良い点 / 悪い点 / コメント |
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理論理想じゃ、狂信者は救えません。むしろ逆切れします。 毛沢東やらポルポトやらヨセフおじさんとか、歴史上いくらでも例はありますが、この場合善意と自分の正しさを信じて結果大量虐殺に走った毛沢東が、今のヤンに近いのでしょう。 本編では結局ラインハルトを殺さなくてはいけなかったように、こちらでは最後はヤンは殺すしかないかもですね。平和のために協力するどころか邪魔ですから。フレデリカが排除するのかしないのか心配してますけど、排除されないように行動しようとは思わないのだろうか。主人公も別に好きで排除しているわけではないし、本編ケスラーとかアイゼナッハみたいな存在になれるはずなのですけどね。確かに同盟編の主人公は序盤で切れてしまい、人間不信になってしまった分だけ、本編とは人間性がかなりダメですが。実際、悪夢編とはこの同盟の方のお話だと思っています。主人公は本編と比べると余裕無く、性格も悪く、さらには生き残れそうもありません。能力ではなく、周りに人がいないゆえに、独裁者にでもなるしかありませんしね。周りに対する毒舌ぶりはさすがにひどすぎます。 とはいえ、理想に酔わず、現実を求めることができれば、ヤンのような理想を求めてテロリストになりかねない人間よりはよほどマシなのは確か。そういえば、本編キルヒアイスがかなり自分勝手なテロリストになってましたよね。しゃべるのも不快とかかなりひどいこと言ってましたが、今回のフレデリカの最後の言葉、彼にそっくりでしたね。 まあ、本編とか美しい夢とか、ハッピーエンドはまだありそうですし、こちらはダークなヴァレさんの活躍をこれからも期待させていただきます。 |
感想欄が賑わってますね 作品内のヤンが非難されるのは仕方ないとしても、原作ヤンの叩かれっぷりもまた凄い 本編のラインハルトが刑死した時に、「死んで当然」「いてもココアの邪魔になるだけ」「そもそも原作からして異常者だった」などと感想で袋叩きにあってたのを思い出しました |
主義主張なんぞ生きるため方便…と、割り切るヤン・ウェンリーに魅力なんぞ感じませんが… それが出来るなら、ラインハルトに士官を求められた時に受け入れてるだろうし… だいたい同盟の不敗の名将、魔術師ヤンがカイザーラインハルトに膝を屈する しかもバーミリオンでの敗戦の直後です そりゃ無理でしょう…同盟市民に与える影響が大きすぎる しかもヤン・ウェンリーは民主主張の建前を建前とせずに守る軍人です バーミリオン開戦までに民主共和国家における軍人の鏡、不敗の名将とアイランズ辺りに宣伝されていてもおかしくない そんな状況で、侵略者ラインハルトに仕えるなど無理ではないですか? ヤンにしてみたらそんな虚像などうっとーしい限りでしょうけどね 自分は同盟にシガラミがありすぎる ユリアンには国家の枠を越えた視野をもって欲しいと言ってました 私も民主主義はヤンにとって呪縛にすら感じる時があります しかし反帝国国家である自由惑星同盟でなら当たり前な事なのではとも思います |
ヤンって決め付けて行動するのに責任も取りたくない人間だと思います。 ラインハルトを高く評価しながらも話して分かる相手ではないと決め付けて結局死ぬまでマトモに話していない。 ラインハルト捕殺目前でのトリューニヒトの停戦命令をアッサリ受諾したのも民主主義への義務感ではなく単に責任回避に走っただけでは無いか? なんやかんや行動しつつも常に積極性に欠けてマトモに行動した試しが無い。 後悔するシーンはあれどそれを糧に成長した様子も全く無い。 逆に何故あんなにヤンを評価するのか理解不能です。 よくまああんな人に命賭けたよな… 彼の本質は冷静ではなく冷淡で淡白なんでしょう。 理想に殉じた様に見えますが単に責任回避に終始した挙げ句に破滅したとも採れなく無い… 地球教徒に暗殺されなければそんな事になった可能性は高いと思います。 |
フレデリカ嬢の不安が減った様で何より。違う不安が出てきそうだけど。 コメント 原作を初めて読んだ時「民主共和制の理念だけでもどこかに残せるように、ヤンは話が出来たはずなのにな」 と年金生活に入ってしまったヤンに疑念を持った事を思い出しました。どう考えても長く続きそうもない引きだったし。 というか主人公二人、あれだけお互いに注目していながらバーミリオン後の会談だけで引いちゃう辺りどうなんだ??と… 話し合いましょう!という発想は実はお子様なのか?と十代の私は思っていたんですけど、そんなわきゃないよねー。 エーリッヒの突っ込みは、結構な割合の原作読者の突っ込みでもあると思うけど… 銀英貸してくれた同級生と議論したのが懐かしい思い出だー(ここいらないw) |
2014年 06月 10日 00時 38分です。 案の定、124話で君主独裁政と言っていたものが、125話で専制政にすり替えられてますね。 専制であれば独裁ですが、独裁だからといって専制とは限りません。 リビアは数年前まで、カダフィ独裁による共和国でした。少なくとも「緑の書」により、欧米とは違う形の民主主義を目指していました。 |
ふと思い出しました・・・ 第七次イゼルローンのワイドボーンの台詞・・・ 「勘違いするなよ、俺は“言い過ぎだ”と言ったんだ。間違いだと言ったわけじゃない」 「奴はお前を高く評価している。それなのにお前はその評価に応えていない」 大魔王様頑張ってるのにねぇ・・・(´・ω・`) ヤンのメンタルはワイドボーンさんのケアに期待w |
長い間見てない間に、凄い更新されて驚きましたね。 これだけ書いてくれるのが読者としては嬉しいです。 作品としても同盟はもう和平路線で、後は交渉と各人の心理描写が見所という段階ですかね。 原作読んだのも何年も前ですが、読んでて少しでも思い返せるのが嬉しい所です。 コメント 作品全体の傾向だと思いますが。 徹底したリアリスト視点であるエーリッヒがいれば、ラインハルトやヤンがかませポジになるのも仕方ないかなと思ってはいますが。 彼らは悪く言えば、戦争を助長することはあっても和平や平和には能動的ではありませんし。 作品全体で見る、銀河統一が最終目的としてどこかで出てくる以上。 何て言いますか、スポーツ物ではありませんが。 爽快感とかロマン性、対等の者と戦う熱さ? みたいな物を戦争シーンに求めるのは難しそうですかね |
>最悪の民主政治でも最良の専制政治に優るなんて言い出すんだからな。 このセリフって、原作でもこの部分だけだったんですね。 なんか頭の中で勝手に、民衆の声を取り入れるという点については~、って感じの言葉が付いてたと自己補完してましたわw ググってみたら無くてビックリ、色々解釈もあるんでしょうけど、なんつう暴論だったんだ。 |
ヨッパライにはちょっとズレた返答で対応するココア委員長流石ですね。 まともに答えたらどんどん進んで相手も興奮して逆ギレしかねんし、あまり関係ない話だと逆上する可能性が出てくる。 ちょっとズレた返答してヨッパライを相手にしてるのは流石です。 取り巻きにも・・・ |
ココアさんが現実を観ていないという批判がありますが、逆に現実を観ているから、ヤン提督にある意味で苦言をていしたんじゃないのかと私は思います。現状は反対派を征し和平へ舵を切っているが、決して一枚岩でないのが同盟の実態でしょう。和平派の内情はココア閣下が中心人物に成っているが、構成員の大部分(特に軍)はシトレ派が牛耳ってるのが現状です。そして、和平という目的は同じでも根本部分の主義思想が違うのは、ご承知の通りです。 その状況で、不倶戴天の敵と長期間の和平を結ぶ以上、現実と云う名の現状認識を共有する必要があり、シトレ派内部に大きな影響を与え、さらに政治的駆け引きが苦手で、ココアさんを警戒しているヤン提督にこの様な形ではありますが現実を突きつけるに至ったのは必然ように思われます。 色眼鏡で見ていると云いますが、「チート知識を持ち、原作に対して思い入れがある」というキャラクターを与えられているココアさんが何処まで主人公達を英雄視せずにいられるか甚だ疑問です。本編でも、「決して侮ってはいけない」といいながら、知らず知らずに侮って(色眼鏡で見て)しまった。という行から、ココアさんも無意識に色眼鏡をかけてしまっているのです。本編でもラインハルトに対する処遇を巡って、リヒテンラーデ侯にココアさんの矛盾を突きつけられています。 私はこの欠点が転生者、エーリッヒ・ヴァレンシュタインの人間性であり、読者が彼に自己投影や共感する最大のポイントであると思うのです。 一見すると完璧な存在に見られるココアさんが色眼鏡をかけている(常にではありません)事で彼の人間らしさ(不完全さ)を感じるられ、彼のキャラクターに味を与え、同時にその不完全さが、読者にある種の共感を与えているように私は思います。 |
原作では民主主義制度そのものが腐敗していたからヤンの存在、理想や行動が再生浄化効果を産んだけどこっちはまだ民主主義が健在だからなぁ。理想だけ掲げて行動しない、する必要も無い、したくもないヤンにココアがいらだつのは当然。自軍損害微少の大勝と無駄な出費を避けて国家の破綻防ぐ事により民主主義の腐敗を防ぐ事に成功したココアに対してヤンはそれなりに分析して評価すべきなんだけど、何故かそれもせず理解不能で済ましているところにこの世界のヤンの堕落ぶりが目立つな。 |
正直な所、現実を見ていないのはどちらなんだろうかね? ヤンの思想を批判するのは別に個人の勝手だからそれはそれで置いておくが、その世界を色眼鏡掛けて見て勝手な想像しているのは誰なんだと……。それで勝手に失望して排除しようとか……、あきれて物が言えませんな。(口では排除しないと言っているようだが実際の態度や行動はまさにそれだ) これでヤンがヴァレンシュタインに同調するか、といわれれば疑問符しか出ないが……、これであっさりなびいたら、それこそ御都合主義でないかねぇ……? |
更新お疲れ様です。 何というか・・・ココアさんがヤンに対してキレ気味なのも無理ないですわな。 ヤン自身和平に対して前向きなんですけど、ヤンですら「帝国が同盟に敬意を払う」ことを当然のように考えているし、一歩間違えると政治生命を失いかねない状況でありながらも、和平に向けて尽力している帝国上層部にも無関心。 和平を可能な限り維持しようと尽力しているココアさんにしてみれば「お前本気で和平を結ぶ気あるのか」と怒鳴りたくもなる訳です。 原作でもそうなんですが、ヤンは理想を語ることはしても、その理想を現実世界で実現させるために自ら動こうとはしないんですよねえ。 ラインハルトへの仕官を断ったのは別としても、人柄としては高潔であるレベロの手助けをするだけでもまた違った(在野の立場で帝国と同盟のパイプ役をするとか)未来があったはずなのですが、当人は勝手に軍勢離脱させた挙句、それに対するフォローを碌にしていないという最悪な事していますし。 今回の一件で、ヤンのココアさんに対する感情的な反発が強くなる可能性もある訳ですが、これがあまりにすぎるようだと、ココアさんはともかくとして、政治家連中がヤンを排除する可能性高いでしょうねえ。 ヤンの代わりはココアさんが出来ますけど、ココアさんの代わりはヤンは出来ないんですから。 |
ヤンからして見れば余計に理解不能な人間にしか見えない結果で終わったのでは? じゃあこの男は何処に軸足を置いているのかと。 自分は民主共和政治 彼がやたらと気にしているミューゼルは専制政治 じゃあ彼は何処にと? 旗色次第ではどちらにでも付くしどちらも裏切るよとの解釈も出来てしまう訳で。 今頃ヤンからして見れば自分以外の同盟政府軍高官と同じ口調で同じ内容を話せるか試したい心境なのでは? |
ココア閣下がルドルフについて言った事を、より詳しく言い直せば、以下のようなことになるのではないでしょうか。 ルドルフが理想としたのは、「賢明な人間によってのみ、動かされる社会」だった。賢明な人間がすべてを定め、愚かな人間は、黙ってそれに従う。そういう社会だった。 おそらく、彼にとって、愚かな人間には、労働力としての価値しか無かった。いや、その価値しか見出せなかったのであろう。 ルドルフは、「愚かなくせに、政治に口を出したがる人間」や、「自助努力をせず、助けてもらうことを望むばかりの人間」を憎んだ。 彼の主観では、そのような人間は、社会にとって、百害あって一利なしだった。抹殺されて当然、社会から排除されて当然だった。 知的障害者や身体障害者を嫌ったのも、おそらく同じ理由であろう。 ルドルフにとって、「社会に何の貢献もせず、他人の重荷になるばかりの人間」などは、存在そのものが悪だったのだから。生きていること自体が罪で、許されないことだったのだから。 おそらくルドルフも、『賢明な人間が少しでも増え、愚かな人間が少しでも減る』ことを望んでいたのは、民主主義の信望者たちと変わりが無い。しかし彼は、自らの理想に酔ってしまった。自分自身に酔ってしまった。 ルドルフは、現実を見失った。民主共和政の理想が完全には実現不可能なのと同じく、彼の理想も完全には実現し得ないものであること、少なくとも、長続きはしないものであることを、忘れてしまったか無視してしまった。 「劣悪遺伝子排除法」を作った時、彼はこう思っていたのではないか。「これで、社会にとって有害無益な人間がいなくなる」と。そして、「これで、少しは賢明な人間が増える、愚かな人間が減る」と。 |
帝国貴族ヨッフェン・フォン・レムシャイド伯爵~新たなる覚醒 まさか大魔王様を泣かせるとは・・・帝国は大魔王様と同位の勇者を手に入れたようです コメント レムシャイド伯覚醒の衝撃が強すぎたため大したコメントができませんが・・・ 本音を全てぶつけることができたのは大魔王様にとって良かったことだと思います。亡命してから色々と有り過ぎたのですから・・・ あとはヤン・ウェンリー氏が更生?することを期待するだけですね。フレデリカ嬢の不安を取り除くことができたので特に大きな問題は無いと思いますが |
この作品のヤンにとっての最大の不幸はココアが同盟に来たことだな さらに、一方的に期待をかけられたせいで想像もしてなかった程出世させられたこと その相手は原作知識持ちゆえの理解不能な行動に出るため、表面上の動きでしか相手を判断できなかったこと 自分の知識と能力だけを期待され、思想の根底にあるものは出会う前から全否定されていたこと 致命的にコミュニケーションがまったく取れなかった事。ヤンはもう相手がまったく理解不能な人物にしか見えず、ココアは勝手に期待して勝手に失望していたため 空回りしているのがヤンだけでよかったね、としか言えないな |
どうもヴァレンシュタインは乱世の時代に生きて居る者達を理解出来ていないのでは? 乱世の時代に生きている政治軍事指導者は多かれ少なかれ理想主義者なんですよ、そうでなけれぱ大衆民衆兵士達を引っ張っては行けないし誰も付いて来ない。その世の時代に生きるすべての人達が自分達が属する政治軍事指導者に理想を求めているからです。ヴァレンシュタインはヤンの理想主義を全面否定をしましたが、結局の所同盟市民の支持を得られない政治理想を持てない自分を卑下しているだけではないのか?だからヤンはヴァレンシュタインに敬意 を持てないのでしょうねぇ。 もしヴァレンシュタインがヤンの敬意を得たいと考えているのなら、同盟市民の一定の支持を得られる政治構想を思想形態として持つべきかと。そうすればヤンは貴方に無条件で味方するよ。 でもまあヤンが肝心な所で感情寄りも理性を優先させ常に考え思考する人だから生き延びましたが、他の人なら即座にヴァレンシュタイン謀殺の決意決断をした事かと。 ヴァレンシュタインはヤンが何故ラインハルトに士官しないのかと不思議がりますが、それはヤンの今までの生き方を全面否定ですよ。ヤンは好きでラインハルトと戦って来たのではありませんが、ヤンはこれまで自分と関わり託され来た人達の同盟と民主共和制主義存続の願いを裏切れる人物ではないのを解っていない。ヤンがラインハルトに士官するのは同盟の無血開城を意味する。ヤンにそれをしろと?ヤンは同盟政府に何度も裏切られたが、最後の最後まで同盟政府との和解の可能性を捨て切れなかったのだから。 ヴァレンシュタインはヤンに自分を理解していないと文句を言いながらも、結局は本人もヤンを理解していないのに気付いていない。多分理解する気も無いなこれは! これじゃあ溝は埋まらないよ。 |
うむ、じゃあ嫌よ嫌よも好きのうち的なバトルジャンキーとしてもヤンを見ることができてしまう不思議。 理屈だけで止まらず、感情優先だったのかなあ、もしかして。 |
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2014年 06月 12日 22時 57分