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ハイスクールD×D 最強の前世を持つ二人

作者:sukirumajer
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ワンサイドゲーム!VS不死鳥(焼き鳥)

 
前書き
タイトル通りです 

 
ワンサイドゲーム!VS不死鳥(焼き鳥)


深夜の部室に全員が集まっていた。服装は俺とアーシア以外は学校の制服だ。因みにアーシアはシスターの服、俺は上下黒一色の戦闘用に作った服だ。説明はしづらいからどんなのかは読者の創造に任せる。それと火織とユリと黒歌は別室でサーゼクスと観戦だ。さて、それぞれの部員の様子だが、祐斗が主甲と脛当てをつけ、剣をもたれかけている。白音は読書をしているがその手には格闘家がつけているような手袋をつけている。アーシアはイッセーに勇気をもらっているようだ。イッセーに手を握ってもらっている。開始十分前になると魔方陣が光だしグレイフィアが現れ

グレ「皆さん、準備はお済みになられましたか?開始十分前です」

そう確認すると全員が立ち上がった

グレ「開始時間になりましたら、ここの魔方陣から戦闘フィールドに転送されます。場所は異空間に作られた戦闘用の空間なのでどんな派手なことをしても構いません。」

説明を聞いた後イッセーがリアスに

イッセー「部長。もう一人『僧侶』がいるそうですけど…」

リアス「残念だけどもう一人の『僧侶』は参加できないわ。いずれ、そのことについても話す時がくるでしょうね」

リアスがそう答えた後、グレイフィアが口を開いた

グレ「さらに魔王ルシファー様も今回の一戦を拝見されます」

リアス「そう、お兄さまが…」

リアスがそう呟くとイッセーは驚いて祐斗に聞いていた。

グレ「そろそろお時間になります。なお一度あちらに移動しますと終了するまで魔方陣の転移は不可能となります」

そして転移が始まった

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

転移が終わって、俺たちはレーティング・ゲーム用の空間にある部室にいた。イッセーが驚いていたが些細なことだな。しばらくすると、放送が流れた

グレ『皆様。このたびグレモリー家とフェニックス家のレーティングゲームの審判役を担うことになりました、グレモリー家の使用人グレイフィアでございます』

それからグレイフィアからゲームの説明が行われた。説明が終わると

朱乃「これを耳につけてください。戦場ではこれで味方同士やり取りします」

相変わらずハイテクなこった

グレ『開始のお時間となりました。なお、このゲームの制限時間は人間界の夜明けまでです』

そして、レーティングゲームが始まった

リアス「さてまずは新校舎までのルートを確保したいから体育館を占拠したいわね…白音と祐斗は森にトラップを張ってきてちょうだい。残った人は二人が戻ってくるまで待機ね。それと朱乃。祐斗と白音が戻ってきたら森周辺に霧と幻術をかけておいてくれるかしら」

朱乃「わかりましたわ」

リアス「それとイッセー」

リアスはイッセーを呼んだ

イッセー「なんですか?」

リアス「あなたの駒にかかっている封印を少し解くわ。ここに横になりなさい」

リアスがそう言うとイッセーはリアスの膝に横になり涙を流していた。それからしばらくして祐斗と白音が戻ってきたのでリアスが作戦を伝え始めた

リアス「イッセーと白音は体育館に向かってちょうだい。大事な場所だから敵もいると思うわ」

部長がそう言うとイッセーと白音は準備を始めた

祐斗「では、僕も動きます」

祐斗はそう言うと立て掛けてあった剣をとり出発の準備を始めた

リアス「朱乃は頃合いを見計らってお願いね」

朱乃「はい」

朱乃さんはそう言い笑みを浮かべている。相変わらずのドSだな

リアス「アーシアと私はここで待機ね。レイはは……自由に動いてちょうだい」

レイ「いいのか?」

リアス「ええ、私にはあなたを使いこなせないから」

レイ「はっ!それじゃあ自由にいかせてもらうぜ!さあ、お前ら!ワンサイドゲームの始まりだ!」

全員『おおっ!!』

そして俺たちは動き出した。正直言って負ける要素が無いな。白音は気を纏っているし

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

俺は取り敢えずグラウンドに行くことにした。そこには

レイ「ほぅ、多対一とはな。俺も大きく見られたものだ」

焼き鳥眷属ほぼ全員がいた

レイヴェル(以下ヴェル)「不安分子は先に排除しておくものですわ。全員、行きなさい!」

さて、少しは楽しませてくれよ?

レイ「来い、遠呂蛇」

カーラマイン(以下カー)「くらえっ!」

『騎士』が正面から特攻してくる。常人に比べれば速いが、あくまで常人に比べればだ。俺には遠く及ばない

レイ「遅い〈七閃〉」

俺はすれ違い様に〈七閃〉を繰り出す。それを受けた『騎士』は反応できずに光となって退場した

グレ『ライザー様の『騎士』一名リタイア』

ヴェル「なっ、何をしましたの!?」

見てみると誰も何が起きたか分かっていないようだった。所詮はこの程度か、面白くないな

レイ「すれ違い様に七回斬っただけだよ」

ヴェル「な!そんなことできるわけ」

レイ「それが出来るんだな」

その時、体育館の方で爆発が起きた

グレ『ライザー様の『兵士』三名『戦車』一名リタイア』

ヴェル「うそっ!?体育館を捨てましたの!?」

レイ「内のお嬢様は派手なのが好きでね。さて、こっちも終わらせるか。俺のところに来た記念に、少しだけ俺の本気を見せてやるよ。来い、〈魔剣ヴォーパルソード〉」

レスティア(以下ティア)『ふぅ、久しぶりの出番ね。けど、相手が弱すぎない?』

レイ「すまんなティア」

相手は全員、剣が喋りだしたために、呆然としている

ヴェル「ま、まさか…精霊を宿した武器を持っているなんて…」

レイ「おっ?気づいたのか。まあ、もう終わりだがな。ティアを使ったとき限定の殲滅奥義で仕留めてやるよ〈魔剣奥義 零無〉」

俺は技名を言うと同時に、ヴォーパルソードを数回振るう。すると、斬撃が飛び、紫の雷が降り注ぐ。更には斬撃は周囲の雷以外の魔力を喰らい、その威力を増して行く。雷もまるで雨の如く降り注ぐ。しかし、これで終わりではない。この攻撃の最後は、某ゲームの最強の雷魔術にして、ユリの最強クラスの魔術の一つ。次第に雷が一ヶ所に集まり、円上に降り注ぐ。その降り注いだ雷と雷の間に最早、隙間などない。振りやむとそこには誰もいなく、残っているのは元の面影もないグラウンドだけだ

グレ『ラ、ライザー様の『僧侶』二名『戦車』一名『騎士』二名『兵士』五名リタイア!』

おいおい、アナウンスが動揺してどうするよ。まあ、仕方ないのかな?

レイ「こんなもんか」

ティア『まあ、グラウンドはズタズタのボロボロだけどね』

レイ「仕方ないさ」

その時、リアスから連絡が来る

リアス『私とアーシアはこれからライザーと一騎討ちを行うわ!』

おっ、そんじゃまイッセーの出番か。俺はとっとと『女王』でも片付けるか。俺はイッセーに連絡を入れる

レイ「おい、イッセー。出番だ。行ってこい!」

イッセー『おう!』

さてと、ラストスパートだ。俺は屋上に跳んだ

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

屋上では、リアスがライザーと既に相対していた。その時、イッセーたちが来た

レイ「ライザー、お前の相手は俺でもリアスでもない。イッセーだ」

ライザー「俺の相手がそいつだと!?舐めているのか!」

レイ「いや、お前ではイッセーに勝てねーよ。さてと、始める前に『女王』にはご退場願おうか」

ユーベルーナ(以下ユー)「そう簡単にやられるとでも?」

レイ「やられるさ。この上なく簡単にな。レスティア、〈真実を貫く雷(ヴォーパル・ストライク)〉」

ティア「はーい」

俺はレスティアの力を借り、手から紫の雷を放つ。それをくらった『女王』は悲鳴も何もなく、消えていった

グレ『ライザー様の『女王』一名リタイア』

レイ「さて、これで舞台は整った。全員手を出すなよ?これはイッセーの戦いだ。さて、イッセー、負けたらただじゃおかないぞ?なーに、俺の考えた新しい技の実験を受けるだけだ」

イッセー「なっ!?それは死ぬ気しかしねー!よし!行くぜ、ドライグ!禁手!!!!!!」

『Welsh Dragon Balance Breaker!』

イッセーが光に包まれ、光が収まるとそこに立っていたのは赤い鎧を来たイッセーだった。しかし、俺の力を使ったからなのか、原作と違い、背中に赤い刃でできた翼が生えている。それは、見方によってはまるで血に染まった刃の様にも見える。前世の俺と、赤龍帝の過去を再現しているのかね

リアス「あれは…」

祐斗「イッセーくん…いつの間にあんな力を…」

白音「……凄いです」

朱乃「私を越える程の魔力…」

アーシア「イッセーさん!カッコいいです!」

ライザー「バカな!上級悪魔の、それもトップクラスの魔力だと!?貴様!何をした!」

イッセー「『禁手化』、ユーリが言うには例外を除いて、神器の最強の極致らしいぜ?『赤龍帝の魔装(ブーステッド・ギア・ブラッドメイル)』ってとこか?」

ライザー「だが、そんな強力な能力!長時間持つ筈がない!この勝負は俺の勝ちだ!」

ライザーはそう言い、炎を纏いイッセーに突進していく。しかし、イッセーはその突進をパンチ一発で止め、ライザーを吹き飛ばす

ライザー「なっ!バカな!この俺が押し負けただと!?」

イッセー「俺はまだ使いこなせてないから、15分しか持たない!だけど、お前は気に入らないから15分間、徹底的にいたぶってやる!」

それからはまさにワンサイドゲームだった。ライザーは炎を飛ばしたり、空を飛び回り隙をついたりなどをしたが、炎は全て圧倒的な力でねじ伏せられ、空を飛び回っても、背中の刃の羽を飛ばし打ち落とす。ライザーの精神に限界が来るのも時間の問題だった

ライザー「ま、待て!この婚約は冥界に取って必要な事だ!下級悪魔のお前が口出ししていいことじゃない!」

イッセー「細かいことは知らないけどな!部長は合宿の時言ってたんだよ!自分をグレモリーではなく、リアス本人として見てくれる人と結婚したいってな!そんな部長を、グレモリーとしてしか見てないお前と結婚なんてさせられるかぁぁぁぁぁぁ!」

イッセーは体中の全魔力を拳に込め、それを振るう

ライザー「グァァァァァァァ!」

グレ『ライザー様リタイア。よってリアス様の勝利です』

イッセー「よっしゃぁぁぁぁぁぁ!」

レイ「余り楽しめなかったが、イッセーが面白いものを見せてくれたし、いいか」

アーシア「やりましたね!イッセーさん!」

白音「……大勝利。ブイ」

祐斗「白音ちゃん、キャラがぶれてるよ」

朱乃「あらあら、まさか全員残るなんて」

リアス「初めてにしては上等じゃない?」

祐斗「僕は何もしてないけどね」

こうして俺らのレーティング・ゲームは一方的なワンサイドゲームで終わりを告げた










 
 

 
後書き
はい、今回はこんな感じです。みんな強化されているせいで誰もやられてません。朱乃さんとユーベルーナは戦ってませんが…白音は気を纏っていたので普通にユーベルーナの攻撃を耐えきった感じです。さて、どうでしたか?ライザーとの戦闘は随分あっさりとしてしまいましたが、仕方がなかったんです。ライザーがイッセーを圧倒する姿が全く思いつきませんでした。

それと、主人公の神器の禁手を募集します。こんなのがいいな?と言うのがあったら、名前と内容を感想欄に書いて下さい。それ以外の普通の感想と大歓迎です 
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