良い点 / 悪い点 / コメント |
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この「待っていたぞ、お前が来るのを」というタイトルは 本文を読んだ後に見ると痺れますね。 実にこの世界における二人の内面と関係を的確に現していると思いました。 あと、私はこの作品はエーリッヒが女性化した困ったちゃん世界を夢で見たように この世界線の一端をココア閣下が悪夢として9話までを見て 後半部分は見なかった部分なんじゃないかと解釈してますw |
第三十二話 待っていたぞ、お前が来るのを フェルナーを許して部下にしましたか。 許さない可能性もあるかな? と思っていました。 さすがです。 これで、情報担当者がオーベルシュタイン事務局長だけでなくなったのかな? 何かの本で、上に立つ者は、情報源を二つ以上持てと書いてありました。 その方が正確な情報を入手出来、部下に操られる可能性が減るそうですから。 コメント 考えてみれば、アンネローゼは元帥夫人。ある意味、寵姫時代以上の重要人物になったのでは? 内乱に勝利したら、アンネローゼにヴァレシュタインへの取次ぎを頼む人が激増するかも? 敗北した貴族の縁者達は、馬鹿にしていたアンネローゼに命乞いをするのでは?(笑) |
すっかり長くなってしまってますが、このお話は全て 帝国暦489年4月29日夜中~30日未明にかけての一夜の悪夢という事でいいのですよね? 数夜に渡って就寝の度に連続して続きを見せられてたんじゃ睡眠恐怖症というか ノイローゼになりかねませんよ… |
ココアさんにしてみれば忙しい最中に ヒルダさんがアポなし飛び込み営業で売りこみにやってきた様なものでしょうね。 事前に営業先の調査くらいして当然だと思ったのでしょう。 |
貴族としてのマリーンドルフ家の支持... 平民であるココアさんにとってマイナスでしか無いという点に気が付かなかったヒルダさんはやっぱり貴族なのでしょう リヒテンラーデ侯にとっても帝国への忠誠ではなく、自身への支持を押し売りする貴族は要注意対象でしょう 本編であった寛大さが悪夢編ではないわけですから、ヒルダさんに挽回の機会はあるのかどうか ココアさん自身が平民の立場を本編よりも意識させられるとこの多い本作は、 義眼さんにとってはより利用しやすい立場に見えるのかもしれません |
この世界では金髪はよほどの覚醒をしない限り、道化か間抜けな内部不安分子として提督方に潰されそうですね 金髪は基本的に部下しか作れない傲慢な人間性(赤髪との初対面ですら、勝手に相手が自分の友達になろうと近付いてきたと断じる人間性)ですから、優秀な将帥が皆自分より年長かつ上席である現状有力な味方を作りようもないですから 実際、金髪はおそらく自分の地位が寵姫であった姉により下駄を履かされた昇進の賜物であったことと思っても見ないでしょう。 厨二病をこじらせた金髪と、それに毒された赤髪がこれからどんな(ココア閣下にとって)笑えない喜劇を演じてくれるのかを楽しみにさせて頂きます |
連日怒涛の更新、お疲れ様です。 毎回の更新楽しみにしています。 義眼ですがココア閣下は、上手く使いこなしてます。 原作では、金髪は政略謀略面を義眼まかせにしている感じですが、義眼から見ると金髪は、政略や謀略面では欠点だらけの上司ですね。 対して、義眼からみたココア閣下は政略や謀略面で合格点の付けられる理想の上司とも思えます。 ヒルダですが、将来的にココア閣下の役に立つかもしれませんね。 リヒテンラーデ、エーデンベルグ、シュタインホフに監視されているであろう中、ヒルダがココア閣下から断られる事によりのココア閣下に対する危険性がない証明になるかもしれません。 金髪と赤髪コンビの迷走も楽しみです。 彼らの野望も原作に比べると随分ショボクなりそうです。 現在はシスコン嫉妬コンビですが、薔薇姉が生き残り幸せになった場合は、シスコン嫉妬(弟)&宥め役(失恋)になりそうですね。 次回の更新も楽しみにしています。 |
更新お疲れ様です。 ヒルダはモロに経験不足が出ちゃいましたか。 ココアさんが「公文書はリヒテンラーデ侯爵担当」と言った時点で、自分の出した提案が全く意味がないことに気付くべきだったのですが、ココアさんの言うように「食糧援助と航路防衛の手助け」を進言して、見返りについては「功績を判断して決めて欲しい」と、相手側に委ねた方が、却って相手側も邪険には出来ない(見方が少ない事から)んですけど。 ココアさんの真意を知った時、初めてヒルダは自分の愚かさに絶望するのでしょうか。 ライキルは、本編同様、自分達がココアさんから明確に「敵」と認識されているという事に気づかないでしょうねえ。 彼らが生き残るには、とにかく謙虚な姿勢で実績を積み上げることなんですけど、ラインハルトはあの性格ですから協調性ゼロですし、キルヒアイスは原則イエスマンですので、ストッパーたり得ない。 「身内にも容赦しない」という格好の旗印にされそうな。 義眼にとってはココアさんはまさに理想の主君でしょうねえ。 寛容さと冷徹さのバランスが取れていて、例え身内であってもそれは変わらない。 私情で動くという事がない訳ですから、仮に義眼の行動に反論をしても、義眼自身も納得して受け入れると。 しかし義眼作成の処刑リストって情け容赦ないだろうなあ。 |
・オーベルシュタインを上手く使っている点 やっぱり悪夢編の主人公とオーベルシュタインは相性良さそうで良いですね。 エーリッヒにはラインハルトにとってのキルヒアイスのような半身がいないので オーベルシュタインが危惧する「No2」的存在が見当たりませんし ラインハルトが持つ潔白さ等よりも、冷徹さが先行しているため、実に仕事が捗ることでしょう。 コメント 部下に対する主人公の言葉使いが少し気になりました。 例えばオーベルシュタインに対してですが、27話では「ですます」口調や「~下さい」 という言葉で会話をしていますが、元帥就任後は文字通り上官の様な言い方に変化しています。 しかしメックリンガーには前と変わらない感じで話をしているので 何か主人公の中で使い分けの基準があるのかな? と感じました。 アンネローゼやヒルダにも等しくフラグが押し寄せて来たり、フェルナーやルビンスキーの影が 未だに見えてこないという点も相俟って、悪夢編はとてもハラハラしますね。
作者からの返信
2013年 10月 12日 16時 16分 言葉使いですが、敢えて変化をつけました。通常は「ですます」ですが公式の命令ではなく密命のような場合にはあのような口調にしようと思っています。 |
ヒルダは原作の様な栄達はないにしろ、リヒテンラーデ、エーリッヒの政権交代を泳ぎ切る感じがする。それより姉薔薇に護衛を付けなかった事がライキルの目にどう映るか。身内とは言え特別扱いが出来ない事は理解できるが納得出来ないだろう。オーベルシュタインは不満分子の洗い出しに姉薔薇を利用しそうな怖さがある。 ライキルは姉薔薇に何かあれば宇宙がどうなろうとエーリッヒを暗殺する。ライキルにとっての宇宙は姉薔薇とその付属品で構成されているに過ぎない。最悪の事態が姉薔薇が死亡してエーリッヒ暗殺。その次が姉薔薇の安全を確保する為、同盟へ亡命になる。亡命を仄めかせても日陰者の意地で絶対に頷かないだろう。 |
>生き残れたらお前を大事にするよ、必ずな。だから、生き残れ……。 エーリッヒがまだ優しさを失ってない所。 |
更新お疲れ様です。 リューネブルクが死んだ今、ヴァレリーかギュンターもしくはナイトハルトが死ぬと情け容赦一切なしになりそうで怖いです。 |
1年後くらいに流刑地から逃げたヒルダがロイエンタールの所で愛人やっている姿を幻視した。 エルフリーデは無力だったけど、ヒルダなら後押ししてロイエンタール反逆フラグが。 アンネローゼからの情報とヒルダからの情報で、ヴェストパーレ男爵夫人がどういう決断をするのか。 ヴェストパーレ男爵夫人はアンネローゼとの繋がりでこちらに味方するとリヒテンラーデ侯に言い訳できるから、ヒルダみたいな駆け引きをしなければ味方として遇する事もできるでしょう。 リヒテンラーデ侯の異常な警戒振りについて、ちょっと納得のいかない所があります。 艦隊司令官を平民や下級貴族で揃えた事に文句があるようですが、仮に門閥貴族から選んだらブラウンシュバイク公やリッテンハイム侯に艦隊ごと寝返る可能性が大きくないですか? そもそも門閥貴族の無能ぶりは第三次ティアマト会戦で理解していると思うのですが。 貴族でリヒテンラーデ侯側につこうとするのは少数派で、しかもその殆どは宇宙艦隊の武力目当てとブラウンシュバイク公やリッテンハイム侯と揉めているという理由ではないでしょうか。 この状況だとリヒテンラーデ侯は平民を味方にする以外に手はないでしょうに。 悪夢編のリヒテンラーデ侯は本編どころか原作より先が見えていない気がします。 ココア閣下の状況分析にフェザーンが全く出てこないのが不思議です。 イゼルローン要塞奪取で同盟が勝ちすぎて、侵攻作戦では同盟が敗れたけど致命傷は受けなかった事で、両国の均衡は保たれているとルビンスキーが思うだろうという判断でしょうか? 内乱を乗り切ってアンネローゼときちんと夫婦になれるのか。 フェルナーが何かやらかしそうな気もしますが……。 |
更新お疲れ様です。 タイトルに全て持って行かれたw かつて義眼がこれ程 優遇された事があっただろうか……。 内乱が長引くと、同盟の動きが心配ですね、色々な意味で。 |
ここのオーベルさんは、陰謀よりな暗いイメージより 私事を交えない能吏のイメージが オーベルさんにも幸せがくるのか? そして、アンネローゼも盤上にあがりますか さて、金赤コンビとココア閣下のどちらをとるのか? 続きを楽しみにしています |
ヒルダの登場シーンと売り込みシーンが、本編と同じだったので、さらっと流し読みしていたのですが、彼女を追い払う展開にするとは思ってもいませんでした。 確かに、政治・貴族情勢に関わる気はないと思わせておく必要はあるのですが…… コメント アンネローゼの扱いもなかなか良いですね。 前話で男爵夫人について話したが、彼女自身も傍観者に徹する事は認めないと。 次回も楽しみにしています。 |
ヒルダお嬢様、相手がラインハルトなら効果てきめんだったのにねぇ。黒は黒でも魔王の黒モードなココア閣下じゃ全然通じないという(涙) ……原作通りだとお嬢様、出掛けにマリーンドルフ伯ご本人と大筋について話しているはずだから、伯自身も今一つ貴族間の権力闘争という発想から抜け切れていなかったかもしれない。 (考えてみれば、原作のラインハルトも結構どっぷり宮廷闘争モードだしなぁ) てか、現在のココア閣下を理解するのはおそらく骨の髄から平民(絶対にお貴族様とは絡みたくねー)じゃないと困難だろうて。 |
更新お疲れさまです。 入りは本篇と同じなのに結果は正反対だったヒルダの訪問。彼女は駒でおわるのか?それともプレイヤーに成れるのか?一方最初からプレイヤー扱いの姉君は自身の生き残りだけではなく重大な選択もしなければいけなくなりそうですが、魔王モードの主人公の隣にいて欲しいなと思います。 次回も楽しみにしています。 |
ああ、ヒルダ嬢に死亡フラグが(苦笑) アンネローゼも一応愛される可能性のフラグがあって良い夫婦になれる可能性はあるものの、うまく生き残ったらなみたいな前提でいざとなったら切り捨てることもしそうな感じで…どうしよう、弱点が見当たらない。 リューネブルク死亡が影落としてるなぁ。 |
まさに四面楚歌な状態・・・ |
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2013年 10月 13日 05時 03分