仮想空間の歌う少年
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
8ーリハーサル(中章)
前書き
スノーが『眠り姫』を歌ったら。
キリト「アスナ…」
スノー「なんでみんな涙脆いの⁉︎あー!泣くな!
( T_T)\(^-^ )」
だから僕は何考えてるんだ…
ぶっ飛びすぎですが、それでも問題ないぜ!という方はどうぞ!
ログインすると既にリーファがこっちの世界に来ていた。
「ヤッホー!こんにちはリーファちゃん!」
「テンション高いですね…スノーさん…」
若干引き気味だ…うーん…解せぬ。
「ま、とりあえずありがとうね。」
「何がですか?」
リーファちゃんはわからなそうな顔をしている。まあ、主語がないからね。
「キリトを支えてくれてだよ。あいつすぐ暴走するから…」
「あはは…分かります。」
そう引きつった笑いの後に急に真面目な顔で質問してきた。
「キリトくんにスノーさんはどうして世界樹を目指しているんですか?」
「キリトの…お姫様に会うためだよ。」
「お姫様?」
「うん。…とある悪者にかけられて眠ってるお姫様を救いにね?…まあ、簡単に言うとグランドクエストクリアしたいってことだよ」
そんな話をしているとキリトがログインしてきた。
「なんだ2人とも早いな。」
「お前が遅すぎるんだ。10分遅刻だ。」
「そうだよ!キリトくん!」
俺は少しため息をつきながら、
「さっさと行くよ!」
俺たちは大空へと飛び立った。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「いつつ…あれ?みんなは…」
マジであり得ない。なんか村っぽいところで休憩しようとしたらなんと村全体がモンスターでそのままパックン☆チョ。だが死ぬことはなく何処かに飛ばされたらしい。
「えっと…今はアルンか…え?」
なんとどうやら目的地である世界樹に1番近い街であるアルンの路地裏に着いたみたいだった。
ちなみにキリト達はいない。
「まあ、ちょうどいいか。」
俺はインスタンドメッセージでキリトにアルンに着いた報告をし、近くの宿でログアウトした。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
そうそうにログアウトした俺が向かった先はゲームセンター。
リズムゲームをしながら考えていた。もちろんフルコンボで。
須郷は恐らくあの世界ALOでアスナを幽閉している。…なぜ?確かにその方がアスナの意思関係無しに結婚でき、結城家に入れるが…
カン♪カン♪カン♪カン♪カン♪カン♪カン♪カン♪カン♪カン♪カン♪カン♪カン♪
リズミカルにゲームをして行く中、俺の頭はフル回転していた。
ん?まてよ…
俺はふと次の曲の待ち時間でスマホから須郷伸之と検索する。
どうやらアスナのお父さんの会社総合電子機器メーカー《レクト》社員にして同社のフルダイブ技術研究部門の主任研究員らしい。
フルダイブ技術研究部門…
まてよ…
「脳に何らかの障害…いや洗脳するため…?」
もしもそうだったとしたら。今だ目覚めないSAOサバイバーは遠隔で実験をされている事になる。
カン♪カン♪カン♪カン♪カン♪カン♪カン♪カン♪カン♪カン♪カン♪カン♪カン♪
だんだん絡まっていた糸がほどける様に思考がまとまっていく。ゲームをする手も滑らかに動いてく。
そしてある結論に達した。
「なるほどね…つまりSAOサバイバーで洗脳実験か…たち悪いね。」
こうしてる間もアスナ達は苦しんでるに違いない。
俺は最後の曲をフルコンボで終わらすと、ある人に会うため俺はゲームセンターを後にした。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
その人とあっていろいろと仕込みをしているとマンションに帰ったのは深夜だった。
「今日はまんまるお月様…か。」
今日は満月。狼男が変身したりする日。
だが今の俺は疲れて眠くてしょうがない。だが…
「…あれ?鍵がない!」
なんというミス。まさかの家の鍵を忘れた。ちなみに俺の部屋だけオートロック仕様だから…
「完璧に入れないじゃん…どうしよう…」
「なら私に頼ればいいじゃない。」
「そうそう。詩乃に頼めば…ふぁ⁉︎」
後ろを見るといつの間にか詩乃がいた。
…!まさにこれは。
「黒子は僕です?」
「は?」
「いや、なんでもない。…それよりいいの?」
「仕方ないじゃない…早くはいったら?」
詩乃が部屋に入る様に催促する。
お言葉に甘えて入らさせてもらう。
んで俺はベランダに向かった。
「…佳?」
「この掌は…加速する‼︎」
「⁉︎」
俺の部屋のベランダと詩乃の部屋のベランダはプラスチックの壁で隔てている。それをイグナイトしてぶっ壊しただけだった。
「ちょっと!佳!」
「ふー…これで寝れる…んじゃ詩乃お休み。」
ポカーンとしてる詩乃を置いて部屋に戻る。ちなみに俺の部屋のベランダの窓は空いている。
俺は疲れてシャワーも浴びずにベッドに横になった。
ー朝ー
「佳。起きなさいよ。」
「ふにゃ…?」
あさおきるとなぜかおおきなねこさんがいた。
「なんでねこさんがいるのー?」
「なんでって…昨日佳が壁壊したからじゃない。というかねこさん?」
「あーそうだったね…おおきなねこさん?ふにゅ!」
「⁉︎」
いきなりおれはおおきなねこさんをだきしめた。
説明しよう!雪宮佳は寝起きが悪いので朝いきなり起こされると理解不能な行動をとってしまうのだ!
その日の朝は詩乃が顔真っ赤になりながら大絶叫した。
後書き
スノー「…」
作者「どったの?」
スノー「アニメ見たら新川君をフル☆ボッコボコにしたくなってきた。(ゲス顔)」
作者「…大鎌を研ぎ始めたスノー君は置いといて。感想募集しています。(切実)
いつも感想は笑顔でみてますので…では!」
スノー&作者「「次回もよろしくお願いします‼︎」」
ページ上へ戻る