良い点 / 悪い点 / コメント |
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最近ユルゲンの沸点が低く成っていると思います。反革命罪に成りそうな発言が多くマサキと同類に成りそうですね。それにしても富が無限に無いと不可能と思える共産主義に騙される人が何で多いのか?
作者からの返信
2022年 06月 25日 21時 11分 >ユルゲンの沸点 これは長期間のストレスによって、精神的不安定になったのを私なりに表現した物です。 ユルゲンは軍人とはいえ、まだ20代前半の青年ですからストレスの影響をうけやすいのではないかと思い、執筆しました。 もっとも、ユルゲンは「隻影のベルンハルト」の文中で書かれているように反体制的な行動をとる節があります。 またアベールから貰った30年物のスコッチウイスキーを飲む話は公式設定です。 幾ら主席卒業生でソ連留学の栄誉を受けた人物とは言え、この様な行動は東ドイツの軍法では到底許されるものではありません。 (初めて単行本で、目にした時には大変驚きました) マサキの行動は、自分が拒否することで相手を困るのを楽しんでいる節があります。 私がOVAを参照にして、仕上げた物です。 (OVA第4話で、日本各地が八卦ロボに襲撃されているのに出撃拒否して、美久たちを困らせました) 似てしまったのであれば、私の描写力の不足ではないかと思っております。 >共産主義に騙される人々 これは貴族層や富裕層、青年知識人に言える事ですが、社会の仕組みを知らないためです。 19世紀の社会運動で欧州中に広く伝播しますが、一般の労働者や農民には浸透しませんでした。 工業化によって都市部への働き口が出来た事は、農民にとっては重要な収入源でした。 都市労働者の大部分は貧農の次男や三男で、生活に困窮した為上京した人々が多数です。 彼等からすれば、自由な企業活動や商取引を否定する思想は受け入れがたい物でした (欧州の農業はハーバーボッシュ法が発見されるまで非常に収穫率が低かったのです) ロシア革命に至るロシアの共産主義運動も全く同じです。 この件に関しては長くなるので後日別項を設けて語りたいと思います。 |
どんな時も面子と権力闘争は忘れ無い人間の業を感じますね。ベアトリクスの18禁小説良かったです。
作者からの返信
2022年 06月 18日 15時 44分 >どんな時も面子と権力闘争は忘れ無い人間の業 支那人の面子や権力に対する考えはBETAが来ても変わったであろうか その様に考えて、今回の話になりました 実はマブラブの公式資料集の『Muv-Luv Alternative Integral Works』(以下、メカ本)にはその辺の事は詳しく乗っていません なので、1973年まで現実の史実と差異は無いという前提で書き上げました 実際、内田弘樹先生の『シュヴァルツェスマーケン』は明らかに現実の冷戦が下敷きになっています 小生の二次創作の下になった『隻影のベルンハルト』は、ベルリンへの原爆投下以外は史実準拠で話が進んでいます 以上の事を勘案すると、毛沢東の始めたプロレタリア文化大革命はBETAが来てもお構いなしで続いたのではないか。 今日(こんにち)のコロナ・パンデミックに在っても、中共政権は国家主席と対立する東北三省(旧・満洲)や上海に対して非常に厳しい対応で臨んでいます 厳しい行動制限下による流通の停滞で、上海市民や東北で餓死者が出ても都市封鎖を解きませんでした 支那は我が国と違い、権力と権威の分離が出来ていないため、一度カリスマ的な指導者が現れれば死ぬまで間違いがあっても立ち止まれません 史書にある様に、後漢の光武帝や盛唐の太宗、満洲王朝・清の康熙帝の様な傑人(けつじん)に恵まれれば良いのですが、一度(ひとたび)西周の幽王や北宋の徽宗、明の正徳帝のごとき暗君が上に立った場合は国を滅ぼしかねません (徽宗の芸術的才能は、後世に多大な影響を与えましたが、ここではそれを評価しません) >ベアトリクスの18禁小説 何分、情事を書くのが初めてなので手探りで書いてはいますが、ご覧頂いた事には感謝して居ります |
秘密警察の悪どさが表現されているしマサキの動きも良く鎧のタイミングがいい登場も良かった。 悪い点 マサキの基地突入までの準備が少し長く感じたですね。 コメント どんな作品でも共産主義者は部下を平然と犠牲にして栄達しようとしますよね。
作者からの返信
2022年 06月 12日 12時 30分 >タイミング 鎧衣登場のタイミングは気を使いました 偶然、鉢合わせになるのですから、なるべく自然な形で…… >基地突入までの準備 個人的にM16の操作描写は遣りすぎたかな、と反省して居ります 緊張感を持たせるためにと思って、描写を深めましたが蛇足ではなかったか 今後の話作りの参考にさせて頂きます >どんな作品でも共産主義者は部下を平然と犠牲にして栄達 これは、直近200年の市民革命の歴史を振り返れば、致し方のない展開だと思っています 立憲君主制を理想としてスタートしたフランス革命は、壮絶な内部粛清の末、悲劇的な結末を迎えます 独裁者・ナポレオンの登場という形で、革命政権は、その役目を終えました 200年たった今もその傷はいえず、政治的混乱を引きづっているように感じます 平等という高い理想を掲げ、現状変革を望む革命 その過程で、肉親や盟友さえも断頭台に送り込む煽動家…… 1917年のソ連革命や中国内戦下での中共の例を見ても同じです 米国内を騒擾させたBLM運動も同じ結末を辿っています あとがきに載せませんでしたが、ハーメルンの方に柴犬キャラの情事を書いた駄文を投稿しました 全年齢対象の本編では書けなくはない内容ですが、分けました 暁は18禁小説が会員しか見れないので、ハーメルンに投稿しました もし宜しければ、拙文ではございますが、お目通しいただければ幸いです |
やっぱりソ連はろくな事をしないですね、障害者は存在しないとはナチスの優生思想そのまんまです共産主義は人類を退化させるだけ。
作者からの返信
2022年 06月 04日 14時 09分 >障害者は存在しない この言説は1980年のモスクワ五輪の際にパラリンピック競技を拒否した時に言った言葉と伝えられています 一応、帝政時代はロマノフ家が私費で作った障碍者施設があったのですが、ソ連革命以降一変します 赤軍に参加した傷痍軍人以外は、ほぼほったらかしにされて、社会とは格別した生活を受けます 無給で強制労働をさせられたり、ひどい場合は秘密警察に逮捕され、裁判なしで即座に処刑されました 大祖国戦争で50万人の傷痍軍人が発生するのですが、彼等の扱いも酷い物でした ソ連にも1936年以降、障害者授産施設が出来るのですが、ほぼ無給に近い扱いを受けていました >ナチス 国民社会主義ドイツ労働者党(Nationalsozialistische Deutsche Arbeiterpartei)という言葉の通り、社会主義政党です 政治犯収容所や宣伝煽動の仕組みはソ連共産党の完全な模倣です 社会保障制度や健康福祉政策などはドイツ社会主義の独特の歴史的な物もあります 今日考えられているほど独ソ関係は悪くなく、1930年代前半までは非常に友好的でした。 赤軍の近代化、軍事技術の発展は第一次大戦で敗戦国になった帝政ドイツの軍人たちが持ち込んだものが多数あります 後に志那大陸で暗躍するハンス・フォン・ゼークトなどはソ連国内でソ連将校の訓練を実施していました 1925年にクーデターで中華民国政府を乗っ取った国民革命軍を支えたのはドイツとソ連です 孫文がソ連の資金で作った「黄埔軍官学校」 そこの校長は蒋介石なのは有名ですが、副校長は周恩来、講師としてホー・チー・ミン(胡志明)、ソ連側の軍事顧問は後に張鼓峰事件で日本軍と戦ったワシリー・K・ブリュッヘル元帥でした あまり長くなるので、これぐらいにしておきますが、直近100年ほどの国際情勢の混乱の下はソ連と言っても過言ではありません 寧ろ、この100年の歴史を振り返ると、日本はソ連の有害工作の被害者なのです |
戦闘の流れがわかりやすく油断と思い込みは駄目と分かる展開。 コメント ユルゲンがいつの間にか篁の剣術を模倣をしてる所に驚きました。
作者からの返信
2022年 05月 28日 11時 26分 >戦闘の流れがわかりやすく油断と思い込みは駄目と分かる展開 今回心掛けたのは、マブラヴを詳しく判らない人間が読んでも分かる様にかみ砕いて書きました >篁の剣術を模倣 『隻影』本編を読んで、ユルゲン自身は東洋の武術に興味を持っていることが記されています (父の書斎にある『孫子』を幼少のみぎりから盗み見て事が書かれています) 紅一点のヴィークマンに柔道を挑まれ、鍛えられていました ヤウクには入学当初から乗馬やフェンシングでの一騎打ちを挑まれてます また劇中で彼は勝つためには手段を択ばない様子があり、其の事をソ連留学組メンバーから窘められています レーザーヤークト専門部隊ですから、ナイフや刀での近接戦闘にも力を入れています その様な彼が篁と巖谷の演武を見て模倣しないはずはない…… そう考えて今回の話作りになりました |
ゼオライマーの凄さを知ってるとソ連が哀れに見えますね徹底的に叩きましょう!ユルゲンは相変わらず脇が甘いですねベアトリクスを泣かせたら鬼に成りますよ。作者様のペースで執筆して下さい。
作者からの返信
2022年 05月 21日 22時 16分 >作者様のペースで執筆して下さい。 本当に申し訳なく思っています >ソ連 マブラヴ二次を読んでいて思うのですが、ソ連に気を使う必要あるのでしょうかと個人的に考えています 東欧の悲劇も欧州がBETAに蹂躙されたのもソ連の都合でパレオロゴス作戦が失敗した為です マブラヴ世界をどうにかするには、「柴犬」世界からどうにかしないと駄目ではという考えで執筆し始めました アラスカに逃げる前にソ連解体をすれば、面白くなりそうと言う事で1970年代後半の話になりました 執筆開始直後は、半端にソ連政権を残そうかと考えていましたがマブラヴの設定を調べている内に考えが変わりました 時勢の変化や、史実を研究した影響もありますが、蛮行を目の当たりにするとその衝撃は大きく、対応せざるを得ないかなという考えに至りました 対ソ、対露の立場にあるマブラヴ二次創作を作り上げる、悪くはないと思っています >ユルゲン……脇が甘い 1974年のソ連留学時、ユルゲンはヤウクからKGBに注意しろと警告を受けるのですが、嫌味を言ってヤウクが呆れるほどです カザフスタンの戦場に向かった時、ソ連軍の基地によるのですが、そこの基地司令に食って掛かります 無意識にロシア語で基地司令に話しかけていますから、相当脇が甘いのは間違いありません (一緒に居た留学組は、ソ連の対応に激高したヤウク以外、終始無言でした) 陸軍の規模を最小限にして、戦術機部隊を充実させようと提案したり、シュタージと懇意なアベールに頼ろうとしたり…… 本作では庇護者がいて、ベア様と結婚しているから違うでしょうが、アスクマンやシュミットでなくてもシュタージやKGBの餌食になっていた可能性は否定できません ただ、彼の抜けている所が、また魅力的なのも事実です |
ベアトリクスが古き良き妻として暴れてますね。現実世界は個人主義者が多いから伝統も良識も失われて悲惨な事に成ってますが。特に東側陣営は酷いと勝手に思ってます、ロシアは略奪が好きな所が有りますので。
作者からの返信
2022年 05月 15日 12時 55分 >現実世界は個人主義者が多い 今回は東西ドイツに限ってお話します 西ドイツに在っては1960年代まで国民の6割以上が第三帝国時代を懐かしく思っており、父権的な社会でした ですが、次第に世代交代が進み、米国文化の流入で個人主義がかなり強くなります 決定的なのは1968年の世界的な学生運動です これでドイツ国内の世論が一変します 第三帝国への哀愁が失われ、軍隊への徴兵拒否が増加し始めます 他方、東ドイツでは経済復興が進むのですが、前回話した通り、1960年代に至っても戦前の水準には戻りませんでした 何かあると住民は戦前のほうが良かったと陳情書を送りつけました しかし、一向に改善される気配が無いので次第に行政への関心が失われていきます 1968年のホーネッカーの憲法改正で、より加速します ウルブリヒト時代と一変し、徴兵制実施や軍事教練、中小事業者への圧迫が強まると、住民感情はさらに悪化します 党員であっても、政治的関心を示さず、腐敗が進行するようになります (もっとも物資の隠匿や横流しは東独建国以来、ありました) 西ドイツと違い、若者たちは政治的情熱を失って、個人的なつながりを重視するよう、生活の主軸を移し始めます >ロシアは略奪が好きな所が有ります これは、ロシア軍の補給線が長すぎるのと、貧弱なのが原因です 1980年代にソ連国内で欧州侵攻計画を練った時、補給線の関係からウクライナで2万人が飢餓状態に陥るであろうという試算が出ました 1972年から20年間、ソ連では米国より家畜飼料の名目で年500万トン以上の小麦、トウモロコシの輸入を実施していました ソ連国内の畜産業拡大の為と言われてはいます ですが、ロシアは緯度も高く地質も悪いので農業に不向きな地域が多いのです ソ連邦解体で、農水産業の盛んな小ロシア、温暖なカフカスが独立しました ソ連では産業ごとに各自治共和国に振り分けていたため、ロシア国内ではそれ程力を入れて来ませんでした (バルト三国は電子部品、ウクライナは軍事、航空宇宙産業、ベラルーシは農業、畜産業) 其の事が、裏目に出て、今の状態になっています またソ連以来の悪弊なのですが、ロシアの官公庁は基本的に薄給です その為、賄賂社会で、検事や判事なども積んだ賂(まいない)の額で罪の軽重が変化します まさに地獄の沙汰も金次第という言葉通りの社会なのです 軍も同様で、生活できないので副業に走ります ソ連時代の頃から軍内部では副業が大々的に認められていました 空軍の将軍が、個人的にヘリや輸送機を使い、闇の輸送業を行ったり、工兵部隊が建設現場で働いたりして、生活の足しにしていました 其の事をソ連指導部は、自活しているから良いと黙認し続けました ソ連崩壊後は、社会主義国であった独特のモラルが失われて、更に腐敗が横行しました ロシア軍の現状に関しては、ソ連時代の元帥や将官たちから散々な非難がなされましたが、より悪化する一方です 直近10年においては、政治への軍の関与も弱められたため、愛国心で薄給を耐え忍んできた軍人たちは軍から離脱するようになりました 今回のウクライナ侵攻のロシア軍の異常なまでの混乱ぶりは、腐敗を黙認してきた政権側の失策と言わざるを得ません |
今回の話しで特に共産主義者は現実を無視して走り出すのか?理解に苦しみますね。
作者からの返信
2022年 05月 14日 16時 20分 >共産主義者は現実を無視して走り出すのか これはソ連、ロシアの上意下達の政治システムが原因です 防諜を担当するKGBに在っては、工作員は専門的分野を持ち、長らく海外情報を入手しています (例を挙げれば、シベリア抑留で日本人抑留者を洗脳したイワン・コワレンコKGB大佐は、大戦以来、50年以上対日工作畑で働いてきました) 彼等は海外情勢を知っていて、どの様な時流化は掴んでいます ただ、独裁体制下では指導部より求められた答え以外、答えると言う事は非常に危険な行動なのです 異論を答えれば、文字通り馘首になります また、党の意向に反する結果を恐れています その為、繰り返し、国民に対して偽りの情報を流して操作しようとしています 偏執病(パラノイア)に罹っていると言っても過言ではありません 劇中での東欧諸国の民主化への流れを無視し、妨害工作を展開したのには理由があります 自身の失敗を隠すために、外へ暴力を向けざるを得なくなったのです また外敵を仕立て上げて対立することは、独裁者の無謬性を維持するためには必要な事です 「ソ連の経済発展が失敗し、国内情勢が悪くなった原因は、我等では無くて外敵のせいだ」 そういって、自身の敗北や誤算を否定しているのです KGBだけではなく、赤軍も同様です 散々、KGBを貶める発言を劇中でしていますが、共産党の前で赤軍の存在価値を高めるためにその様に振舞っているのです 早馬や伝令で情報伝達をしていた時代ならともかく、近代の電信電話が発達した社会では全ての事を統制するのは難しくなっています ソ連の非効率さは、ほぼ全てが上意下達の伝達システムが原因です そういった意味では、ロシア社会に与えた「タタールの軛」の悪影響は計り知れないものなのです |
歴史の転換期に入った事 コメント マサキを操れると思っているのか政治家はマサキが死んでゼオライマーだけ手元に残ればと狸の皮算用をしてますね、利子の付いた報復を想定しないとはソ連も日本帝国も変わらないものですね。特にソ連は国家分裂してもオカシクないのにスターリン並みの独裁者が居ないと駄目ですか?
作者からの返信
2022年 05月 08日 12時 33分 >歴史の転換期に入った 1972年のカシュガルハイヴ建設以降、ソ連はこの5年の間に軍事作戦によって人口の3割を失う大損害を受けています 現実世界でのソ連人口は1970年の段階で2億4170万人です 単純計算して、約七割が生き残ったとすると1億6919万人 おそらく中央アジア諸国の人命が失われた形になるでしょう ソ連は1920年代には早くも出生率が下がり始めますが、元が多いので100年足らずで帝政時代の二倍近い人口まで増えました ですが、その人口増加を担っていたのは中央アジア諸国です 1990年の統計だとタジク人女性の出生数は4人で、対するロシア人女性は1人という記録もあります このことはソ連軍にも影響を与え、中央アジア出身の兵士がかなりの割合を占める結果になっていきました また彼等の75%は、ロシア語を全く介しませんでした (中央アジアの言語を介する古参兵や先任下士官が居なければ部隊の円滑な運営が出来ないほどでした) 比較的、従順な中央アジアが失われたあと残るのは、小ロシアとバルト三国、カフカスぐらいです この世界は、イラン革命が起きていないので、帝政イランが健在です 親米国家のトルコによるカフカス調略も盛んでしょう 独立心の強いバルト三国が、ソ連弱体化の機を逃すとは思えません この世界のソ連も遠からず縮小する運命にあるでしょう >ソ連は……独裁者 ロシア社会は一度も民主的な選挙、議会を経験したことがありません 常に彼等の意識の中にあるのは蒙古の軛(くびき)の時代の発想です 300年間にわたる統治によって様々な恩恵を受けた彼等は、政治システムまでそのまま温存しました 民主社会と言う物を知りませんので、政治とは強権的な独裁が通常であると思っています 今日も変わりません 経済的、政治的失敗を隠ぺいするために他国の侵略に備えるとして自国民への恐怖の押し付けを 繰り返す姿勢 根底には、「数世紀にわたる侵略を受けたロシアは、自己防衛の為に軍事拡大をするしかない」という自己暗示があります 異常なまでに領土侵略を繰り返す姿勢は、このような過剰なまでの恐怖心が原因と考えられます >マサキが死んでゼオライマーだけ手元に残ればと狸の皮算用をしてますね 天才科学者で、反意を抱いている男を危険視するのはむしろ政治家としては当然だと思います 仰る通り、反撃をされることに関して想像力が欠如しているという点には概ね同意します ハイヴ構造物を一撃で吹き飛ばす相手の事を軽く見積もっている点は、否定できません 頂いたご意見は話作りの参照にさせて頂きますので、今後の展開をお待ちください (2022年5月8日17時45分加筆修正) |
東ドイツの結婚生活は苦労が多いでしょうか?
作者からの返信
2022年 05月 06日 01時 55分 1949年の建国以来、東ドイツにおいては慢性的な物不足に置かれていました その内容は、ソ連の様に電化製品が全くないと言う水準ではなく、西ドイツのような自由な購買が制限されていたという事です 建国当初からSEDは住民の物資供給に対する不満を感じ取っており、かなり社会主義圏としては潤沢な供給を心がけていましたが、不満は解消できませんでした それ故、SEDとしては民心を宥める為、生活水準の向上を優先しました しかし、農業集団化の失敗やベルリンの壁建設、1963年から始める『新経済システム』の破綻などもあって、89年の壁崩壊まで根本的な解決には至りませんでした 1961年の段階にあっても、終戦直後の1946年と物流事情は変わりなく、食料品すら不足していました。 一応、一般市民も金銭を出せば購入できたのですが、耐久消費財は一部の人間に優先的に回されました ベアトリクスは、父が党幹部です。ユルゲンやアイリスは父が休職中とはいえ外務省職員です 世話役のボルツ老人は自家用車を所有していますが、これはすごく良い暮らしをしていると言うことなのです。 1960年代になっても自家用車を買うのは恐ろしいほど時間が掛かる様になっていました 平均6年近く待たされたという統計もある程です 食料品も慢性的に不足していました。党の都合で食料品の度々値上げを行うのですが、終ぞ都市部への十分な供給は出来ませんでした ソーセージは水増しされ、生クリームは製造を制限されたほどです テレビや冷蔵庫などの耐久消費財も、1970年の段階で100世帯当たり60%迄普及していましたが、コネや党幹部の役職になければ簡単には買えませんでした (1971年の東独政府報告書でも、それを黙認していました) ベルリン市内であれば1960年までは西ベルリンに買い出しに行けましたが、壁が建設されるとそれも出来ません 1960年の壁建設以降、SEDは西ドイツに逃亡した労働力の埋め合わせの為、女性の労働力活用を 推進する答申を出しています (1960年の段階で女性の就労率は70%、1980年代末で90%でした) ただ、自身が望んで就労したわけではなく、半ば強制的な面があったのは否定できません (男女の賃金格差が低い面もその一つです) 仮にユルゲンが、ベアトリクスに関して主婦をさせることを望んでも、共産圏の軍隊は薄給です 生活の為には、彼女自身も軍隊に残るか、或いはコネを使って党の機関に勤める 或いは国営企業に働きに出るなどでしょうか (もっとも、彼女自身はアベールのコネを使うのを嫌がるでしょうが) 結論から言えば、彼等はアベールの党のコネを使えば、物不足の東ドイツに在って、西ドイツ並みの『贅沢』な暮らしを出来ます 一般市民の様に買い出しで時間を取られず、子育ての為にパートタイム勤務をしなくてすむでしょう ただ、それは西ドイツでは当たり前に出来る事なのです 以上の事から東ドイツは如何に貧しく、苦しい社会であったかが分かります 今回の東独の生活に関する話は、斎藤哲著、『消費生活と女性 ドイツ社会史(1920~70年)の一側面』を参照しました 次回以降は、通常通りの土日投稿に戻るつもりです 連休や祝祭日の際には特別投稿を考えて居ります |
核兵器の使用は未来に置ける責任を取る気が無ければ使えない代物でありマサキには使用前に決着を着けて後腐れない結果にして欲しいです。
作者からの返信
2022年 05月 05日 01時 50分 >核 日本の自立と経済的発展の為には核の平和利用と言う物は必要だと、個人的には考えています また、産業としての核利用は設置された地方自治体にとって恩恵は大きく、様々な益を受けて居ります。 この事に関して思い起こすのは、東日本大震災後にあっても、核施設の有った被災自治体の中では否定的な意見というのはほとんどなかったことです マスメディアに出ている意見とは違い、然程被害の無かった原発事故に対しては外部電顕の設置場所が悪かったことぐらいで否定的な意見は当初はありませんでした (10年以上、マスメディアが騒ぎ、地元住民の意見は、表に出る分はほぼ逆転しました) 原発は個人的には安全なものと考えて居ります。日本国内では、茨城県東海村のJOC臨界事故迄死者は出ませんでした (微量の放射能漏れで、問題化して対応していたせいもあるでしょう) 福島第一原発の件は、政治的な人災です スリーマイル島の事故やチェルノブイリ原発事故と違い、被害も放射能汚染も少なく、住み慣れた地域からの移住も不要でした 知見が少なく、専門家の意見を聞かなかった菅直人内閣と民主党政権の一大失政です この強制移住のせいで、失われなくて済んだはずの尊い人命と貴重な財産が消えてしまいました 広島、長崎の原爆投下を受けた我が国に在っては、強烈な核アレルギーがあるのは、十分認識しております 三度(みたび)核爆弾の投下を防ぐと言う意味で、核保有という選択肢はあっても良いかと考えています ただ、核戦力というのは非常にコストパフォーマンスの悪い兵器で、実際に使用することも簡単には出来ません 軍艦や航空機と違い、持ったところで目に見える益がハッキリ見えませんから、未だに不要論が根強いのも事実です (英仏両国は、高額な核戦力維持の為、通常戦力を大幅に削減しています) 武力侵攻抑止としての核戦力……、昨今のウクライナ情勢を見て、1992年の核合意が無ければ、この軍事侵攻をロシアは為し得たのかと、想起致しました 劇中での、アベールと議長の会話は、現代日本における核利用議論の隠喩(いんゆ)です 議長は、シュミットの対BETA戦用の核配備を非難しつつ、ソ連の核恫喝から守る意味で持つのであれば理解できるという趣旨を、アベールに伝えています。 アベール自身は、被爆国の人間として、核そのものに強烈な嫌悪感を示しています 議長が平和利用の為や安全保障上の益から核利用を解いても終始、否定的な見解を崩しませんでした 仮に『柴犬』時空のドイツで核配備が実現しても、それは使えぬ武器として基地か、潜水艦発射型弾頭として、バルト海を遊弋(ゆうよく)する戦略ミサイル搭載型原潜の形で保持するぐらいでしょう ソ連や中共政権の如く、自国内で際限なく使用することは作中の経緯から見て考えられません 『柴犬』本編の様にシュタージが政権奪取を成功したとしても、核に否定的な国民の意見はさすがに一党独裁の国家とはいえ、無視はできません (史実の東西ドイツでは、両陣営とも核開発設備をドイツ国内に設置しました) 再三再四、申している通り、核というのは一度使えば破滅的な威力を持つ兵器です それ故、軍事的、外交的な切り札として意味を持ってきます 日本という国土を極東の核保有国の攻撃から守ると言う意味で、核保有というのはまんざら無駄ではないかと思えてきます もっとも、フォークランド紛争の様に非核保有国が、核保有国に対して戦争状態になる事もあるので、十全とは言えませんが。 (局地戦であったので、核爆弾を使う必要が無かったという見解も成り立ちます。 また、空母艦隊の派遣という時点でアルゼンチンの敗北は決定的でした) 大変な長文になってしまいましたが、今後とも本作をご覧頂ければ、幸いです |
相変わらず粛清と暗躍が好きな組織ですね天使を召喚してぶつけたくなる。
作者からの返信
2022年 05月 01日 11時 06分 >粛清と暗躍が好きな組織 レーニンが作ったソ連型の共産党組織、それ自体が秘密結社を参考にして作り上げた物でした マルクスやエンゲルスの時代の共産党組織と違って、非公然にテロ活動をし、外国より秘密資金を得ていました (19世紀の社会主義運動の目標は議会を通じて合法的に改革を行う事でした) 実は、ナロードニキ運動というロシア国内の暴力革命を模範にしている所があります 当時凄惨な内ゲバを起こした事で、西側の社会主義運動から絶縁状態になる程でした 端的に言えば、ソ連共産党は最初から秘密主義で、非常に残虐な組織だと言う事です |
マサキが本格的にソ連潰しに動く事。 悪い点 ミラが、いつ篁夫人になったかわからない所。 コメント ユイ姫が存在しないのは悲しい
作者からの返信
2022年 04月 30日 11時 07分 まずは、ミラ・ブリッジスに関して説明が些か不足していたことは申し訳なく思っています ご指摘の点に関しては、後日仔細な説明をしたいと思っております >ユイ姫 『帝都燃ゆ』登場時の、唯依姫の年齢から生年を類推すると1984年前後の誕生と思われます (1998年時点で14歳と仮定した場合) ミラが篁の正妻であったとしても、唯依姫の生母、鳳栴納との関係がどうなるかは今後の篁次第によっては変化しえます 継室(けいしつ)や側室、或いは愛人関係になる……様々な可能性があります 今の話の時間軸は1978年です 唯依誕生の1984年まで6年ほどの時間的な間が存在します 然程、ご憂慮為される必要はないと思います >ソ連潰し 主人公・マサキのソ連に対する感情は再三再四書き記している通り、敵対者です 前世では、ソ連の為に落命し、転移後も異世界のソ連に利用されようとしています 科学者や現代日本の人間として、ソ連の負の側面を認識しており、何れは対決やむなしとの考えでした やはり一番の要因は、ソ連科学アカデミーとKGBの誘拐計画です 1章の頃は、放っておけばBETAに食い荒らされると傍観していたのですが、向こうから有害行動をしてきたので、彼自身も対応せざるを得ませんでした 既にお話ししたように、ソ連はゼオライマーを欲しています マサキのみしか扱えないことを知りませんので、抹殺を企てています 前世で同じ扱いを受けた彼が、そのことに気付かないはずがありません その様な経緯から、冒頭の展開となりました |
アメリカのやらかし、楽しみです。
作者からの返信
2022年 04月 30日 07時 38分 ご感想有難う御座います >アメリカ マブラヴ世界でも米国の動向は無視できませんからね。 特にG弾関連はその後の運命を左右するので、どうしてもその取扱いに関しては慎重にならざるを得ません |
ソ連が勢力圏の崩壊を恐れるくらい冥王が影響力を持ってる事。 コメント ソ連はハニートラップが好きですね映画の赤い大地でも女で海外から来た技術指導者とマスコミ関係を抑えましたよ!ソ連では女に人権は無いですね。自分はベータには対戦車自走砲アーチャーを使った遅滞戦闘が無難かなと思います。
作者からの返信
2022年 04月 24日 14時 37分 >冥王が影響力 まず、マブラヴ世界のソ連の基本姿勢に関して述べます ソ連では通常戦力がレンドリースで揃えた旧態依然とした通常兵器で、史実の様な近代化が進んでいない可能性があります 海軍の艦艇を見ると、防空能力に劣る「ソビエツキー・ソユーズ」級戦艦を4隻保有し、後の「TE」では、スラヴァ級巡洋艦を数隻建造してます 戦術機に関しても、異様なほど力を入れて多種多様なモデルを作り、衛星国に輸出しています (「柴犬」本編で、ベアトリクスに失笑されるほどでした) この世界のソ連は、一騎当千の兵器を欲しており、開戦当初からその方針でした (核飽和攻撃はその一端にしか過ぎません) 天のゼオライマーは宇宙空間のエネルギーを次元連結システムによって無尽蔵に供給出来、なおかつ残留放射能の影響もありません 一機でハイヴを崩壊させる 欲しがるのも無理ではありません 彼等の手中に入れば、米ソ冷戦の基本方針である、核戦力の相互確証破壊の概念も一変させるでしょう 彼等は、マサキの来歴を知りません 前世で、日ソ間の政治取引で暗殺された男の憎悪を知らず、無邪気に誘拐事件を起こしたことでマサキの逆鱗に触れました >ソ連はハニートラップ ハニートラップはおよそ人類が都市国家を形成した時代より行われてきた古い手法です 諜報戦を最重要視するロシアにとっては、ハニートラップは十八番(おはこ)です 帝政ロシア時代にはナポレオン戦争の際、ロシア外交官はナポレオンの妹に工作を掛けています ナポレオン大帝が寵した妹・ポレットは社交界で浮名を流していたことで有名でした 其の事を利用して、ロシア外交官は彼女に近づいて工作をしました 無論フランス側も無能ではなく、国外追放になっていますが、後にそのことを褒賞されます 最後は参謀総長から国務大臣級にまで上がり、天寿を全うしました >ソ連では……人権は無い 実は現代ロシアでもさほど変わりません 高緯度の為、夏季が短く冬季が異様に長い旧ソ連圏では、我々が思う以上に精神疾患が多く、アルコール中毒の害が蔓延しています 医療水準も低く、乳児死亡率が高いロシアでは少子化問題が深刻化していますが、平均寿命の伸び悩みも顕在化しています 男性の平均寿命は2010年のデーターで59歳…… 信じられないほど短いのです また、昨今の経済制裁以前に野菜不足は深刻で、栄養素の不足は長い間問題になっていました 近年、EU諸国から輸入をして食いつないでいましたが、ウクライナ情勢の悪化で輸入再開は絶望的でしょう また、地方の道路事情は劣悪で、旧ソ連時代から全く変わってはいません 大都市部を一歩離れれば、未舗装の幹線道路で、流通の大部分を鉄道に頼っています 僻地の土民の経済事情はソ連時代より悪化している部分もあります 『TE』のラトロワ中佐などは夫と死別し、息子と生き別れましたが、アラスカに転属できただけましな方です 劇中では描かれませんでしたが、相当な苦労をしたものと類推できます >自走砲 仰る通り有効な手段ですが、小生なりに様々な考察を拝見して最近はその方針はどうであったか悩んでおります 核爆弾を地雷の様に埋めるか、或いはマブラヴ世界で広く使われているS-11を指向性地雷に背として埋め込んでおく 其処にベーターを誘い込んで吹き飛ばす方法もあるのではないか…… S-11を砲弾として発射する方式も悪くはないと思ってはいます 長々と述べましたが、今後の展開をお待ちいただければ幸いです |
アイリスの名前とキルケの祖父の登場で楽しみが増えました後はレベルを上げて物理でベータを殴り殺すだけですね。
作者からの返信
2022年 04月 24日 01時 00分 BETAを、ゼオライマーの圧倒的な力の前に消し去る 結果マブラヴ世界の鬱屈した設定まで吹き飛んでしまいました >キルケの祖父 南北朝鮮と違って、東西ドイツは双方にドイツ国防軍関係者が多数います 東西ドイツを語るうえで、やはり第三帝国時代を知る人間や関係者は必要です そういった経緯で、キルケの祖父を出しました >アイリス 『柴犬』ヒロインは誰か…… 色々なご意見があると思いますが、個人的にはアイリスディーナとベアトリクスと思っております 一時期、『柴犬』版のまりもちゃん、夕呼先生枠などと言われてました (海外のマブラヴ関係サイトでも書かれていて驚きました) 確かにアイリスディーナは神宮司まりもと同じように愛国心が強く民族愛に溢れています ベアトリクスのすべてを犠牲にする姿勢……、香月博士に通づるところがあると思います 本作ではユルゲンが健在で、結果的にベアトリクスの世を倦(う)む様な行動は為されなくなるでしょう アイリスの件は、アスクマンが遺(のこ)した最後の爆弾です どの様な展開を迎えるかは、今後の推移を見守っていただければ幸いです |
歴史的な憎しみと理不尽極まりない現実への足掻く思いが伝わります。 コメント 大陸国家はイギリスがやったように分断統治するしかないですね。
作者からの返信
2022年 04月 17日 13時 55分 >歴史的な憎しみと理不尽極まりない現実 東西ドイツですが、ある意味日本以上に悲惨な扱いなのです 政治的、経済的にもその影響は残っています 端的にわかりやすい海軍力に関して話します 再軍備も日本より遅く、潜水艦や大型艦の建造も長らく禁止されました つい最近、フリゲートを15年がかりで作り上げましたが、軍に納入を拒否されるほどひどい出来でした (バーデン・ヴュルテンベルク級フリゲートで調べれば出てきます) 日本の場合はまだましで、冷戦が本格化する前にGHQが方針転換し、工業力の向上を進めます 米国で戦時標準規格を策定した人物の一人であるデミング博士を招聘した事もその一例です >大陸国家 丁度、今起きているウクライナ情勢は100年前のマッキンダー卿のハートランド理論の再現に思えます 英海軍は1918年のソ連革命に際して、オデッサより白軍勢力を支援しましたが、米国の離反により失敗します (チェコ軍団救出の名目で行われたシベリア出兵も同様の結末を得ます) アフガンの時もそうでしたが、今回のウクライナにも英国は干渉しています 30年ほどの短期間で見ると分かりませんが100年単位で歴史を俯瞰してみてみると、以前の失策を取り返しに来たのだなと理解できます 長々と書き記しましたが、今回のご感想は何れ話作りとして反映させたいと考えて居ります |
歴史の動きが分かりやすく日本の失敗も分かる。ゼオライマーで東欧とソ連を分断して弱体化させる構想! コメント マサキはミクに甘えるしミクも興奮してますね。武家首脳陣はマサキからゼオライマーを取り上げる算段をしてるのか?アイリスを日本に連れ帰ると面白いですね。
作者からの返信
2022年 04月 16日 13時 34分 今回、独白という形で今一度日露の関係の始まりは何であったかを解説いたしました 2000年の往来関係がある支那、通商条約締結以前より友好的な態度で接してきた米国、先史時代よりすでに日本の影響力が及び、複雑な関係のある朝鮮半島…… その中で、ロシアは最初から領土浸食の野心と敵意をむき出しにして我が国と対峙してきています とにかく近隣諸国の中で異質なのです 以前、タタールの軛(くびき)に簡単に触れましたが、ロシア人の思考にまで蒙古人の影響は色濃く反映しているのです。 昨今の情勢もその延長線上にあります。 まるで物に取り憑かれたように、領土を拡張する思考の原点はソ連や帝政ロシアではありません 探っていくと、タタールの軛にまで行きつきます 蒙古とロシアの関係…… 今は立場が逆転しましたが、数百年に及ぶ影響はいまだに消えぬのです >東欧とソ連を分断して弱体化……構想 東欧諸国とロシアは関係が深く、民族的にもスラブ系と言う事で近いと考えがちですが、その関係は決して良好ではありません ハンガリーもチェコもロシアとの距離を取ろうと必死ですが、地続きで常に侵略の危険性があるのでどうしても妥協せざるを得ない面があります そして戦後、衛星国化した際、石油の融通や原子力発電のノウハウの享受などを経て簡単に影響力を削げぬようにしました ソ連崩壊後のこの30年でより深刻な形で依存する結果になったのが、今日の情勢です 1970年代後半であれば、各国の対露依存姿勢は修正可能な範囲です その様な事を鑑みて、今回の話の構想となりました >美久 過激な表現だったかと書き終えた後、悩みました ですが、原作は両作品とも成人指定の有る作品であったことを思い出しました 喜んでいただけたことを見ると取り越し苦労であったと思っております >武家首脳陣 今後の展開をお待ちいただければ幸いです |
ボリュームが有って良し。マサキの遊び心も良し。 悪い点 マサキの饒舌になる心情がわかりにくい。 コメント ソ連をかき混ぜください。次元連結機関を教える気分になったのか?知りたいです。
作者からの返信
2022年 04月 10日 13時 38分 >心情がわかりにくい。 ご指摘のあったマサキの心情描写です 些か、会話優先で話作りをしたかなと考えて居ります 今回の話作りは、ユルゲンやベアトリクスの視点が中心で、主人公の心情描写を抑え気味にしました ご意見を反映して、後日改めてその経緯と内心に関して書きたいと思います >ソ連 今後の展開をお待ちいただければ幸いです (2022年4月10日20時30分加筆) |
リズが性虐待を受けずにすんだ事。シュタージは下衆ばかりだからベアトリクスを花嫁にして側に居させるのは正解と思えます。 コメント 歴史の転換期に入りましたね、続きが楽しみです。
作者からの返信
2022年 04月 09日 20時 18分 >リズ アスクマンに捕らえられ、殺生與奪を奪われ、シュタージに弄ばれ、辱められた彼女ですが、 この世界では、アスクマンは様々な思惑で排除されました ゼオライマーの来訪も無論無関係ではありません 今回、現実でのシュタージでの政治犯や監視者の対応を鑑みて、思案しました シュタージは秘密裏に処刑や残虐行為を行っているのは事実ですが、マブラヴ世界の東ドイツは現実より過激な路線です そこをどうするかと考え、国外退去処分に致しました >シュタージは下衆 今回、秘密に処刑したアスクマンを手厚く葬る話を書きましたが、これはスターリン時代に良くソ連で行われた手法を取り入れました スターリンは政敵を処刑、粛清した後、「病死」「事故死」という事で大々的な葬儀を行い、肖像画を描いて顕彰(けんしょう)しました >ベアトリクスを花嫁にして側に居させる 思えば、彼女も不幸な人間です 一方的に極悪人のような扱いをしている二次創作が多いですが、ユルゲンが健在であれば事情は変わります 『柴犬』本編でも、彼女の志操は常にユルゲンでありました 良かれと思って進めた独裁体制の邁進、アイリスディーナとの決別…… シュタージへの入省…… 上記のような悲劇は起こり得なかったと考えて、今回のような話作りにしました 今後の展開をお待ちいただければ幸いです |
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2022年 06月 25日 17時 51分