ハイスクールD×D 最強の前世を持つ二人
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原作ブレイク!?イッセーの〈禁手(バランス・ブレイク)〉!!
原作ブレイク!?イッセーの〈禁手(バランス・ブレイク)〉!!
合宿の最終日、俺はイッセーの部屋に来ていた
レイ「イッセー、お前はライザーの特性を知ってるんだよな?」
イッセー「あぁ、不死だっけ」
レイ「そうだ。さて、単刀直入に言おう。今のお前じゃライザーに勝てない」
イッセーはそれを聞いて声をあげる
イッセー「なんでだよ!?これまで頑張ってきただろ!俺も強くなったんだ!」
レイ「不死鳥を倒す方法は2つある。1つは神クラスの一撃で仕留める。もう1つは相手が復活できなくなるまで痛め付ける。お前にはそんな攻撃力や体力があるのか?」
イッセー「それ…は…」
イッセーは俺の言葉を聞いてショックを受ける。まあ、今までの訓練が実らなかったんだからな
レイ「だが、勝つ方法はある」
イッセー「なんだ!?教えてくれ!!」
レイ「それは〈禁手〉だ」
イッセー「〈禁手〉?」
レイ「あぁ、〈神器〉の切り札だ」
イッセー「それは…どうすればなれるんだ?」
レイ「まあ、少し待て。まずは俺の力を少し分け与える」
俺はイッセーに自分の気と魔力を送る
レイ「さて、少し力が上がったように思えるだろうが、その状態で〈赤龍帝の籠手〉に潜り込んでみろ」
イッセー「どうやって?」
レイ「自分の意識を心の奥底に持っていくような感じだ」
イッセー「分かった。やってみるよ」
イッセーはそう言い、集中し始める。さて、俺も行くか
レイ「ユリ、部屋の前にいるんだろ?」
俺がそう言うと、部屋の戸が開いてユリが入ってくる
ユリ「やっぱり気づかれていたのね」
レイ「当たり前だろ。俺を誰だと思ってる?さて、聞いてたなら言わなくても分かるな?」
ユリ「赤龍帝の籠手の中に意識を入れるのね?分かったわ。〈マインドダイブ〉」
ユリがそう言うと俺の意識は赤龍帝の籠手の中に入り込んでいく。今の魔法は相手の深層意識に入り込む魔法だ。人に対して使う場合は相手の許可がいる
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
場所は変わって、赤龍帝の籠手の中
ドライグ『ほぉ、自分から他の者の神器に入って来れる奴がいるとはな』
俺の前には赤い巨大なドラゴンがいる
レイ「お前がドライグか」
ドライグ『いかにも、俺がドライグだ』
イッセー「何でレイがここに!?」
レイ「お前が心配だから来たんだよ。さて、ドライグ。今のイッセーは〈禁手〉に至れるか?」
ドライグ『いや、無理だな。お前が力を与えたようだが、少しの量だから劇的な変化とは言えないからな』
レイ「ちっ!やはりか」
イッセー「劇的な変化があればいいんだな?」
レイ「イッセー、どうする気だ?」
イッセー「レイ、俺に気を送り続けてくれ」
レイ「な!?おい!そんなことをしたら体が耐えきれずに死ぬぞ!」
イッセー「そんな痛み!部長に比べたら安いもんだ!来いよ!全部受け止めてやる!」
レイ「そこまで覚悟があるのか…面白い!お前の覚悟、見せてみろよ!」
俺はイッセーの心に触れてそれを通り道とし、体に一気に気を流し込む
イッセー「ぐ、グァァァァァァァッ!」
ドライグ『おい!主の体が耐えきれないぞ!』
やっぱりダメか…
イッセー「う、うるせーよ…この程度…耐えきれずに…最強の…『兵士』に…なれるかよ!」
イッセーはそう言うと、溢れていた気を無理矢理押さえ込む
イッセー「クソッ!素直に…俺に取り込まれろ!」
そしてイッセーは気を完全に押さえ込んだ
イッセー「ハァ…ハァ…どんなもんだ…」
ドライグ『まさか押さえ込むとはな』
レイ「ハハハハハ!イッセー!やっぱりお前は面白い!」
ドライグ『これなら〈禁手〉に至れるな』
イッセー「ホントか!?よっしゃー!」
やれやれ、流石はイッセーって所か
その後はイッセーが〈禁手〉の説明を受けて終わった。至っていられる時間は15分だった
後書き
はい、やってしまいました。けど、こうしないとレイがライザーを倒す→リアス、レイに惚れるとなってしまうので仕方ないです
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