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ナギの親友物語

作者:カツヲ
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9話

 はぁ~マジかよ~なんで
 「元気出して、アレン?」
 「うぅ~アスナちゃん~」
 可愛らしく服の袖を掴んでくるアスナちゃんの可愛さで癒された!でも思い出しまて凹む・・・絶対怒ってるじゃんエヴァ。会ったら絶対殺されるじゃん!嫌だよ!怖いよ!しかもよくよく話を聞けばナギの野郎力尽くで魔法駆けたかだろうから普通の方法で解けないじゃん!
 「どうすんだよ!ナギ!俺は唯でさえこう言う解除魔法とか苦手なのにお前のせいで!!」
 「うるせぇ!そもそもの問題はてめぇじゃねぇか!」
 「あぁ!やんのか!?」
 「上等だ!表でろ!」
 「止めろ!こんなとこで!」
 現在俺達は真帆良学園の学園長室ここでもう直ぐ中学を卒業をするタカミチを回収するのだ。
どうしてタカミチを回収するかって?そんなもん俺が知りたい
 「タカミチです」
 「うむ、入りなさい」
 そんなこんなでタカミチがやって来た。学園長の許可を貰い入ってくるタカミチ。
おっ!すっげぇ驚いてる。
 「ど、どどうしてあなた達がここに!!?あっ!アスナちゃんまで!?なにか有ったんですか!?」
 さっきまでのクールタカミチは何所えやら、俺達と旅をしていた子供タカミチに戻ってしまった。なんか懐かしいな、クルトは何してるだろ?
 「まぁまぁ、取りえず座りなさい」
 そんなタカミチの姿を見ても動揺しない学園長・・・だてに歳を重ねてる分けじゃないな。
 「は、はい」
 「ははは、タカミチお前全然変わんねぇな」
 「う、うぅ~」
 自分の失態が恥かしいのか、ガトウの言葉に顔を赤くするタカミチ・・・可愛いくねぇからな!
 「そっ!そんな事よりどうして此処へ?」
 慌てて話を変えるタカミチ、本当はもう少し弄っても良いが俺も気に成ってるので、そのまま流す。
 「タカミチ、お前ガトウの弟子に成りたがってただろ?うんでガトウもお前を弟子にするのに賛成しるから。ここらでお前を回収して旅に出るんだよ」
 「な、なんじゃと!?」
 その言葉に一番反応したのは、何故か学園長。そして俺・・・なんでアスナちゃんにも教えてる事を俺に教えてくれ無かったんだよ・・・・あとでオボエテロヨ
 「な、ナギよ、タカミチは中三じゃ何も今すぐしなくても」
 「何言ってんだよ。タカミチに教えるのは高度な技なんだぜ?俺様みたいな天才なら。すぐ覚えれるが、そうじゃねぇ奴は早くからやらねぇと!」
 「し、しかしじゃの~」
 「おいおい、なんでそこまで渋るんだよ」
 必死にとめようとする姿に全員が疑問符を浮かべる。やっぱり教育者としては中退は許せないとかだろうか?俺とナギ思いっきり中退だ
 「たしかにお主らからすればタカミチ君はそこまでの人物では無いかもしれんが、今の真帆良ではタカミチ君重要な戦力なんじゃ」
「タカミチが?」
 タカミチには悪いがタカミチはそこまで強かったか?魔法が使えない代わりに気を頑張って練習してたみたいだが・・・
 「タカミチ君は「居合い拳」を使っておるのは知ってるな?」
 「「「「はぁぁ!???」
 「・・・・知らなかったのか・・・」
 「マジかよ!タカミチお前!」
 「俺は信じてたぞ!」
 「へっ!さすが俺達の仲間だ!」
 「タカミチ凄い」
 「ふふふ」
 じじいの言葉など聞かずにタカミチを褒めまくる!あたりまえだ俺達はガトウにから教わった「居合い拳」を練習してたのは知ってる。
いや~感慨深いねぇ~
 「あ、ありがとうございます!!こっちに移ってからも練習して一年ほど前にやっと使えるように成ったんです!!」
 俺達全員に褒められたのが、よっぽど嬉しかったのか笑顔で言って来る。
 「じゃから今連れて行かれたら困るんじゃ!」
 「なんだよじじい、こんな時の為のエヴァだろうが!わりぃが時間がねぇんだ。おい、タカミチ直ぐ出るから用意しな」
 「は、はい!すみません!学園長、必ず戻って来ますから。行かせて下さい!」
 学園長必死に頭を下げるタカミチ、それの姿に観念したのか、ため息を吐く
 「・・・・・仕方ないの。分った!行くが良い!」
 「ありがとうございます!すぐ準備しますから。まっててください!」
 そのまま走って部屋を出て行くタカミチ。
 「ところでアレン」
 「んあ?」
 「エヴァのことはいいのか?」
 「・・・・・」
 「ど、どうしたんじゃ!いきなりこの世の終わり!見たい顔して!?」
 「いまのアレンじゃ呪い解けない」
 「な、なるほど」
 アスナちゃんの言葉と俺の顔を見て全てを察する学園長・・・どうか!どうか!今この時エヴァがここに着ませんように!タカミチがここに戻ってくる。ほんの僅かな時間俺は生きた心地がしなかった。・・・・いやマジで!




 「タカミチの準備も出来た事だし早く行こう!今すぐ行こう!」
 「いやいや、折角ですし、噂のエヴァに会いに行きませんか?」
 「よし、分った。アル。お前はここで死ね」
 「だから止めろ!」
 「離せ!詠春!こいつ殺せない!」
 詠瞬が俺を止めるが、違うんだ!詠春!俺は!俺の命の為にもこいつを殺さないと!
 「なにバカやってんだよ。早く行くぞ」
 「・・・分った」
 そんなこんなんで俺達のミニ旅行は始まった。詠瞬は来ないけどね。俺にも良い人居ないかな・・・




 「釣れねぇな~」
 「アレン下手」
 「いいか?左腕に気、右腕に魔力だ」
 「左腕に・・・うわっ!」
 「向こうは一向に上達しねぇな~」
 「アレンの釣り技術と同じ」
 タカミチを拾って早数年現在俺達はアル港町でナギ達が来るのを待っている。待ってる間に俺は釣りをタカミチは修行をしてるのだがこれがどっちも全然上手くいかない
 「なぁ、アスナちゃん」
 「なに?」
 「どうして俺の膝の上にいるんだい?」
 俺は釣りをする為に座ってるのだが、アスナちゃんはなぜか俺の上に座って釣竿を見てる。
 「いいか、タカミチ自分を無にしろ?こんなんじゃあと5年はかかるぞ?」
 タカミチは何とかか「感卦法」を物にしようと頑張ってるが・・・いやいや!あいつなら出来る!
 「頑張れ!タカミチ!俺は応援してるぞ!」
 「アレン、引いてる」
 「な、なにぃいぃぃ!で、でかいぞ!これええで!アスナちゃん!今夜は魚、だぁぁぁ!!!」
 「・・・逃げた」
 ・・・・こ、こう言う時もあるさ
 「よぉ♪姫様は今日も元気か?」
 そんなこんなでナギ達が来た。
 「あっ、ナギさん、皆さんおはようございます!」
 「だから、ナギさんはやめろってんだろ。ナギでいーっての」
 「そうだ、そうだこんな奴呼び捨てで良い!親友を見捨てる奴なんてな!」
 「てめぇは何時まで根に持ってんだよ!?」
 ふん!俺の命が補償されるまでだ!・・・うん?さっきまで俺の膝にいたアスナちゃんが何やらやってる?
 「何やっててんだ?」
 「左手に魔力・・・右手に気・・・」
 ははは、タカミチの真似か?可愛いな。まぁ、流石に無理だろ?と思って瞬間アスナちゃんの体が光りだした!?えっ!?ま、マジで!?
「お、おおおっ!!??」
 「ハッハッハ、抜かれたな、タカミチ君」
 「スゲースゲーさすが姫様」
 他の奴も驚いてる。あ~タカミチがすげぇ~驚いてる。
 「これは将来良い魔法使いの従者になれますね」
 「ハハハ、嬢ちゃんおじさんのパートナーにならない?」
 「・・・・・アレンがいるから」
 「あ、アスナちゃん!」
 おれはあまりの嬉しさに俺はアスナちゃんに抱きついた。ううぅぅ~アスナちゃんがこんな事言ってくれたの始めたてだ!
 「アレン・・お前」
 「嬉しいか?ナギ?」
 「・・・幼女ばっかりにモテモテだな」
 瞬間全てのときが止まった。
 「・・・ふ、フフフフフフフ、ナ~ギ~。コロス」
 「げ・・・」
 「だから止めろ!?」
 「どいて詠春!そいつ殺せない!」
 「やっぱおっちゃんはダメか!!」
 「アスナちゃんタバコ嫌うんですよ。師匠」
 
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