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勇者指令ダグオンA's

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第二十六話 力抹殺大作戦!

とある暗室に5人集まっていた。そして映写されるとある映像。

「見てくれよ・・・このはやて」

万人に向かって土下座しているはやての映像の数々。

「もう放っておけないね・・・」

「はやてにこんな無様なことさせるなんて・・・」

管理局の白き魔王、金色の閃光は怒りモード全力全開だった。

「私は元々この人を倒すつもりだったし・・・ちょうどいい機会かも」

左腕起動させながらとある男の写真をダーツでめった刺しにした。

「「「「「南力!覚悟しろ!!」」」」」



第二十六話 力抹殺大作戦!


「♪~♪~」

最近エイリアンの襲撃がないため町を散歩している力。気分は上場で特に何もしなければ問題を起こさない日である。

「お?T字路」

右に行くか左にいくか足の向くまま右に進もうとするが

プチン

右の靴紐が切れた。

「こっちは拙い」

左に行こうと左足を出すと

プチン

左の靴紐が切れた。

「よし戻ろう」

来た道を戻ろうとすると

プチン

ベルトが切れた。

「こうなったら」

強引に正面を突破しようとすると

ハラリ

何かの斬撃で髪の毛が宙を舞った。

「なんだ・・・・何かが俺に起ころうとしている・・・」

こういう時に限って力の感は当たる。

「覚悟―――――――――――――!!!」

「なんじゃああああああああああああああああああ!!!」

突如振り下ろされるギガントを回避する力。

「これは・・・ヴィータの・・・え?」

力が空を見上げるとそこには臨戦態勢のシグナム、ヴィータ、ギンガ、フェイト、と知らない白い魔王の姿があった。

「し・・シグナムさん」

「力・・・すまないが世界の平和のために死んでくれ・・・」

「ええええええええ!!」

レヴァンテイン振り下ろすシグナム。その顔にはためらいが無い。

「な・なんで?」

「おめえがいると・・・はやてが不幸になるんだよーーーーーーー!!!」

(んだそういう事かよ・・・)

とりあえず行いが悪いことで反省している力だが目の前の状態を打破しない限りはやてに謝れない。

「アクセルシューター!!!!」

レイジングハートからマシンガンのごとく発射される光弾。

「えええええええ!!」

力が壁にもたれると壁が力型にくり貫かれた。

ガシャコン

「ジッとしてないと楽に死ねないよ・・・覚悟はいいよね・・・悪魔」

魔王降臨。カートリッジロードしまくってます。

すると上空が暗くなった。

「たあああああああ!!」

フェイトがバルディッシュハーケンフォームで殴りかかった。

「真剣白羽取り!!」

「チッ!」

「今チッって言った?」

「はああああああああああああ!!」

力の懐に入るギンガ。必死に避ける力。

「あの~みなさん非殺傷設定は?」

「「「「「んなもん貴様にいらん!!」」」」」

当たったら死ぬことが確定した力。

「逃げろ!地の果てまでも!!」

「「「「「「待てーーーーーーーーーーーーーー!!!」」」」」










一方平和な昼下がり飛鳥とサイモンは喫茶店でたむろしていた。

「でさ~なんか俺無限書庫の司書長さんに声似てるみたいでさ」

「ほ~確かに司書長さんに似てるとは思ってたけど・・・」

「でさ。ふざけて司書長さんに『アクセス』って叫んでもらったら司書長さんタクティカルスーツ装着してさ~」

「へぇ~ボイスキーっていい加減なんだね」

と飛鳥がジュース飲んだその時。平和というものは時として予期せぬ出来事で崩れ落ちることをかみ締めた瞬間だった。

ガッシャーン!!

「「ブウウウウウウウウウウウウウウウウ!!」」

突如店の窓ガラス突き破って現れた力に飲み物盛大に噴出す飛鳥とサイモン。

「おお!二人ともいいところに!!」

「なな何だよお前は!?あら?」

突如砲撃を浴びせられた飛鳥は焦げて持っていたコップが砕け散った。

「ケホッ・・・なんだよ」

飛鳥の視線の先には管理局の白き魔王の姿があった。

「高町教官?」

「あら?東さん?そうか~東さんも邪魔するんだ~するんだ~だよね~獣と悪魔のコンビなんて最悪だよね~」

「え?え?」

するとなのはは店内にお客さん大量に居るのにもかかわらず砲撃した。

「「「うあああああああああ!!」」」

ものすごく無様な体制で逃げ出す3人。

「なんだよあの姉ちゃん!!完全にいっちゃってるぞ!!」

驚いているサイモン。そして飛鳥が力に聞いた。

「あんた何しでかした?」

「実はカクカクシカジカ!!」

「ああ~そらあんたが悪い・・・んで心当たりは?」

「えっとあれかな?これかな?」

「お前どんだけ人に怨まれる心当たり有るんだよ」

と飛鳥が頭を抱えたと同時に振り下ろされたザンバーフォーム。スレスレでかわす3人。

「チッ・・・凄いですね」

「ハラオウン執務官・・・今チッって言った?」

「問答無用!!」

「「「逃げろーーーー地の果てまでも!!」」」

「ダーイ!!」

『了解!王子!!』

サイモンのコールに飛来するダイブライド。そして全員ダイブライドに乗り込み何とかやり過ごした。

「拙い・・・今のあんたにプラスしてあたしまで居るから多分殺されるまで付回される」

「はぁ~どうしよう・・・」

「いっその事はやてに謝っちゃえば?」

「そうだそうだ!」

と抗議するサイモンに対し力は。

「お前な・・・これがはやてにバレてみろ・・・はやての奴邪神モードになって・・・」



『これがお仕置き八神スペシャル豪華特盛フルコースじゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!』





「で俺がギャーってなる」

「「納得」」

と頷く飛鳥とサイモンだった。




「ふ~平和や~」

などと午後の一息を入れているはやてすると。

キュピーン

「な・なんや・・・力君が何かしでかしそうな予感が・・・・」

はやてのその感は大体当たる。

「一大事やあああああああああああああああ!!」

といいどこにいるかわからない力を探すはやて。








とりあえず荒野の果てに到着した力たち。

「ここまで逃げれば「見つけたぞ!!」え?」

飛来する南力抹殺隊。

「てちょっと待て!到着してまだ1ページもしない内に来るなよ!!」

「問答無用!これ以上主に恥をかかせないために力・・・死んでもらうぞ」

「こうなったら!北斗おおおおおお!!」

ダグコマンダーでコールされたと同時に降ってくる北斗。

「呼んだか?」

「早!」

「いつでも駆けつけると言っただろどうした?」

「実はカクカクシカジカ!!」

力の言葉に顔をしかめる北斗。

「で・・・俺にどうしろと?」

「これはもう迎え撃つしかないって!一緒に戦ってくれ」

「「「ええええ!!」」」

凄まじく嫌そうな3人はとばっちりはたくさんと言った表情だった。

「て言うか・・・もうお前らも敵とみなされたみたいよ」

「「「あ」」」

3人は既にリミッター解除しフルパワー状態の5人を見た。もう諦めたのか変身アイテムを手に取った。

「「「「トライダグオン!(ハチセットアップ!)(アジャスト!)(アクセス!)」」」」

変身する4人。因みに飛鳥はシグナムとヴィータ以外にダグオンだとバレたら後々めんどくさいことになりそうなのでハチを起動させバリアジャケットを装着した。

そして向かい合う南力抹殺隊と東西南北四人組。

対戦カード
力VSヴィータ、ギンガ
飛鳥VSなのは
サイモンVSフェイト
北斗VSシグナム

初公開バリアジャケットモードの飛鳥となのはが対峙していた。

「東さん・・・あなたなんで私の訓練サボるわけ?」

「だからあたしは実戦主義なんです!!」

「そっか・・・役に立たないんだ・・・立たないんだ・・・」

(正気失ってるし・・・・)

親友に恥をかかせている力への怒り+飛鳥に対し完全にキレているなのはにもう容赦の二字はない。

「じゃああの時の決着つけましょうか」

「・・・・お手柔らかに・・・」

その光景は両者の自称豆鉄砲対決を思い出させた。

「全力全開!」

「凶牙粉砕!」

「スターライト!」

「スターダスト!」

「「ブレイカー(シューティング!!)!!」」

二人の豆鉄砲がぶつかり合い破壊される周囲。

「ライオットザンバー!!」

「ソードモード!!」

フェイトのライオットザンバーとサイモンのソードブレイカー・ソードモードがぶつかり合う。サイモンはライオットザンバーで斬られている。

「は!」

「うああああ!!痛い・・・そして早い・・・ガンモード!!」

ライオットザンバーの攻撃をまともに受けるサイモンは立ち上がるとガンモードで応戦した。

「ブレイカーモードS!」

サイモンはタクティカルコマンダーをソードブレイカー・ソードモードにセットした。

「ソードエンド!」

「はぁあああああああああああああああ!!」

フルパワーの斬撃がフェイトのライオットザンバーとぶつかり合う。


「天上鞭!!」

「飛竜一閃!!」

ぶつかり合う鞭同士。

「北斗・・・私はお前と戦ってみたかった」

「戦闘狂か?羅刹一族に多く見られるタイプだ」

「紫電一閃!!」

「玄武の太刀!!」

両者の斬撃ぶつかり鍔迫り合いになる。

「やるな・・・・」

「貴様こそな・・・・」




「おりゃああああああああああ!!」

「てえああああああ!!」

「て俺だけ2対1かよ」

ギンガの攻撃を捌きつつヴィータの攻撃を回避する力。

「お前さえ居なければ・・・はやてはあんなんにならなかったんだーーーーー!!!」

「私は私でリベンジです!!」

「理不尽すぎる!!」

逃げまわる力。

「そろそろ決めるぞ」

「「「「おう!」」」」

南力抹殺隊が最大の技に入った。

「逃げていい?」

「逃げんな・・・巻き込んだ都合上迎え撃て」

「俺今度は絶対力の味方だけはしたくない」

「まぁ奴らと戦うのも心が躍る」

東西南北四人組も必殺技の体制に入りまさに一触即発だが





その時邪神が舞い降りた。






「この大馬鹿たれ!!」

「うぎゃ!!」

どこからともなく飛んできたはやての蹴りが力に突き刺さった。必殺技の体制が解除されるメンバー。

「この大馬鹿!!なんであんたはいつもそうなの!!?」

「俺は無じ「言い訳無用!!!」ブクブク」

やはりはやての脳内では100%相手が悪い状態であっても力が100%悪いことになるらしい。

「いやはやて今回は私たちが」

「お前はフェイトちゃん達にそんなことさせたんかああああああああ!!!!」

リミットブレイク発動

「なに?リミットブレイクって」

「説明しようリミットブレイクとは八神はやてに秘められた全魔力が感情の高まりとともに頂点を振り切った時に発動し身体能力を限界なしで増大させる恐ろしい現象である!!」

「説明終わったか力君~覚悟はいい(低音)?」

指間接ボキボキ鳴らし闘気を纏いながら力に近づくはやて。その姿に力と飛鳥以外のメンバーは恐怖している。因みに力、飛鳥、北斗、サイモンは万歳している意味はお手上げ。

「死んだら線香の1本は頂戴ね」

「よく言った・・・これがお仕置き八神スペシャル豪華特盛フルコースじゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」

「%&$#&$%&%&&%$%&#&%#&#$$#&%$%&#&#%#%$&#&%#&%!!!!」

声にならない悲鳴を上げる力そしてその残酷な光景に誰もが思った。

(((((邪神降臨!!)))))

お仕置きが終わり両手血まみれのまま全員に土下座体制に入るはやて。

「すみません!すみません!ウチの馬鹿たれ何したか知りませんけどとにかく私が謝っておきます!!すみません!すみません!」

後ろでモザイクかかっている力。

「うわ~力がはやてに助けを請わない理由がわかった」

「とりあえずシャマルさん呼ぶか?」

「んだあな」

その姿に珍しく同情する東西南北組。因みに南力抹殺隊はあまりの光景に恐怖していた。

翌日

「ガタガタガタ」

「「ブルブルブル」」

「「カタカタカタ」」

と食堂で震えている南力抹殺隊。余程あの光景が怖かったらしく悪夢にうなされるようになった。

「あれ?高町教官達どうしたの?」

「ん?なんでも凄く怖い思いしたらしいよ」

「へぇ~あの高町教官達が~」

名もなき職員たちは知らない
南力抹殺隊の中ではやてが『管理局の邪神』という悪名が付いてしまったことに。この後どう足掻いた所ではやては力にお仕置きするためもう二度と手出ししないことにした人たち。

因みに力はシャマル率いるオーバーSランクの回復魔導師が総力を挙げて復元したらしい。


 
 

 
後書き
そういや宇宙伝承ってもう一つあるんだよな?
そうそう。サイモンはそれ追ってきたみたいよ
って何これ錆びてるじゃん
次回!勇者指令ダグオンA’s 伝説の聖剣ダグセイバー
こいつは凄え!!
 
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