「冥王来訪」の感想一覧

良い点 / 悪い点 / コメント
(非会員)
 
コメント
劉仲敬氏は戦後という単語とは福島県で倒幕戦争を指す、旧アメリカ連合国の地域で南北戦争を指す、と評します。 
作者からの返信
作者からの返信
 
>福島県
会津藩の事でしょうか。
30年ほど前、会津若松に行った際、いろいろと見ましたが、資料館の展示などを見ていると、まあ120年たってもいろいろとしこりは残ったかなという印象は受けました。
 会津若松の人間は、隣県の茨城県にまで敵愾心を持っていますからね。
幕藩体制を終わらせたのは水戸藩出身の徳川慶喜であったためです。
殿様同士は親戚で、あとで会津若松の松平家から養子を貰って宗家の地位を渡したんですけどね……
 埋葬を禁止したとか、卑劣な行為をした、強制移住をさせたというのは創作です。
ただ一部の白虎隊や女子軍が先々を悲観して自決を遂げたのは事実です。
 気の毒には思いますが、江戸幕府の方針として、内戦を続けて海外列強の手が入ることを恐れたためでした。
また会津藩は北海道の土地をプロイセンに譲渡しようとしましたが、未遂で終わりました。
この事を触れる研究者は、かなり少ないですね。

 約2万人がなくなった内戦ですが、150年たっても一部の地域ではくすぶっていますね。
時間がたって関係者がいなくなってから、余計ひどくなっているような印象は受けます。 
(非会員)
 
コメント
>劉仲敬先生は日本史についてかなり詳しく勉強されていますね。

劉仲敬氏は佐藤家族が今では保守派とよばれるけど、薩摩の西郷隆盛と長州藩の前原家族との比べれば、福沢諭吉に期待されて平民化の先駆の如く、政治界にも関わらず、軍官でも佐藤家族のメンバーがあると論じます。 
作者からの返信
作者からの返信
 
福島県の旧信夫群、今の福島県福島市には中世から佐藤氏という武士はいましたが、その後は各地に点々と移りました。
 仙台藩とか近隣の藩で重役を担ってますね。

>佐藤家族
元陸上自衛隊一佐(大佐、上校)の佐藤正久参議院議員は、多分普通の平民出身ですよ。

>長州藩の前原家族
 前原一誠の子孫ですか。官職に就いた方は聞いたことがございません。
今は旧宅で静かに暮らしていますね。
 多分、佐賀藩の江藤新平と勘違いなされたのではないでしょうか。
江藤新平の子孫は議員や陸軍軍人、自衛官になっていますね。
いまも玄孫にあたる方が自衛隊にいるはずですよ。

 
(非会員)
 
コメント
>かりにあり得るのが、市役所や町村役場に知り合いがいて、戸籍を閲覧できる立場の人間の場合であれば、知りうることが出来ます。

雄渾さんは《銀河英雄伝説×Fate/Stay Night》という同人小説をどう評しますが? 
作者からの返信
作者からの返信
 
 PIXIVの奴ですか?ハーメルン?
ヤン・ウェンリーをサーヴァントとして召喚する話ですよね。  
これは知りませんでしたので、何とも言えませんね。

銀英伝単体やFGO系の奴なら、読むのですが、こんな移植のクロスオーバーがあったとは……

 
(非会員)
 
コメント
もう一つが水戸黄門と暴れん将軍など時代劇での悪代官のイメージに準拠とはソビエトやナチス・ドイツなどレーニン主義の体制から出身の幹部たちです。 
作者からの返信
作者からの返信
 
故・ロバート・コンクエスト教授の書いた古典的名作『悲しみの収穫 : ウクライナ大飢饉 : スターリンの農業集団化と飢饉テロ』(原題:"The harvest of sorrow : Soviet collectivization and the terror-famine")にソ連の徴税官の悪行が掲載されていましたね。
租税を払えない農民は生きるために、徴税官と肉体関係を結んだり、偽証をして隣家の住民を売り飛ばしたり、貴族や古代の墓所を暴いて、金銀財宝を渡したという話が記されていました。
 日本の学校ではソ連のネガティブな情報は教えませんでしたが、シベリア抑留の経験者が多くいたので、ソ連の実態というのはよく知られていましたね。
むしろ、学者連中の方が、ソ連や中共を神聖視して、「中国が独力で核兵器をもつようになれば、(中略)共産陣営の中でソ連と対等になり、同時にそれが世界の核戦争を防ぐ力になる」という知識人が普通に居ましたからね。
今では信じられない話です。
 
(非会員)
 
コメント
真実の悪代官のイメージに適するのは《大明王朝 1556》での大臣たちです。 
作者からの返信
作者からの返信
 
 日本でも鄭和を題材にした『海帝』と明・憲宗(成化帝)時代を扱った『新☆再生縁-明王朝宮廷物語-』という明王朝物の漫画がありましたが、どちらも出てくる宦官や官吏、方士などは屑ぞろいでしたね。
両方とも『大明実録』を参照にしたらしいですが、普通の日本人には考えられない外道ぶりでした。 
(非会員)
 
コメント
僕は劉仲敬氏の論点を読みすぎます

1、Jane Austenの作品は歴史の中のイギリスにおける郷村の真実を反応します。
2、水戸黄門や暴れん将軍など時代劇で描けて悪代官は歴史の悪代官ではなく、中世のヨーロッパにおける強盜騎士と19世紀のアメリカにおける泥棒男爵とのような存在です。 
作者からの返信
作者からの返信
 
劉仲敬先生は日本史についてかなり詳しく勉強されていますね。

 日本の支配層が農民に気を使ったのは、彼らの反逆が恐ろしい面もありましょうが、一番の原因は欧州や志那の様に農地を捨てて離散するということが出来ない為でした。
 中世の発展は、地方領主がどれだけ力を付けるかによる面も大きいので、農民層や半農半兵の国人衆を大事にしていましたね。
本当にひどい支配だったら、一向一揆の様に領主ごと抹殺されますし、幕府の介入の材料にされました。
 あと江戸時代は、直訴や陳情という方法が一般化していましたので、老中や若年寄も駕籠や馬を止めて話を聞きいれることがざらでした。
(目安箱やその他の直訴方法が認められていました)
 井伊直弼の暗殺は、直訴を装った薩摩藩と水戸藩のテロリストによる事件でした。
剣術の名人であった井伊直弼は、回転拳銃で重傷を負わされた後に、惨殺されました。

>欧州の強盗騎士
欧州の場合は、特にアルプス以北は小麦の栽培に不向きでしたからね。
平地のあったポーランド、ハンガリーやウクライナならともかく、山がちで森の多いドイツなどはジャガイモの伝来まで豚を飼って、その肉だけで冬を過ごしていましたからね。
 定期的に訪れる飢饉に、荘園や、臼引き小屋、パン焼き窯の使用量、年収の1割から2割の教会税。
 最近は暗黒時代ではないという学説が出てはいますが、同時代の日本よりはかなり厳しい税制ですよ。
 
(非会員)
 
コメント
>雄渾さん、《機動警察パトレイバー 2 the Movie》と《ガサラキ》とのふたつ映像でのアメリカについて描き方をどう評しますが?

次に質問のは真実に悪代官のイメージは《水戸黄門》など時代劇と一致ですが?あるいは《踊る大捜査線》での池神静夫と安住武史との二人、および《機動警察パトレイバー》での海法と山寺と福島隆浩(アニメ版)との三人は真実に悪代官のイメージに準ずますが? 
作者からの返信
作者からの返信
 
>悪代官のイメージは《水戸黄門》など時代劇と一致ですか
 仰る通りです
押井監督の作品の悪役は、絵にかいたような悪役ですね。
 70年安保の世代の作品の悪役は、米軍、CIA、軍産複合体です。
変わり種でKGBを出したりしますが、その心は反権力・反米の無政府思想ですね

>悪代官のイメージに準ずますか
面白くするのにわざとらしい悪人を作中に登場させるのは、歌舞伎以来の作劇の手法ですね。
伝統芸能の面であるのは否定しません。 
(非会員)
 
コメント
>現実にはありえなくはないでしょうが、いろいろともめそうな話です。

もし中世の時での大学であれば、可能性がありますが? 
作者からの返信
作者からの返信
 
 近代以前ならば、女性は人づてで御座所まで上がれるチャンスはありますからね。
貴族や大名の側室などになれば、ある程度自由には動けますし。

 なんらかの共同体から外れた女性は、有力者の妻や愛人になる以外、生きられない時代でしたからね。


 
(非会員)
 
コメント
雄渾さん、《機動警察パトレイバー 2 the Movie》と《ガサラキ》とのふたつ映像でのアメリカについて描き方をどう評しますが? 
作者からの返信
作者からの返信
 
まず両作品とも時代を考慮すべきです。
1990年代というバブル崩壊によって既存の価値観が失われていく時代の過程に作られたことを考慮しなければなりません。

パトレイバーの押井監督は昭和26年生まれ。ちょうど青年期の昭和40年代後半は70年代安保のさなかで、赤軍派の武力闘争で社会が混乱していた時代でした。
この70年安保を青年期に迎えた世代は、国家そのものの影響力を過大に評価して、既存の価値観や国家そのものを否定する傾向にあります。
 押井監督の作品もその例に漏れません。
また『パトレイバー2』のころはカンボジアPKOで自衛隊の海外派兵でもめた時期です。
映画の中に、かなり直接的な比喩が入っています。
あと
1993年はバブル崩壊後とは言えも、社会に金は回っていました。
今見るとかなり豪華な映画ですよね。

ガサラキは西田という狂人のせいで戦争になりそうになったと言う事を書いているだけで、それほど反米ではありません。
米国大統領の自制心で戦争を回避していますし。
 むしろ、戦後の日本の反米民族派を皮肉った作品と言えるでしょう。

西田のオマージュは間違いなく三島由紀夫ですが、現実としては一水会の行動に似てますね。
一水会はロシアと近しい団体で、一説には間諜の手が入っているとのうわさも見聞きしております


 
(非会員)
 
コメント
僕はふたつの例を挙げます

1、《瀬戸の花嫁》での磯野第三中学校と瀬戸豪三郎のであります
2、《To LOVEる -とらぶる-》での彩南高校とララ・サタリン・デビルークのであります 
作者からの返信
作者からの返信
 
 私立学校などであれば、身分調査は内密にすることはあります。
公的機関やかつての国営企業の場合は、訴訟リスクがあるので、避けているのが現状です。
 
 かりにあり得るのが、市役所や町村役場に知り合いがいて、戸籍を閲覧できる立場の人間の場合であれば、知りうることが出来ます。

地方自治体の長や、助役、議員などであれば、秘密裏に閲覧できますからね。

 学校長や私立の学園の長から相談を受ければ、内密の話として伝えることはあるでしょう。
公式のルートでは、今はまずありませんね。

警察消防や、海保、自衛隊ならいざ知らず……
今の日本だと法執行機関以外は身辺検査しないのが実情です。

>『瀬戸の花嫁』の瀬戸豪三郎
やくざ者は教職免許を持っていたとしても、暴対法やいろいろな関係で実際の教職には付けないと思いますよ。
いまは簡単に罷免できますし。
ありえない話ですね。
私立学校でも、父兄が嫌がって、罷免でしょう。
日本や韓国の場合は、入れ墨やタトゥーが入っている時点で、一切公職に就けない内規があります。
大阪市で入れ墨の再調査した際に、入れ墨の入った職員は辞職したり、左遷の憂き目にあってますね。

>ララ・サタリン・デビルーク
一応、日本の学校は無戸籍の人間でも通えなくはないですが……
このへんは「うる星やつら」以来の宇宙人ヒロインの伝統ですね。

現実にはありえなくはないでしょうが、いろいろともめそうな話です。 
(非会員)
 
コメント
文部科学省は生徒の戸籍について調べたいことをしますが?

この質問のはアニメでも漫画でも劇中の人物は素性の未明な転校生の自己紹介されてシーンがありますから。 
作者からの返信
作者からの返信
 
 文科省の方は、個人情報まで調べる余裕がないでしょう。
教育行政以外に、ロケット、ITなどの科学技術開発、国宝、重要文化財、寺社の管理などの文化庁も抱えていますからね。
 旧文部省時代でも、生徒や学生一個人の情報には構っていないはずです。

ただし国家公務員として文部省に入賞する場合は、身元を調査されました。
1990年半ばまでの話です。

左派の国家公務員の訴訟で、なし崩し的に身分調査はなされなくなり、個人情報保護法でそういうことは一切していないはずですよ。

 ただ、怪しい組織を背景にした人間が出入りすることがあります。
そのことを重く見てる人物などが週刊誌に売り込んで、暴露されることは今も結構ありますね。
 
(非会員)
 
コメント
僕は《ドイツの歌》よりも《廃墟からの復活》の歌がいいと思います

理由は
1、《ドイツの歌》は《神よ、皇帝フランツを守り給え》を使い続けますから
2、《廃墟からの復活》はドイツにおける戦乱に準拠にもかかわらず、《ラ・マルセイエーズ》と普遍的な価値にあります。
以上です 
作者からの返信
作者からの返信
 
廃墟からの復活の歌詞は素晴らしいと思いますよ。
ただ宗主国ソ連からにらまれて、歌詞付きの演奏はことごとく忌避される傾向にありました。
 
 作詞家のヨハネス・R・ベッヒャーは作家で、東独の文化大臣を務めています。
ベルリン暴動での対策で大臣の職に就くも、ハンガリー動乱の際、失脚させられ、失意のうちに亡くなりました。
奥さんと息子さんは戦時中からロンドンに移住していて、1950年に一度だけあってからは再開できないでなくなりました。

 作曲家ハンス・アイスラーは、戦時中アメリカに亡命しましたが、マッカーシーのレッドパージで国外追放になります。
最終的に東ドイツに落ち着くことになるのですが、反体制的な言動をしながら作家活動をつづけました。
ベルリンの壁建設の翌年にあたる、1962年に死因不明でなくなっています。

 
(非会員)
 
コメント
雄渾さんはドイツ民主共和国と関することをどう評しますが?

1.ロブスタ種というコーヒー
2.廃墟から復活という歌 
作者からの返信
作者からの返信
 
ドイツ人のコーヒー好きは日本人には理解しがたい面がありますからね。
ちなみに大麦を原料とした代用コーヒーは19世紀から飲まれていました。
19世紀から代用コーヒーを作る老舗がいまも旧東独地域に存在し、戦前からの代用コーヒーメーカー『レストファイン』も、社会主義政権下で存続を許されました。
ウルブリヒトやホーネッカーですら、コーヒーの供給にはかなり神経を砕いていました。
1980年代以降越南からコーヒーを輸入するようになるのですが、それでも値段は下がりませんでしたね。
(1977年のブラジルのコーヒー不作以降、東独のコーヒーは51パーセントの混ぜ物をするように政府の指示がありました)

『シュバルツェスマーケン』の中で代用コーヒーへの言及はほぼありませんでした。 
『隻影のベルンハルト』でもちょこっとだけ言及があったかな……

ちなみに東独でのコーヒーの値段は、物価の安かった1960年代でもソーセージが1マルクに対して、8.75マルクでした。
(1978年の際は、一マルク=115円程度なので、8.75マルクは約1000円ですね)

 作中でヤウクの母が前線にコーヒー豆を送るシーンを書きましたが、タバコ一カートンより高い値段です。
(前線に軍事郵便で煙草を送る話は、現代の米軍でもイラク戦争やアフガン戦争でもよくあった話だそうです。
フランス外人部隊にいた人物の話だと、税関を通さなくていいようにアタッシェで数十カートン持っていったそうです)

>廃墟からの復活
今の日本では、アリスソフトの「鬼畜王ランス」の「Rance II-反逆の少女達」でBGMでつかわれた以外、関心がありませんからね。
 『世界の国歌集』という1989年に出されたCDにもきちんと収録されていましたから、東独崩壊までは、それなりには知名度のあった曲ですよね。
あと東独関係の著作権使用料は無料化、低く抑えられていました。
 
 海外での著作権管理をしていたのは、実はシュタージの一部局です。
東独軍公式の軍装資料集、『Uniformen der Nationalen Volksarmee der DDR 1956-1986』も2014年の増補版が出るまでは、ソ連占領時代、兵営人民警察と国境警備隊の記事が抜けていましたから、出版の際、NGを食らって削除したのかな?と思いました。
 
(非会員)
 
コメント
>荒事が出来る工作員はKGBには多数いますが、情報分析や対人工作の専門家が多いのも事実です

ソビエトのスパイと暗殺、および刑務所の建物はすごいけど、ソビエトのスパイは中国人の腐敗と中国人の権謀、アメリカ人による作るトラクター、ポーランドのカトリック、アフガンのムスリムを倒すことができないのに、そしてソビエトの最後は経済の過負荷で崩壊します。 
作者からの返信
作者からの返信
 
 ロシアという国は決して強い国ではありません。
軍事、科学技術的に西欧に後れを取っていた国です。
 ソ連時代も同じでした。
バイキングの奴隷として300年、蒙古人に負け、そのくびきで300年ほど暮らしてきました。
トルコやポーランドにもしばしば領土を侵害されていましたし、東ローマにも朝貢していた時期があったほどです。
(西欧への遅れは、今日でもロシア人の中に根強い劣等感を抱かせる原因となっています)
 通常戦力で勝てなければどうするか。
積極工作(アクティヴメジャー)か、偽情報工作(ディスインフォメーション)なのです。

1970年代のころ、ルーマニアの対外情報長官であったイオン・ミハイ・パチェパは、KGB第一局長であったアレクサンドル・サハロフスキー大将から、『核兵器の為、軍事力が陳腐化した今、テロリズムが我々の武器の武器になるだろう』と聞かされたそうです。
 
(非会員)
 
コメント
>私の小説では物語を単純にするために出てくるKGB職員のほとんどが剣技や銃の扱いに巧みな人物ばかりにしましたが、現実には36万人の職員の中でもごく一握りです。

そんなスパイが《ジョーカー・ゲーム》の結城中佐に突っ込みされますぞ。 
作者からの返信
作者からの返信
 
>ジョーカーゲーム
 初めて知りましたが、陸軍中野学校を題材にした漫画ですね。
2010年のころビックコミックスピリッツで連載してたのは本当に気が付かなかったですね。
(ゴルゴ13の載るビックコミックとビッグコミックスペリオールは目を通してたんですけどね……)

柳広司が、史実の陸軍中野学校とそこにいた人物にしなかったのは小説を書く上で参考資料が少ないせいもあるのでしょうね。


 
(非会員)
 
コメント
>治外法権はやむを得ない

劉仲敬氏は司法の自治について論じます
租界とは学術的で司法自治領域と呼ばれます。キリスト教世界もイスラム世界も鮮卑(李唐)帝国もモンゴル帝国も強弱に関係なく、すべでの自治を志って集団に与えられるのが一般的である。征服者メフメット2世はコンスタンティノープルを占領した後、ギリシャ正教とジェノバの実業団に自治領を与えることを申し出た。満州帝国は内アジアから来ており、税関に入る前に、率先してブハラからイスラム教徒、晋族(山西人)の商団、カトリック教徒としてフランス人に同様の待遇を与えた。

レーニン主義者は国際秩序を転覆するため、司法の自主性を持たない世界で唯一の人民である東アジアの降虜の劣等感と愚昧を利用して、いわゆる治外法権の嘘をでっち上げた。イギリス帝国が湾岸や東南アジアのインド人やイスラム教徒に認めた治外法権は、インド人やイスラム教徒が英国を侵略する国家的屈辱ではないのか?東南アジアの閩越族(福建人)ももともと司法自治の同様の機会を持っていたが、慣習法を実践するコミュニティーのエリートを生み出すことさえできなかった。

司法の自治とは、一般に独立国家樹立の前段階である立法の自治とは異なります。ほとんどの国の発明家は、その国の独立した政権として立法自治区を直接発明しましたが、司法の自治が十分に蓄積されれば、自然に立法の自治区に格上げされる傾向にあります。上海工部局のbye-lawはこの種の格上げの典型である。なぜなら、上海工部局は大国の保護国の代表を超え、既成事実を利用して国際社会にその政治的決定権を認めさせるためである。「ドナウ公国は列強の協議決議に違反し、独自の立法議会を選出した。これはルーマニア国家にとって決定的な瞬間である。ロシアとオスマン帝国が直ちに軍隊を派遣して侵攻しない限り、国際社会は既成事実を認めるだろう」遅かれ早かれ、すべての司法の自治区がアップグレードできるわけではありません。たとえば、内陸の租界やポーランドのユダヤ人地区がまさにそのようなものです。

個人としては司法の自治を好むためであり、これは幼い頃からの自分の習慣に従って物事を行うことを意味しており、降虜の引き渡しを除いてすべての原始部族がそれを行うことができます。。ほとんどの統治者は司法の自治を好みます。なぜなら、財産管理の原則を利用できる降虜を除いて、誰もが自分自身を管理することが最も安心できるからです。 
作者からの返信
作者からの返信
 
>ポーランドのユダヤ人地区
ポーランドの場合は、ゲットーを作らないと反ユダヤ感情の大きい地域なので殺されてしまう危険性がありますからね。
戦前も社会主義時代も反ユダヤ感情の強烈さは隠そうとしませんでしたし、むしろドイツやソ連が止めるほどユダヤ人に暴虐の限りを尽くしましたからね。
 ソ連もポーランドも残虐な処刑方法を好みましたからね。
全裸で木につるされたポーランド兵の周りに集まっている、ボリシェビキの写真が残っているくらいですからね。
写真を見る限りでは、木で串刺しにされているようでした。 
(非会員)
 
コメント
>KGBもCIAも大卒程度の人物を採用していますから、どんな影響が出るかぐらいは想定しているでしょう。

中国ネット民はハリウッド映画における中央情報局に対する描きことがすごいすぎで、ツッコミします。 
作者からの返信
作者からの返信
 
CIAの職員は一般的にオフィサーと称され、将校と同等の待遇を受けます。
KGBやシュタージも、職員は軍人と同じ立場とされ、軍の将校を同じ制服を着ることが許されました。

 工作員だからと言って、拳銃の扱いがうまいかといえば、違うのです。
KGBやKGB系の工作員の一番の目的は、情報分析と積極工作と呼ばれる偽情報の流布です。
そういう意味で、アクスマンが手負いのアイリスディーナに負け、ピストルでの射撃が下手なのはリアルでしたね。

 荒事が出来る工作員はKGBには多数いますが、情報分析や対人工作の専門家が多いのも事実です。
優秀なKGB工作員であったプーチンが、ボディービルなどのマッチョ志向に走るのは、低い背丈への劣等感があったためではないかという意見もあります。

 私の小説では物語を単純にするために出てくるKGB職員のほとんどが剣技や銃の扱いに巧みな人物ばかりにしましたが、現実には36万人の職員の中でもごく一握りです。
少年向けの冒険小説や青年向けの政治娯楽小説だと思って、ご一笑ください。 
(非会員)
 
コメント
>けっして帝国は友好的ではありませんし、原住民は夜になれば夜盗化するのは目に見えていますから。

あの小説では自衛官がヤクザに襲撃され、自衛官たちは反撃するのシーンがあります。それに、帝国の社会は今の中華人民共和国の社会ではなく、昔の満清帝国やオスマン帝国にような社会です。 
作者からの返信
作者からの返信
 
 ゲートの帝国は人外の種族と言う事に目を奪われがちですが、本質は多民族国家なんですよ。
おまけに支配層は、他種族の慣習や制度にはノータッチですからね。

>昔の満清帝国やオスマン帝国にような社会
 奴隷制度などを見て、古代の共和制ローマやギリシアをイメージしました。
でも言われてみれば、中世の蒙古帝国の影響を受けた社会にも見えなくもないですね。 
(非会員)
 
コメント
>中国ネット民は現実のアメリカ大統領がこのアニメのシーンのようにすると弾幕します。

すまん、『中国ネット民は現実のアメリカ大統領がこのアニメのシーンのようにしないと弾幕します』です。  
作者からの返信
作者からの返信
 
 ファイバードですか。
えらく懐かしい名前を聞きました。
この勇者シリーズはタカラのトランスフォーマーシリーズの延長で、東映動画の下請けをやっていたサンライズで手掛けることになりました。
視聴対象を小学生低学年から未就学児向けに路線変更していて、有名な脚本家も書いている作品です。
 マイトガイン以降は露骨な萌え路線に入りましたからね。
話は面白いからいいんですけど、ガオガイガーは別です。

 ガオガイガーは勇者シリーズでありながら、勇者シリーズを壊す事しかしていません。
この作品のせいで、タカラの勇者シリーズは終わりました。
変形プロセスがめちゃくちゃなので、玩具の出来もひどかったですね。
 変形しないプラモデル、ガレージキットがいろんなメーカーから出されましたが、ステルス機の羽のせいで作りづらかったですね。

>支那人の自己犠牲への欺瞞
古代から志那の史書に出てくる自己犠牲で最期を遂げる人の扱いは本当にひどいですからね。
人を信じられない社会なのでしょう。
劉邦にしても朱元璋にしても、最終的には腹心をを全員抹殺しましたからね。
日本史ではあんな悪人はいないですよ。

悪女と言われる北条政子や日野富子は、社寺への寄進や貧民の救済とかしてますからね。
平安時代の皇后が、主上の気に入りの側室にした嫌がらせは、精々土器をぶつけることぐらいでした。
唐の則天武后が対立する側室を切り刻んで酒樽に入れる話は、今聞いても背筋が凍るような話です。 
(非会員)
 
コメント
>外交の足掛かり作るのが普通のアメリカのスタイルだと思いますよ。

雄渾さんはアメリカから国際法では無権利にアメリカを制するとアメリカ以外の国々を制する権利があると声明をどう思いますが? 

Page 42 of 67, showing 20 records out of 1327 total, starting on record 821, ending on 840