稿できるようになっていると思います。 
ヤー☆冬兎
 
なるほど…
海戦型さん‼︎ありがとうございます‼︎
とにかくチャレンジですね。頑張ります‼︎
ありがとうございました‼︎ 
海戦型
 
コツって言うほどでもないですけど
あくまで私的な意見です。
他人や身近な作品にインスパイアされて何か書いてみるとか、チャレンジしたことのないジャンル・シチューションに挑戦してみるとか、とにかくチャレンジ精神が大事だと思います。今回のこれもジャンル的にはファンタジーですけど、私はファンタジー初挑戦だったりします。

あと、長編書こうと思ったら下準備の期間を長く持つことも大事ですかね。その点私のこれは短編なので下準備があまり必要ありません。短いからこそ出来る事も多いんです。

というか、書きかけだったのにミスって途中から出しちゃったよ。うっかりしたなぁ。 
ヤー☆冬兎
 
面白いです‼︎
海戦型さん‼︎オリジナル作品を良く書けるコツありますか?
続きが気になるよ〜
海戦型さんの書く作品はいつも面白いです‼︎
お疲れ様です‼︎ 
海戦型
 
ちなみに
「儺(やら)う」という読みは実在しません。本当はおにやらう、と読みます。 
海戦型
 
連続つぶやきSS:鬼、縁、そして翼④
少年は父親の事も忘れてその胸の高揚に笑みを漏らし、外へ走りました。外には人を襲う魔物と、その魔物を操る「魔物の将軍」が待ち構えていました。ですが未だに剣が未熟なはずの少年は、その敵に恐怖を感じません。既に日が沈んだ夜の月明かりに、黒翼の影が重なります。そして――恐ろしい速さで飛び回った少年は次々に手に持った銀のカタナで魔物を切り裂きました。夜の暗闇はよく目が見えませんでしたが、纏う風がすべての動きを教えてくれました。少年はまるで遊びまわるように魔物を殺し、とうとう「魔物の将軍」の首さえも斬り落としてしまいました。

少年の頭は、それまでの悩みが嘘のようにすっきりと冴えわたっていました。だから少年は、よくやったと笑って近づく角の生えた父親に歩み寄り――その首をも無言で切り落としました。

父親だと思っていたそれは、ただ自分を騙していただけの最悪の男だったからです。本当の家族を皆殺しにし、いいように人をこき下ろし、たまに思い出したように飴を与え、今の今まで騙し続けていたその男を、少年はとても醜いと思いました。この剣だって、きっと殺して奪い取ったに違いありませんでした。きっと他の大人たちにも真実を教えないよう事前に話していたのでしょう。少年の心に浮かんだのは、怒りでも憎しみでもなく、侮蔑の感情でした。

やがて少年は、父親と呼んでいた死体を蹴り飛ばして女の人の下へと走りました。やはり女の人の言うことが正しかったのです。少年は感謝しようと急いで女の人のいた檻へと駆け出しました。しかし、そんな少年の向かう先から、風に乗って血の臭いが届きます。まさか、そんな筈は。魔物はみんな殺したはずなのに、と少年の顔はどんどん曇っていきます。 
ヤー☆冬兎
 
ドキドキ
女の人はどうなったの⁉︎
いいところで区切りますな海戦型さん。
すっごく気になるです 
海戦型
 
連続つぶやきSS:鬼、縁、そして翼③
少年は強い衝撃を受けました。自分の父親は、本当の父親ではないということなのだと直ぐに理解しました。親子という関係を理解していなかったから今まで疑問にも思わなかったのです。それだけに、少年は信じていたものがあやふやになって急激に心細くなり、女の人こそ嘘をついているのではないかと疑いました。大人はみんな父親に従っているから、父親の方が正しいかもしれないと思ったのです。父親に真偽を問いただすと、女の人は嘘つきだから信用するなと怒られました。

父親は直ぐに暴力を振るうけれど、言う事を聞いていれば褒めてくれるしご飯を与えてくれました。でも、女の人が言っていることがまったくの狂言だとは少年には思えませんでした。どちらを信用すればいいのか、少年はとても悩みました。剣の使い方を父親に教わる時も、女の人に知識を授かる時も、内心でずっと悩んでいました。悩む少年を見かねた女の人は、こっそり少年にあることを教えました。
「翼を持った一族には、その一族にしか使えない武器を持っていたそうよ。強い風の加護をうけた武器で、他の種族には扱うことが出来ないんだって。実は一度だけそれを見たことがあって……銀色の不思議な剣だったわ。もしもあなたがそれを扱えるのならば、父親は嘘つきね」
少年はそれを聞いて、直感的にその剣が父親の部屋に飾ってあるかの銀色の剣ではないかと思いました。いても経ってもいられなくなった少年は、父親の部屋に走りました。その心に、信じていた父親に裏切られる不安と恐怖を抱えながら。

何やらアジトの入り口が騒がしく、父親はそちらに向かったようでした。勝手に入ると怒られるだけに、今しかないと思った少年は部屋に飛び込みました。剣は相も変わらず眩い光沢を放っています。少年は内心の不安と真実を知ることへの恐怖から手を震えさせながら、恐る恐る剣を携え、鞘から刃を抜きます。それは片刃のカタナという剣でした。

その瞬間、少年の身体を今まで感じたことのないほどに心地よい風が包みました。それは今までに感じたことのない、包まれるような優しい風でした。そして――気が付けば、少年の背中には本人の意思を無視して飛びだした翼が現れていました。ですがその翼は今までのそれとは違います。茶色っぽくて荒い羽根は全て抜け落ち、その中から吸い込まれるほどに深い漆黒の双翼が現れたのです。少年は、根拠もないのに自分が空を自由に飛べるようになったのだと確信しました。 
ヤー☆冬兎
 
もしかして…
もしかして堕天使⁉︎
自由に飛べるっていいよね。うん 
海戦型
 
連続つぶやきSS:鬼、縁、そして翼②
このアジトに連れ込まれた女の人は、大人たちに散々弄ばれて弱ったら捨てられるという扱いを受けるか、そのままどこかの誰かに物のように売られるかのどちらかでした。そして、その女の人は前者の扱いを受けていました。女の人のお世話をするのはいつも少年の役割です。汚れた体をきれいにふき取り、髪を結い、服を洗い、食事を与える。どうして大人がやらないのだろうと不思議に思っていましたが、こういうことは子供にやらせた方が女の人のためになると言われてそういうものかと納得していました。

今まで世話をした女の人たちは、確かにどれほど男達に乱暴されても少年を拒む人は少数でした。今回運び込まれた女性も、少年を拒むことはありませんでした。それどころか女の人は、少年の知らないいろんなことを少しずつ教えてくれたのです。少年はそんな女の人の事をとても気に入っていましたが、洞窟の中から出してあげる事は出来ませんでした。少年の父親が、その女の人をとても気に入っていたからです。今までも何度か、閉じ込められた女の人を可哀想に思って逃がそうとしたことがありましたが、父親にひどく叱られ、折檻と称して背中を鞭打ちされました。それが怖くて、少年は父親に逆らえないでいました。

ある日、少年は女の人に、どうして自分と父親がこんなにも似ていないのかという疑問をぶつけてみました。女の人はとても物知りだったので、ひょっとしたら大人たちの知らない事を知っているかもしれないと思ったのです。女の人はその言葉に驚き、そして怒り、最後は少年を憐れむような顔でこう言ったのです。
「この洞窟の近くに、翼を持った一族が住んでいたわ。でも10年ほど前に、盗賊に襲われてみんな死んでしまったの。襲ったのは、二本の角が生えた男の率いる盗賊だったと聞いているわ」
少年は驚きました。この洞窟の大人は翼も角も生えていないヒトが多く、自分や父親のような存在は特別だと思っていたのです。自分以外にも翼をもったヒトが沢山いたという事に驚きを隠せません。しかし、同時にそんな人たちを父親が殺してしまったのではという疑問を抱きました。
「あなたは、きっとその一族の生き残りなのね。盗賊に拾われて、利用されているんだわ。酷い嘘つき……貴方が本当にあの男の子供ならば、頭には必ず角が生えている筈よ。あなたは騙されているんだわ」
 
ヤー☆冬兎
 
やっ!
うん…奥深いです。
女の人が気になる。 
海戦型
 
連続つぶやきSS:鬼、縁、そして翼①
投稿できないのでヤケクソ気味に、つぶやきで短編やります。



その少年は、物心ついた時から大人たちに奴隷のように扱われ、何かの手伝いをさせられていました。少年は詳しい事は教えてもらませんでしたが、それは一般には盗賊や追剥と呼ばれる行為の手伝いでした。大人たちは少年に、旅の人や商人を騙して囮になるように強要し、少年はその役割を淡々とこなしました。中には騙されたことに気付いたヒトに痛めつけられたり、上手くいかずに後で大人たちに折檻されることもありました。しかし、少年は嫌な顔一つせずいいなりになります。大人たちの中でも最も強い男が、少年の父親だったからです。

少年には昔から不思議に思っていることがありました。実は、少年は昔から、自分の意思で背中に翼を生やせる力があったのです。茶色っぽくて空を飛べない見かけだけの翼です。しかし、少年の父親が翼を出している所は見たことが無く、代わりに父親の頭にはその凶暴性を誇示するような双角が生えていました。とても力が強く、大人たちの中でも一番の件の腕だった父親は時々剣の稽古をつけてくれることもありました。大人たちの話を聞く限りでは親と子は似るものらしいと知っていた少年は、何故自分と父親が似ていないのかが不思議でなりませんでした。しかし、それを聞いても父親は「お前が弱いから」とか、「母親に似ているから」とか、興味なさ気に少年に説明しました。少年は、そういうものかと納得しつつ、どこかで引っ掛かりを覚えたままでした。

そしてもう一つ、父親に部屋に置いてある一本の剣の存在を少年は気にかけていました。銀色の綺麗な細工が施され鞘に収まった剣で、ゆるい曲線を描いた珍しい形の剣でした。ある時、父親にその剣の事を尋ねました。あの剣は、昔にある場所で手に入れたものの、どうしても鞘から抜くことが出来ない剣なのだといいます。とても強い風の力を宿しているのに、剣として使えなから売り物にもならないそうです。少年はその剣をどこか別の場所で見たことがある気がしました。

そんな毎日が数年間続いたある日、大人たちがアジトである山奥の洞窟に沢山の物を運び込んできました。お酒、武器、食べ物……なんでも近くで沢山の魔物が現れ、それから逃げるために村から逃げ出した人たちを殺して奪ったそうです。父親がやっていることだから、少年はそうなのかと納得しましたが、人が苦しんで死んでいくのは好きではないので暗い気分になりました。大人たちは、その思いが無くなれば一人前だと少年を笑いました。そしてそんな荷物と一緒に、女の人が捕まえられていたのです。 
ヤー☆冬兎
 
え⁉︎
斬新な発想ですね。
その…少年かわいそうです。
解放される日を祈ってます。
翼は天使の翼ですか?
そのまま続き見ますね。 
海戦型
 
困ったなぁ
未だに更新が出来ない状態が続いてるので、誤字修正した文章が昼からそのまま放置状態です。困りました。なんで上書きできないんだろう? 
海戦型
 
以下の通りです
「例えばこんな生活は。」の「例えばこんなガチバトルは流出させられない 」
「没ストーリー倉庫」の「【D×D】記憶のお掃除」
「【短編集】現実だってファンタジー」のまだ未公開の作品
・・・というかどの小説のどの話でも同じみたいです。

利用環境は・・・ウィンドウズ7のちょい古いノートPCで、ネット接続は有線です。確かビビック光だったかな?それ以上は詳しくないので何とも・・・


追記:ちょっと再起動を試してみましたが、特に意味は無かったみたいです。 
肥前のポチ
 
小説のタイトルと話のタイトルを教えてもらえますか?
小説のタイトルと話のタイトルを教えてもらえますか?
正常に更新できるように思うんですが、利用している環境を教えて貰えますか? 
海戦型
 
確か昼10時くらいからですけど
小説の誤字潰しをしたものを「更新」ボタンで反映させようとしてるんですが、全然できずに、暫く読み込みのグルグルが回った末に「504 Gateway Time-out」っていうエラー画面のが映ります。未だに続いてます。

一度ログアウトして再ログインとかしてみましたけど意味がありませんでした。つぶやきが出来てこっちが出来ないのなら文字数も関係あるんだろうかなどと素人ながら訝しんでます。 
肥前のポチ
 
お聞きしてもいいでしょうか?
もう更新できるようになっていると思うんですけど
ちなみにどういう状況なのでしょうか? 
海戦型
 
日間ランキング(オリジナル作品)…だって?
やってしまった……数多くのオリジナルガチ勢がいる中で、高々ちょっと取り留めもない短編を書いているだけの自分が偶然今日に小説を投稿した所為で、初ランキング二位を飾ってしまうとか……不覚!超不覚!なんという空気の読めない間が悪い。

私は未だ2次創作メインの人間なのに……なんか、ごめんなさいという気分です。私みたいなオリジナル勢の末席を汚す鬱陶しい奴が取っていい場所じゃなかったのに……本当、申し訳ありませんでした。(だれにあやまっているのだ) 
海戦型
 
年齢制限
今更過ぎますが、「【短編集】現実だってファンタジー」に年齢制限を設けました。我ながらちょっとうかつだったかな、と反省してます。部で年齢別に分けたりR-15の短編集を改めて作ろうかとも思いましたが、このサイトの並べ替えシステムはちょっと手間なのでやめました。数が増えてマイページがごちゃごちゃするのも嫌ですし。

で、そのついでに連絡です。
25日に短編をさらに「俺に可愛い幼馴染がいるとでも思っていたのか?」の外伝的なものを投稿する予定があるのですが・・・・・・私、実は自分を変なテンションに追い込んでからの執筆が好きでして、今回のあれ以上に変というか、そんな内容になってるかもしれません。
一応その小説の前書きにも警告書いてあるので・・・決して最初に投稿したアレと同じものだと期待しないようお願いします。
毎度短編にはテーマみたいなのがあるんですけど、今回のはヤンデレ的なものを意識しましたので。


所で話は変わりますが、「俺に可愛い幼馴染がいるとでも思っていたのか?」・・・って、タイトル長いのでこれから俺馴(おれなじ)と略します。もっといい略し方あったら教えてください。
それと一応日刊話別ランキング12位になりました。応援に感謝です。 
海戦型
 
あくまでヤンデレ的なものですよ
世間一般のヤンデレとは違う場合がございます。というかそこが不安だからこその警告です。
こればっかりは、読んでもらって確かめるしかありません……

あと俺幼・・・案の一つとして覚えておきます。 
ヤー☆冬兎
 
おめでとうございます!!
俺馴の外伝待ってましたーーー!!僕これ一番好きなんですよ!
ヤンデレですか~けっこういけます!

略し方について、僕は俺幼(おれおさ)の方が好きかも...あ!気にしないでください!自分が読みやすい風に言ってるだけですから~~
最後に海戦型さんがんばって下さい!! 
海戦型
 
エマージェンシー
すいませんが確認させてください。私がさっき短編集に投稿した「KillinGirl Night [R-15] 」という小説、ちゃんと読める状態になっているでしょうか?さっきから何度も確認してるんですが、見れたかと思ったらキャッシュ作成中になったり、確認し直したら今度は話そのものが表示されてなかったりとどうなってるのかよく分かりません。


追伸:報告ありがとうございます。完全に反映されたようです。お手数かけてすみません。
あと・・・誤字修正しました。あーハズカシイ。 
N.C
 
読めました
普通に、読破させていただきました。
参考にさせていただきますね(ボソッ 
海戦型
 
「何もかも間違ってるかもしれないIS」の読者さんへ
長い事更新を止めて申し訳ありません、海戦型です。

他の小説にちまちまと手を出していることも原因ですが、現在まだストックが8つしか溜まっていない状態です。しかもこれから1か月ほどは更にリアルの都合で小説が書きにくい環境になるので、次の更新は11月ごろにしようと考えています。
更新を諦めてなどいません。ちゃんと書いてます。手こずっていたのは所謂導入部なので、ここからは時間に余裕のある限りガンガン書き進めて今までの遅れを取り戻せる勢いの更新をしたい・・・です。最低でも11月になったら必ず更新します。

幸いスマブラで持ちキャラだったドクターマリオが復活+ゼノブレイドのシュルクが参戦して、執筆テンションも上昇傾向にあります(何だそりゃ)頑張ります。

以上、お詫びとお知らせでした。 
海戦型
 
期待に沿えるよう頑張ります
ゼノブレイドは、やりたいけど諸事情で手が伸びなかったゲームでして・・・一通りストーリーは動画で知ってるんですけど。
今度、新3DSに移植されるらしいので、ぜひともやりたいものです。 
イース・ロゼリア
 
気長に待ってます
リアル優先なので仕方ありませんね。更新まで気長に待ってます。

ゼノブレイド時間がなくて最近やってないな・・・いい加減クリアしないと。

80時間以上プレイしていまだにラスボスの正体わからないってどうゆうことなの・・・

まあ主にストーリー無視して、フィールド散策に夢中になってたからですが。 
海戦型
 
ご飯を食べたくない
だって食べたら眠くなるし集中力も途切れてしまうじゃないですか。だからご飯を食べないでいればもっと小説が書けるんですよ。というホームズ理論。 
海戦型
 
私は究極超人じゃないので
あ~る君じゃないですけど牛乳あればご飯オンリーでいける…って、なんの話だこれ? 
黒猫大ちゃん
 
ご飯を食べないと
 お腹がすくじゃないか。
 お腹がすくと怒りっぽくなるじゃないか。

 怒ると胃に悪いんだ。

 胃が悪いとご飯が食べられなくなるんだぞ。

 ご飯が食べられないとお腹がすくじゃないか。

 お腹が……。

 ……忙しいのに、何を書いて居るんだ、俺は。
 
海戦型
 
日本がぶっ壊れる話
前に母と一緒にとある計画を話し合ったことがあります。その名も「ソーラ・レイ計画」。そう、ガンダムに出てきたりするあれを使った壮大な計画です。

まず宇宙にソーラ・レイを建造します。ソーラ・レイの太陽エネルギーを溜めるパネルはソーラー発電機能と兵器としてのエネルギー収束機能の両方を持たせます。こうすることによって宇宙で手に入れた電力を地球にマイクロウェーブみたいな感じで送信することによって日本はエネルギー問題から解放されます。

すごいぞ日本。天候にも左右されない人類史上最大規模の再生可能エネルギー発電施設完成だ。これで火力発電も原発もいらないぞ。やったー。え、憲法9条?何を言っているんですかこれは発電施設です。兵器じゃありません。ただちょっとエネルギーを収束して地球をピンポイントで狙い撃ちできるだけですってば。

こいつは自衛隊にも代わる抑止力です。核ミサイルみたいな大量破壊兵器と違って宇宙にあるから攻撃できる場所を選びません。このスーパーパワーがあれば相手が中国だろうが韓国だろうがロシアだろうがアメリカだろうがボスニアヘルツェゴビナだろうが日本においそれと手出しは出来なくなります。核抑止などもう古いのです。ごちゃごちゃと文句こねるならその国のどっか人の住んでない所に最少出力のソーラ・レイを2,3発ぶち込んで黙らせりゃ無問題です。

え、施設が破壊されそうになったらどうするかって?
あるいは操っている日本を襲撃されたらどうするって?
もしくは相手国も似たような施設を宇宙に建造したら?
心配いりません。ソーラ・レイを宇宙に作れる技術力ならば日本はとっくにモビルスーツ開発に成功している筈です。つまり宇宙のソーラ・レイに直接手出ししたり紛い物を作ろうものならばビームライフルで木端微塵です。やったー。誰も日本に逆らえないぞ!しかも世界の何所で戦争が起ころうと問答無用で天の裁き(物理)を叩きこめます。技術大国日本ばんざーい!世界にとこしえの安寧を!

・・・信じられますか皆さん。これ、7割母の考えた内容です。さすがロボットアニメ黄金時代を生きた人間は格が違いますね。 
海戦型
 
それは困りますね
しょうがないのでたらふく増幅器使ってなんとかしましょう。
月は出ているかと聞いている!(半ギレ) 
aki eco
 
なんとなく
ファイバードあたりでそれっぽいのを宇宙に設置していざ宇宙からのエネルギーを受けるときに
受け取ったエネルギーを電気に変換するときに大量の電力が必要になって蓄えていた電力が空になった話を思い出しました 
海戦型
 
(CV.銀河〇丈)
さしずめママンの野望・・・ 
黒猫大ちゃん
 
我が忠勇なる○○軍兵士達よ
 今や地球連邦軍の……。

 イカン、ヤバい台詞を口走る所で有った。
 敢えて言おう、カスであると!

 イカン、これ以上は本当に不味すぎる。 
海戦型
 
ふと疑問に思ったこと
SAOにユウキって子がいますね。原作は読んでないんで何か見落としがあるかもしれませんが、調べててふと「ん?」って思ったことがあります。

・出生時に輸血用血液製剤からHIVに感染している。
・両親と姉(双子)は既にエイズで他界。

・・・・・・?両親がエイズで他界?父親も母親も?母親は出産の関係だろうと分かるけど、父親は何で?別の病気で血液製剤が必要だったんだろうか?HIV感染の原因は血液製剤なんですよね?原作読めばわかるんでしょうか。謎です。

というかHIVが体の免疫力を破壊してエイズを発症するまでに平均約10年かかる(実際には10年以上である確率5割という情報あり)と言われてます。免疫不十分だった子供二人はともかく、ちゃんと治療すれば免疫十分なはずのユウキの両親はまだ死ななかった可能性が高いです。
ユウキの様子を見るに感染自体はそれなりに早く発覚したようですが・・・なんで死んだんでしょうか。途轍もなく運が悪く非常に早く発症して、尚且つ医者が治療法を誤ったんでしょうか。それとも治療費が無かった?うーん、分かりません。

というか血液製剤からHIVに感染というのも現代では考えにくい事態です。前提として、ウイルスを加熱処理で不活性化していない非加熱製剤が流通していないとこんなことは起きません。感染が2011年ですよね?薬害エイズ事件とかどうなってるんでしょうか、それともSAO世界のエイズは我々の世界のそれと何か違うんでしょうか。謎です。

何か情報を見落としてるんでしょうか・・・。それともパラレルなワールドの話?


追記:血液製剤でなくて輸血用の血液?だったようです。現代の技術では献血した血液について、HIV感染の有無の精度を100%には出来ないようで、感染は絶対にありえない事ではないとのことです。
本格的に父親が感染した理由が不明です。赤ん坊への輸血はあり得ますが・・・・・・ 
黒猫大ちゃん
 
閉め切っちゃってたか。
 こう言うネタはヤバいんですけどね。
 でも、こう言う部分は二次のネタにはし易い。
 但し、アンチに成って仕舞う。

 書いている本人に、あまりそう言う意識はなかったとしてもね。

 ……おっと、これ以上、書くと非常にマズイ内容に成りそうなのでこれで失礼します。 
海戦型
 
うーむ
私の感覚としては、こういう重要な設定は予め逃げ道を用意するか、しっかり調べた末に不自然の無いよう決めるものだと思いますが・・・

結論:この問題はこれ以上深く追求したらなんだか危なそうなので終了した方が良さそうです。 
からすそ
 
ユウキの両親の死
ユウキはHIV感染をしているのは、かなり小さい頃のようです。
実質、ユウキの家庭はHIVによって全滅している事になりますね。

因みにユウキは、HIVの事で散々校内(教員やPTAを含む)や近所から嫌がらせや虐めなどがあったらしいです。寧ろ、原作まで耐えていたのが凄いと思います。
常人なら、自殺やメンタル的な意味で弱っていき、免疫力が激減して、会話不可能(既に死んでいる事もある)になっていてもおかしくはないそうです。
なので、キリト達と会うまで耐えていたユウキは、凄まじくメンタルが強い事になりますね。
ちゃんと生きていたIFがあるなら、SAOのストーリー最強キャラになっていた事でしょう。

憶測ですが、両親の方は結婚時からHIVに感染してたと思われます。
でなければ、辻褄すら合わないので……
或いは、出産後に輸血した時に感染したとか……
或いは、出産前に……
 
海戦型
 
なんだか
今日は調子が悪いな、って日が来ました。執筆したい気持ちがから回る気分・・・イマイチ考えがまとまらない。スランプとは違う一時的な集中力の減退が引き起こす不調に特効薬は存在せず、通り過ぎるしかありません。

明日は明日の風が吹く。
「星のカービィ」の主人公・カービィの座右の銘であり、私もそれにあやかって座右の銘としている言葉です。出来上がってない物はやりたくても明日に回す。出来上がってるのは取りあえず投稿でもして、結果は明日に考える。我々には明日があります。そして明日は生きている限り何度でも訪れます。

考えすぎや、やる気の空回りはよくない。創作に常に一生懸命である必要はないのです。 
海戦型
 
・・・・・・
どこかに文字で残しておかないと忘れそうだから記念に。

「ISオリ主モノを(ry」・・・日刊1位 週刊8位 日刊話別4位

これを一発ネタとして是認されたのは嬉しいです。なぜなら是認されなければ不発弾だからです。
正直、これで行けるんなら今まで使い道に困ってた没ネタをちょっとずつ消化できるかもと思ってました。
しかし・・・あんまり高く評価されるとそれはそれでやりにくいなぁというのが本音です。少人数でくすくす楽しんでいるうちは問題なくとも、なまじ注目度が高まるとどうしても周囲の目線が気になってきます。つまり、落ち着いて羽目を外せないんです。

このシリーズを続けてみないかと感想で言われましたが、一発ネタは所詮一発ネタでしかありません。ファーストインパクトで読むのを止めた人は二度と来ないでしょうし、形式が同じになればどうしても内容がマンネリ化して飽きられます。最終的に絶対飽きると分かり切っているシリーズに他人を付き合わせるのは嫌なんです。

だからあれはあれっきり。サイドストーリーのリクエストがあっても話の追加はせず、感想の場でしか応えません。多分。


追記:
あ、でも「没ストーリー倉庫」に放り込む可能性はあります。

9/8 日刊1位、週刊2位、月間20位、話別10位・・・沈むかと思ったら浮きおった・・・!? 
海戦型
 
思い出話
昔、まだ「にじファン」があったころ・・・衝撃的な一発ネタ小説を見たことがあるんですよ。東方projectの二次創作でオリ主もの・・・というところまではまぁ、よくあります。問題は内容です。

主人公はとにかく速く、ものすごく速い。幻想郷最速と名高い射命丸より速い。その速さが自慢なんです。彼は「これから伝説を残すぜ!瞬きして見逃すなよ!?」的なことを言います。
―――そして彼は伝説になりました。

・・・・・・はい、終わりです。瞬きしている間に結末を見逃してしまったのですが、彼は常人には見切ることも難しいほどの速さで何かしらのストーリーを辿り、物語を完結させ、伝説になったらしいです。

具体的にどんなストーリーかと言うと、そんなものは存在しません。ただ文字にして「伝説になった」という結果だけが読者に伝えられました。もう見事なまでの一発ネタです。小説の9割以上が前振りで、いったいどうオチをつける気だと読者が緊張した末での全カット。非常に馬鹿馬鹿しくて、しかし一本取られたと破顔しました。これは確かに最速だ。
感想欄では「92話が最高だった(うろ覚え)」とか「ゆかりん可愛かった(うろ覚え)」とか、登場もしてなければ存在もしていないストーリーを書き込むノリのいい方々が大量発生。彼らの頭の中ではその主人公が辿った結末が妄想で描かれているのです。究極のセルフ小説でした。一部「ふざけんな」怒っている方もいましたが。

ともかく、小説と言うのは偶にはおふざけ全開の一発ネタを書いてもいいんだ、という事を学ばされた小説でした。未だにネタ小説であれの印象を超えるモノには出会ったことが無いです。だから・・・・・・小説だからって別に文章を書く能力で勝負しなければいけないわけじゃないのです。むしろそのような斬新なアイデアこそ、人を笑わせることが出来るんです。
 
海戦型
 
ふと
今回投稿した小説に使用したパロはいくつあるのか調べてみました。以下、一覧。

鉄腕アトム
ハリー・ポッター
2004年版鉄人28号
ストリートファイターⅡ
機動戦士ガンダムシリーズ(2作品)
ドラえもん
ジョジョの奇妙な冒険
進撃の巨人
VOCALOID(の音楽)
とある魔術の禁書目録
賭博破戒録カイジ
宇宙の騎士テッカマンブレード
大乱闘スマッシュブラザーズ
MOTHER2(ゲーム)
Angel Beats!
るろうに剣心
ローゼンメイデン
鋼鉄神ジーグ
HELLSING
コマンドー
ガラスの仮面
ゼノギアス
マシンロボ クロノスの大逆襲
ポケットモンスター
ひなビタ♪(音楽企画)
うえきの法則

+4(2chネタ、とある人物の名言)

計31個・・・・・・多い。自重を捨てるとこんなにパロを使うものなんですね。しかもそのほとんどが使う必要のなかったパロです。 
海戦型
 
病的に避ける必要も
ないかなぁとは思います。言葉や文字の広がりは際限がないから、とくにちょっとしたパロディは現代語の一種として受け入れるのも必要と考えます。
ただ内容があまりにもマニアックだったりマイナーでくどいと、それは面白くありませんからね。私はオリ小説以外は割とパロを使うんですが、やっぱり気を抜いて書いている作品にそういうつまらないパロが出現しやすいです。気を付けねば・・・ 
N.C
 
パロディってやると際限ないですからね
しかも、友人の間で日常的に使っていた言葉が実はどこかに原作があるとか、時たまありますから。パロディをやる気はないのに、日常と同じノリで文章を書いたらいつの間にかパロディが混ざっていたり。
パロディからは逃れられないんですかねぇ……(現実逃避 
海戦型
 
危険性の話
男の娘の一発ネタ度とテンプレ度は異常です。

「女の子だよね」→「男だ!」とか「何でこいつは女に生まれなかったんだ」みたいなやり取りは既に大量の先駆者がおり、今更何の新鮮味もありません。しかもこのやり取り、大抵の作品の場合はそのキャラが出るたびに何度も何度も見ることになって、余程男の娘シチュエーションが好きな人でない限り飽きます。漫画やアニメなら映像の可愛さで誤魔化せますけど小説だと厳しいです。

男の娘っていうのは男だったと判明するまでがそのキャラのピークになりやすいんです。登場時のインパクトがあっても物語の中で役割を大きくするのが難しい。そしてタグに「男の娘」とついているとそのピークすら結果が分かりきっていて訪れない。後は独立したキャラクターとしてどこまで個性を引き出して物語に絡ませるかの話ですけど・・・

あと、男の娘は可愛いから許されると主張する人がいますが、「可愛い」と「個性がある」は全く別の物です。没個性でも何番煎じでもかわいくすることは全然可能です。怖いのは「可愛いけど、それだけ」って言い切られる瞬間です。可愛いことが必ずしも読者の求めている物語にそぐう訳ではないんです。
男の娘というテンプレ設定ありきで、そこにキャラクターが付随しているだけと言いますか・・・属性がキャラに勝ってしまうと、もう物語内にそのキャラが存在する意味が無いような気がします。(これは男の娘に限りません)

あー・・・つまり、男の娘というキャラクターの運用は非常に難しいんです。使い捨てにする、時々出す、みたいな事になりやすいし、全面に押し出すとなると単に男の娘であるという域を確実に超えたキャラ付け・心理描写・生い立ちなどの設定にかなり力を入れないと飽きられちゃう。
総合すると・・・
・発展性と応用性に乏しくマンネリ化しやすい
・インパクトはあるが持続性が無い
・かわいくても個性が出しづらい
という欠点がある、と言いたいのです。女装で女に見えるという事ならば女装をするしないの選択が可能なので一辺倒になるのを防げるんですが自分にとって男の娘というのは非常にもったいないというか、やれる範囲の狭いキャラ付けだと思っています。そして(特に二次創作界隈では)この欠点に気付かず男の娘に挑戦する人の多いこと多い事。
いや、別にそれで評価されていて人気があるのなら悪いことではないと思います。書いている自分が楽しくて読んだ人も楽しいのなら、それに越したことはありません。

でも、物語を楽しむうえでは危険なことだとも考えるのです。
(追記:これは男の娘というより、リスクをリスクとして把握していない流れがあるという事が危険だという意味です)

物語の世界にキャラが暮らしている以上「世界観(雰囲気)≧キャラクター」の図式はあって然るべきだと自分は思います。つまり、あくまで世界があって、その上にキャラクターはいるという前提です。世界の方が大きく、エンタメのバランスを考えてもやはり世界観とキャラの重みがある程度釣り合っていなければどこか歪な世界になります。
つまりここでキャラの持つ属性や可愛さといったものに重点を置くと、このバランスが崩れて世界観が「ついで」の存在になります。世間がこのまま可愛さや属性ばかりを求めているのなら、最終的にはキャラクターも「ついで」の存在にならないだろうか?

イラストならまだいいです。あれはビジュアルや見た瞬間の印象こそ最も大事なもので、そこがスタート地点だからです。でもアニメ、漫画、小説でそれはあまりにも危険です。何故なら楽しむべき、作者がその技量を振るうべき物語の部分が「ついで」の扱いになってしまうからです。

果たしてそれは、小説なんでしょうか。
もしも自分の知っている「小説」が「小説」でなくなる瞬間というのが訪れたら・・・と、考えすぎなことを考えました。 
海戦型
 
返信
>N.Cさん
問題ありません。たぶん。

>黒猫大ちゃんさん
自分も結構やばいこと書きかけました。
世界観は、特に時代が現代で日常系だと世界観があやふやになりやすくて・・・これ、結構怖いことだと思うんですよね。あやふやになっていることに作者が気付かないっていうのは怖いです。

>水音さん
ラノベじゃない小説で面白い人の文章を読むと、雰囲気作りが本当に上手いですよね。読者のイマジネーションを引き出して光景を幻視させているかのようです。自分もその辺を研究中です。 
水音
 
主人公「でもな、こいつ男(♂)なんだぜ」
ヒロイン「……えっ? 何その冗談」
主人公「だから、こいつは女じゃなくて……ほら(男の娘のスカートめくる)」
男の娘「いやあぁん(はぁと)」
ってのもテンプレのひとつ。

何か自分で書いときながらくだらなさに涙出てきた。。。


ですが私が主に読んでいる海外小説では、周囲の風景とか部屋の小物、相手のつけているアクセサリーなどの描写が濃密で、靴音、体温、息遣いまで容易に想像できるものもありますね。
そんな一見無駄そうな描写から登場人物の心理に繋げていく技法は本気で会得したいです。
 
黒猫大ちゃん
 
『小説』が『小説』でなくなるか。
 キツイ表現ですなぁ。
 でも小説の形態を取りながらイラスト頼りで世界観がついでと成った小説など腐る……。おっと、更に危険な事を口走る所だった。

 まぁ、ここに挙げられた問題は別に『男の娘設定』に限った事じゃないと思うので、自分もちゃんと考えながら書かないとね。
 これ以上書くと、更にヤバそうなのでこれにて失礼。 
N.C
 
少し追記
うーん。男っぽくなるっていう感じですかね。そんなにガラリとは変わりません。 
海戦型
 
謝らないでもいいのに・・・
自分、他人の物語やキャラ付けにケチ付けられるほど偉い身分じゃありませんから。というか自分がこんなつぶやきするときは大抵暴走しているときなので話半分でいいですよ。

成長によって属性が失われるところまで考えてなさるのならば立派だと思います。それに最初のインパクトと言うのは馬鹿にできません。イメージが固まりやすいし、何より執筆の勢いになる。上の文を見ると欠点だらけに見えてもちゃんと探せば利点もありますし、捨てるものと最初から割り切るのならばそれはそれでありだと思います。

とはいえN.CさんにはN.Cさんの考えがありますから、それに口を出すような形になったのはちょっと申し訳ないです。

・・・ん?というか、成長して普通に男に見えるのなら、それは男の娘と言えるのか微妙じゃ・・・あ、でも元々男の娘って区分けのあいまいなジャンルだからなぁ・・・
 
N.C
 
チーン……
ここに、主人公を男の娘にした馬鹿がいます。はい自分です、すみません。
最初に変装の類に応用しやすいという安直な理由でやったんですけど、よく考えたら自分の作品の暗殺者は変装する必要性がないということに気付きました。そもそも、なんで当時自分は『男の娘=変装に有利』という謎すぎる等式を立てたのか未だに理解できなかったり。

確かに男の娘というジャンルは、二次創作ではなにかと使われますが形骸化しやすいです。自分の場合はオリジナルですが、イラストにされたらインパクトがあるのはなんだろう? という理由でも始めました。なので、序章で多少ネタにされる程度で、あとは完全に形骸化しています。そもそも自分が可愛いだのそういう方面の機微を描写することに疎いので、物語の後半では一切出てこないと思います。というか主人公が成人するので、流石に男の娘じゃなくなります。
つまり自分は、可愛さというより、イラスト化された時のインパクト重視ということです。外見的なインパクトは主人公の悪友が突き抜けてしまったので、別にもう男の娘でなくてもいいんですけど、何回も再構成して全てを通して男の娘だったのでもう修正利きません。というか脳内イメージが固定化されちゃって無理でした。

自分の中で『男の娘』というものはあくまで一要素、あるいはイラスト化の賑やかしとか一時のネタに近いものですね。世界観やキャラクターが潰れない程度の軽さで描いているつもりです。
自分のネタが、本来の物語を圧潰させていないことを願うばかりです。

-追記-
自分の作品のその主人公は、確かに個性が薄いです。いきなり狙撃する侍女とか上半身裸で闊歩する人類最強とか髪の毛をぐるぐる巻きにした刀鍛冶とかのほうがよっぽど個性が濃いです。
やはり無意味に男の娘設定をつけるものではありませんね。イメージ固定のせいで男の娘設定のままで登場という展開は不可避ですが。 

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