良い点 / 悪い点 / コメント |
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今回のエリヤの功績は二階級特進でもよいだけのものです。ただ、そうすると反乱を防げなかった軍指導部も処分が必要になります。本来ならば、反乱をはじめから察知していたと思われるビュコックとドーソンは降格又は退任させられても文句は言えません。 ビュコック、ドーソンに対して戒告、1カ月の減給。その他の指導部は訓告。反クーデターに最初から参加したエリヤたちは1階級昇進。残りの途中から参加したものは昇進据え置き。一度クーデターに参加したが、エリヤ側の説得に応じたものは降格。はどうでしょうか。 トリューニヒトの言葉である、 「そうとも。全軍を指揮下に収めて、反逆者を討伐するんだ。もちろん、あのイゼルローン方面軍もね」 はイゼルローン方面軍も含めてエリヤの指揮下に収めるようにとのことでしょう。イゼルローン方面軍をクーデター認定したわけではないでしょう。 しかし、今後、ドーソンとエリヤの関係が心配です。エリヤが大将になってしまえば同格になりますが、中将どまりでもライバル認定されるでしょう。また、今後他星系の反乱が収まるまで3つの代行を兼任するとなると通常任務のドーソンらとの職務の整合性をどうするのかも気になります。 蛇足: 「同盟建国以降最大の武勲はダゴンのリン・パオとトパロウルが最高、イゼルローン攻略のヤンがそれに次ぐと思います。」 ダゴンのリン・パオとトパロウルは帝国が同盟領にはじめて侵入してきたものの撃退であり、ここで撃退できなければ同盟は崩壊した可能性もありますので、確かに建国史上最高の武勲ですね。 それに対してヤンのイゼルローン攻略はどうでしょう。これは帝国の重要な戦略拠点の無血占領です。これがなくとも同盟政体及び国民には変わりありません。実際はその後、帝国領侵攻があったため同盟に不利益がでましたがそれはヤンの功績には関わりはないです。 エリヤの首都を制圧されてしまった後のクーデター鎮圧は同盟崩壊を速やかに防ぎ、同盟政体の傷をできるかぎり少なくし、同盟の国民の命を救っています。 ここまでの大きさのクーデター鎮圧はヤンのイゼルローン要塞奪取に匹敵するのではないかと思われます。ただ、そこを強調するとクーデターを起こされた側の傷を大きくすることになりますので、実際には強調することはないと思われます。
作者からの返信
2014年 08月 30日 04時 55分 人事は政治です。将官クラスともなると、慎重にならざるを得ませんね。 イゼルローン方面軍もエリヤの指揮下に入るということですね。誤解を招く表現でした。 |
クーデター、約1週間で終了。 ヨブさんは原作通りに安全になってから登場なんだけど、 原作と異なり「安全になってから出てきたことを」指摘しても難癖にしか見えませんね。 それはさておき、戦後処理がものすごく大変だろうな(汗)
作者からの返信
2014年 08月 30日 04時 45分 おそらく救国軍事会議が惑星ハイネセンのトリューニヒト派勢力を素早く抑えこんでしまったために、身動きが取れなかったのだろうと思います。反戦派はトリューニヒトを嫌っているから、これを組織化できる見込みは薄い。ヤンは明らかに自分を嫌っていて信頼出来ない。救国軍事会議が星間通信を握っているため、他星系とも連絡を取れない。国立中央自治大学出身のエリートであるトリューニヒトには、反戦運動で台頭したジェシカと違って市民の抵抗運動を組織する素養がない。原作のトリューニヒトがクーデターで問われるべき責任があるとしたら、それは「卑怯」ではなく、「無為無能」でしょうね。 戦後処理の方が長い戦いになりそうですね。これは現実のクーデターもそうです。 |
ヤンという前例がある以上、これだけの大功だと二階級特進が妥当なのかもしれません。 以前にあったようにエル・ファシル逃亡者の厳罰や、帝国侵攻作戦の責任者の処罰を望む世論の大きさを 考えると、我々市民の提督、エリヤ・フィリップスに軍を率いて軍改革をしてもらいたい という世論は無視できないでしょう。 国体の護持、民主主義の守護の大功はヤンの二階級昇進の功績よりも明らかに上ですしね 逆にエリヤが2階級昇進でないと、市民感情は収まらないでしょうし、 ヤンが引き合いにだされて、叩かれるでしょうね。 エリヤは前線の艦隊司令官よりも全体の統率、軍政や軍令に適正がありますから ビュコック宇宙艦隊司令長官、ヤン宇宙艦隊副司令長官、ドーソン統合作戦本部長、エリヤ統本次長が 同盟にとってできる範囲では最良の体制なのかなあ。
作者からの返信
2014年 08月 30日 04時 33分 ドーソンのネックは人望でしょうね。頂点に立つには能力に加えて人望が必要になります。 |
クーデター鎮圧、燃えました。 コメント 原作よりも大分ましな形でクーデターが終了しましたね なにより第11艦隊が壊滅しなかったのは大きい アムリッツァと合わせてトータル被害が半減したくらいの勢いではないでしょうか あとはヤンの処遇ですね。同盟の現状を考えれば怪しいというだけでは処罰にはつながらないでしょうが しかしヤン陣営からみたエリヤ像は気になりますね。 民主主義国家としては義勇兵団の結成はなにも問題はないですが、原作では露骨に嫌がってましたから(ヤンは自艦隊だけで勝てる算段があったのもあるでしょうが) 実力行使は極力さけたとはいえ、義勇兵団に参加するよう市民に呼びかけたエリヤをどう思うか 話は変わりますが、感想でちらほら出ている出版当時と今の一般的思想の違いはおもしろいですね たしかに今と昔では「まんなか」から見て左右が逆転しているような気はしますから、政治思想が入ってくると同じ小説を読んでも印象が違いますね。 当時を考えると田中の御大もそっちよりだったんではないかと思いますが、銀英伝では帝国というかラインハルトに対して好意的な気がしますね。まあ作品としてのおもしろさ優先かもしれませんが
作者からの返信
2014年 08月 30日 04時 26分 ヤンの処遇はエリヤのそれと比べると難しくないと思います。 原作のヤンの人物像から考えると、正義や団結を前面に押し出すエリヤのスタイルはどうなんでしょうね。あまり好きでは無さそうですが。 今の多極化世界に生きる者から見ると、銀英伝の反戦派の主張は愚かしく見えるんですよね。なるべく反戦派を「原作の中では、一定の支持を得るだけの説得力がある」ように書くのには苦心しています。 田中芳樹先生はラインハルトというか、血の論理を信じる者に好意的なんでしょう。全般的に体を張る者の描写は生き生きしているのに、策をめぐらす者の描写はそうでもないですよね。根っから体を張る人が好きなんだと思います。 |
本人気付いてないでしょうけど、この終わり方だと会議の面々が、エリヤを見込んで後を託したような形になりますから、処罰を受けなかったor軽い罰で済んだ会議派の人々は、多くがエリヤ(トリューニヒトではなく)派にスライドする事になりますよね。 トリューニヒト(特に、既に地球教に取り込まれかけていると考えるならば)にとっても難しい話になりかねませんし、シトレ派にとっては……。 立場が人を作ると言いますが、凡人ではいられない立場に立たされたエリヤがどうなるのか……。 まぁ、既に風格と言うか、カリスマは出てますし、能力的にも既に凡人じゃないと言う説もありますが。
作者からの返信
2014年 08月 30日 04時 13分 思考は相変わらずの凡人ですが、外から見たらわからないですよね |
原作よりマシな状態で、クーデターが終了したね。 で・・・イゼルローン要塞側は・・・反逆者に転落ですかね。
作者からの返信
2014年 08月 30日 04時 10分 |
六日でクーデター鎮圧……艦隊戦の才能は乏しくとも、充分に名将と呼ばれる資格はありますね。 中将昇進間違い無しですし、第十一艦隊を任されてもおかしくはない、かな? (帝国との実戦で味噌つけたら名声も地に落ちますが) 悪い点 トリューニヒト議長、原作通りの登場って何やってたんでしょ…… (ただまあ、一週間経たない間の事ですし、原作みたく4ヶ月何やってたコラ、と言うほどでもないですが) コメント イゼルローン方面軍(ヤン艦隊)どーするんだろ、とか。 前命令通り反乱惑星鎮圧(首都防衛部隊or第十一・十二艦隊と分担もありだとは思いますが)ですかね。トリューニヒト議長の言だと反乱勢力扱いっぽいですが(原作3巻の査問会議フラグ?) 蛇足1: どうも各星系政府には固有兵力(現代アメリカの州軍相当)がなさそうなので、有人惑星の宙域管制区域(現代国際法の領海相当、その惑星の固有重力圏内くらい?)を外して行動すれば無問題、とでも考えていたんじゃないかと>ヤン 現代の国際法だと公海自由の原則がありますが、それに準じて星系政府による管制区域あるいは管轄区域(EEZみたいなもの、恒星の重力圏内(オールトの雲やヘリオボーズの内側?)くらいでしょうか)以外の航行は自由、という原則があってもおかしくありません(が、必ずあるべきとも言い難かったり。銀英伝世界だと「艦船が航行不能な外宇宙空間」が普通に存在する一方、明らかに外宇宙で交戦しているような描写も散見されます) ……で、原作に垣間見るヤンの発想からして、軍事的最適解至上主義っぽいので、政治的配慮はほとんどないだろうなぁと。 同盟が連邦政府である点は同意ですが、アメリカ本土のように州境まで陸地で、各州政府がきっちり支配できている訳じゃなく、太平洋諸島のように互いに領海やEEZを接しない多くの島嶼国家の集合と考えた方がよいかもしれません。 蛇足2: 平和運動や市民運動というと背後の存在を考えてしまう習慣がついたのは、間違いなく当時のあれこれですねぇ。
作者からの返信
2014年 08月 30日 04時 09分 誤解を招く記述を修正しました。ヤンは反逆者扱いではありません。 広い宇宙でも航路に使える宙域は限られています。無人宙域でも航路に使える宙域はどこかの星系の管理下にあるのではないでしょうか。そうしなければ災害や海賊に対応できません。 |
更新お疲れ様です。グリーンヒル大将が自決しなかったのは、やはり生きて裁判にかかって、下の者達を守る為か…。そう考えると、ルグランジュ提督達も、自決は思い止まるべきだったかも…。 ベイ大佐は、ここでは、トリューニヒト議長のスパイはしてなかったんですかね? さて、気になるのは、クリスチアン大佐とリンチ少将か…。 次の更新、お待ちしています。
作者からの返信
2014年 08月 30日 04時 04分 ベイ大佐、クリスチアン大佐、リンチ少将はどうなったんでしょうね。 |
マフィン閣下が代理とは言え同盟軍の最高の地位になったのは凄い!ビュコックは兵隊から50年掛けて大将でエリヤは下士官経験無しの部内幹部試験合格で10年以内に将官になりヤンは原作では同盟軍の最終的な地位はイゼルローン艦隊司令官兼要塞司令官だったのですからクーデター後の処理でエリヤは第11艦隊司令かた統合作戦本部次長かMP総司令官が相応しく思います。同盟市民からの人気はヤンよりエリヤが圧倒的に上になりますが、イゼルローンでのエリヤの評判が知りたいです。
作者からの返信
2014年 08月 30日 04時 02分 空前の武勲、そして大きな人気は凡人には荷が重すぎるかもしれませんね。 イゼルローンでの評判もいずれわかるでしょう。 |
全然関係ない話ですが、あの当時は原子爆弾は非人道的な兵器だから廃棄しますと米国が言いながら量産配備した為、ソ連の核武装を自衛手段と見るのは当時ではそれ程奇妙な考え方ではありませんでしたし、中国は核保有国ソ連と国境問題やら政治的イデオロギーで戦争にまでなっていましたから対ソ連で核武装したと言えます。 また、中ソが日本に核ミサイルを向けているのは、日本国内の米軍基地ですから… 別に日本人を皆殺しにするのが目的ではありません。 北朝鮮の核武装も米国と言う世界最強傍若無人国家に睨まれているわけですから… 日本人拉致問題も日本と言うよりは、世界中どこでも入国可能な日本のパスポート狙いとも言えます…被害者家族やらを無視した考え方ですが… なりふり構ってらんないのよォッ!! って感じですね…
作者からの返信
2014年 08月 30日 03時 59分 |
反戦派はジェシカ以下を失ったことで影響力の立て直しに時間が掛かりそうですね。 これは同盟にとっては悪しき方に転がるかも。 このまま行けばエリヤの活躍でクーデターの早期鎮圧も叶いそうな状況になってきました。 もし、このクーデターに帝国が関与していたとするとこの展開は予想外だったかもしれませんね。 フェザーンでエリヤを見ても政治屋が持ち上げるだけの底の浅い軍人としか捉えられなかった可能性も高いですから、今後実情以上にマークされるかも。 あと、ハイネセンのクーデターを鎮圧できても、別の反乱拠点が四箇所あるわけで、エリヤは艦隊を率いてその鎮圧に乗り出す必要も出てくるかもしれません。 その際持ち場を放棄して勝手な行動をしているヤン艦隊と遭遇する可能性も。 正規な権限で行動しているエリヤが不正規活動しているヤンに対してどういう行動を取るのか、描写されるとしたら読んでみたい気がします
作者からの返信
2014年 08月 30日 03時 50分 ラインハルトは「成功すれば儲け」ぐらいのつもりでクーデターをやらせたと思います。原作の救国軍事会議が頑張りすぎただけで、数日での鎮圧は予想の範囲ではないでしょうか。むしろ、成功の部類に入ると思います。体制の再編成に時間を取られますからね。 たとえば、二.二六事件はクーデターとしては四日間で鎮圧されましたが、陸軍に致命的な打撃を与えました。事後処理や体制の再編成に数ヶ月を費やしました。一線級の将官クラスが多く現役を去り、古荘や山下や村上といった将来のトップ候補も傍流に追いやられ、経験が充分でない人材を穴埋めに抜擢せざるを得ませんでした。おかげで陸軍は終戦まで将官人事のやりくりにかなり苦労しています。 地方反乱はどうなるのか、それは今後の更新にご期待ください。 |
ラプシン予備役少佐は事件終息後、ヤン達にもドヤ顔しそうですがスタジアムの虐殺やエリヤが狙撃覚悟で最前列に居た時にどこにいたのか聞かれたら逆切れするんでしょね。 結局一番危険な時に雲隠れしてたのを気づかないエリヤもエリヤだと思ってしまうんですが。
作者からの返信
2014年 08月 30日 03時 17分 本作では原作で切り札みたいに扱われている「あなたはどこにいるのか」というセリフが万能にならないように、あえて原作の悪玉サイド、本作中でエリヤと対立するサイドにも体を張る人間を出しております。体を張る者VS体を張らない卑怯者という構図は、前者に一方的に有利すぎるからです。原作のいわゆる真のチート設定は、ヤンヤラインハルトの能力ではなく、「善玉サイドがみんな体を張る人間、悪玉サイドはみんな体を張らない人間」という設定ではないかと考えております。 誰かが一方的に有利になりすぎる記述はなるべく避けるつもりです。 |
なんのかんの言って、とりあえず兄妹仲良好な点。 コメント うーむ、ジェシカ女史の最期についちゃ大体原作通りの展開なんですかね。 後日、調査報告書がエリヤ君とこまで上がってくると思いますが、彼としては精神的にきつい報告だろうなぁ。 (原作出版当時(1980年代前半)だと、一般市民が事件の動画や写真撮ろうにも都合良く撮影機材が有るとは期待できない時代ですが、2010年代的な発想だと誰かしら複数の反戦派市民が携帯端末で動画や静止画を撮っていそうですね) 市民軍がそこまで首都に侵攻できるなら、こりゃヤン艦隊いらなくね?と一瞬思ったり。そうそう甘くはないと思いますが。 追記: ……ヤン艦隊の現時点での動向を考慮する場合、純粋に移動時間が結構かかる(第十三艦隊の第七次イゼルローン攻略戦において、ハイネセン~イゼルローン間の移動が韜晦行動込みで24日(直行すれば約半月)だったかと)点、及び作戦行動中(シャンプール星系他、反乱を起こした4星系に対する鎮圧命令について、正規の出動取り消し命令は出ていない)に準じて通信を規制しているだろう点も考慮した方が良さそうかも知れません(ヤンの場合、クーデターを予測はしていても、クーデターの際に政治的にどう振る舞うべきかは恐らく全く考えてなさそうな……)。 ……原作第1巻初版をリアルタイムで購入した(年がバレるw)身ではありますが、今で言えばミリオタ成分純度100%(ボードSLGマニア)だった事もあって、原作のジェシカ女史についちゃ境遇には同情できても主張には反感しかなかった(米軍の核には強硬に反対しても、ソ連や中共の核にはついぞ反対した試しのない人々と同じにおいを感じた)なぁ(遠い目) なお、当時は周囲から極右扱いされていた模様。
作者からの返信
2014年 08月 29日 06時 14分 原作を読む限り、同盟は首相や知事がいる星系単位、惑星単位の連邦のようです。クーデターが起きた状態で何の根回しも無しに各星系を艦隊で通過したら、すごく胡散臭いのではないでしょうか |
更新お疲れ様です。 エリヤの強さって、何だかんだ言って根幹となるものがぶれないことですよねえ。 しかもその根幹が、原則論であり、且つ大衆にも受け入れられやすいものであるから、基本的に彼の意見や行動に賛同する人間も増えるし、おまけに自分の意見に反対の物であっても、なるべく面子を潰さないようにするために、致命的な亀裂が発生することも少ない。 ここら辺、ヤンの統率方法とは真逆なのかなあと。 ヤンは大抵物事を一人で判断し、決することが多く、しかもその理由について、幕僚にすら最小限にしか話しませんでしたので、彼に心酔する幕僚はともかく、それ以外から不平不満を持たれるのが常でしたから。 それにしても、作者様からも指摘ありましたが、このクーデター事件でのヤンの行動って、「いやいやながら鎮圧していた」気分がちらほらと。 さすがに彼の心情から考えて、救国統一戦線評議会の主張に賛同するつもりは欠片もなかったでしょうが、できることならグリーンヒルのような良識派が強硬派を抑えるのを望んでいたんでしょうねえ。 「帝国軍の謀略」としたのも、軍事クーデターの正当性を破壊することもさることながら「彼らも騙されていたんだ」という風に仕向けたかったのか。 当人は全くの無自覚ですけど、ヤンって政治的に疑われかねない行動や発言を平気でやらかしているんですよねえ。アムリッツアの大敗北がなければ、言動を危険視されて失脚していたかもしれないですねえ。
作者からの返信
2014年 08月 29日 06時 09分 ヤンの思惑については、今後書く予定です |
この状況ではクリスチアン大佐も生きてはいないでしょうね…原作アニメ以上に無残なことになっている可能性が高そうです。 正直、原作でもジェシカ・エドワーズの主張は全く共感できないんですよね。 ヒステリックな反戦論者、武器を持たなければ全てが丸く収まると考えている暴論家と映ります。 一方武器なき平和などありえない、というクリスチアン大佐の主張は丸ごと納得できるもので。 何とか生き残っててほしいですが、難しいのかな…。
作者からの返信
2014年 08月 28日 00時 32分 原作の80年代なら、クリスチアン大佐がヒステリック、ジェシカは理性的で共感を得られると言うのが一般的な感想だったと思います。本作中でジェシカの発言を比較的理性的かつ穏やかに見えるように書いているのは、原作でのジェシカがおそらくそういう人物として想定されていたであろうと推測したからです 武器があるから問題が起きるというのは、冷戦時代ではそれなりに通用する意見でした |
正論ってのは容赦なく相手を傷つける場合があるので、この虐殺事件は必然だったのかもしれません。 どちらも周りに人がいる状態では後に引けない立場だったし。
作者からの返信
2014年 08月 28日 00時 25分 |
更新お疲れ様です。 エリヤ、師と決別、フォークに続いて不運よのう。 過酷な運命だ。 原作以上の規模になったデモ、大混乱は必死。 コメント 原作の救国軍事会議より手強いんだよなぁ、こっちは まぁ原作と違ってヤンの孤軍奮闘じゃないから、大丈夫だとは思うが、あまり時間をかけ過ぎると帝国がアムリッツアのダメージから回復して、門閥貴族共を鎮圧してしまうからなぁ。 次の更新待ってます
作者からの返信
2014年 08月 27日 22時 39分 |
やっちまったか……ですな>クリスチアン大佐 原作だと思いっきり反戦派視点で描写されている部分ですね(とはいえ、田中センセ的には使い捨てキャラ(確かあの場面以外出番なかったはず)のクリスチアン大佐よりは、主人公たるヤンの思い人なジェシカ女史寄りに書くしかない場所でもあり……原作1・2巻の詰め込みっぷりの犠牲でもありますが) 本作ではどう扱われるか、次話以降を待っております。 ジェシカ女史、結局反戦平和“教”原理主義の域まで突き抜けちまったんだろうなぁ、と。 あるいは、トリューニヒト派とクーデター派まとめて(政治的に)葬る好機、とでも判断したのでしょうかね。 この辺、あまり合理的な理由付けも必要ない気がします。
作者からの返信
2014年 08月 27日 22時 39分 |
更新お疲れ様です。 発砲はクリスチアン大佐の指揮とは無関係に、トリューニヒト又は影の黒幕により仕組まれたものと信じたいところですが、 作者様が以前指摘されていたとおり、善良な父親のラングが卑劣な謀略を企て、公正な軍人のレンネンがヤンを陥れようとしたという例からすると、 やはりクリスチアン大佐自らの手によるものと覚悟したほうがよさそうですね。 天海が怖いけれど、続きを楽しみにしています。 やはり、作中の悪役も普段の顔は善良な人間であるってのがテーマなんでしょうか。
作者からの返信
2014年 08月 24日 02時 07分 まあしかし、善人としての責任感、しがらみゆえに悪事に手を染めることもありますよね。 |
119話に入れなくなっているみたいです コメント クリスチアン大佐には、せめて生き残ってほしかったが…。ここでは生き残っても、市民に発砲した以上は、自裁しかねんな…。
作者からの返信
2014年 08月 24日 01時 59分 まだ状況が明らかになってないので続報待ちですね。 |
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2014年 08月 29日 18時 14分