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ALO×HUNTER×なのは

作者:メア
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旅×蜂少女×魔改造

 
前書き
一部修正させていただきました。 

 


 久しぶりに天空闘技場を離れてぶらりと一人旅をする。今日の目的はハチミツの美味しい村が有るそうなので、そこに来ていた。

「確か、この辺だよね?」

歩いて行くと前方から一人の若い女の子がハチを引き連れてやって来た。

「こんにちは」

「こんにちは」

女の子は直ぐに指を鳴らして、ハチを被っている帽子の中へと戻した。

「そのハチって、お姉さんの言う通りに動くの?」

「そうだけど…………」

「そっか…………面白いね」

「生まれた時から一緒にいるから、もう家族みたいなものよ」

「そうなんだ…………あっ、ボクはユウキっていうんだけど、この辺に美味しいハチミツが取れる村があるらしいんだけど、知ってるかな?」

「うん。そこの出身だから、知ってるよ。でも、もう…………」

「?」

「村がドラゴンに襲われちゃって、壊滅しちゃったんだ…………」

ドラゴンに襲われたらハチ使いじゃ、どうしようも無いよね。

「私がいない時だったら、私は助かったんだけど…………」

「それで、これからどうするの?」

「仇を討つためにドラゴンを殺す力を付けたいの。だから、ハンターを目指そうかって…………」

「復讐…………ボクと同じだね。なら、ボクが力を上げるよ。プロハンターと同じ力を…………」

「ユウキは、そんなに強いの?」

「ブラックドラゴンを殺せる程度だよ。実力はこんな感じかな」

アプソリュート・ゼロを使って、この辺り一帯を氷漬けにして、直ぐに解く。

「凄い…………」

「これが念って言われるプロハンター達の力の源。だから、ボクがそれを教えてあげる。もちろん、そのハチの強化もしようか」

「お願いします。私はポンズ、よろしくね」

「うん。任せて♪」

ボクは知り合ったポンズを連れて、天空闘技場に戻った。



 天空闘技場に有るボクの部屋に連れて行き、お風呂に一緒に入って、洗いっ子した。

「さて、ポンズにはボクの実験に付き合ってもらうからね」

「うん」

「この部屋じゃ実験はできないし、最上階にいこうか」

シュテル先生の家…………最上階に移動して、借りている工房へと移る。そこには既にシュテル先生が待機していた。

「先ずはハチちゃんをこの容器の中に入れてください」

「それは…………」

「死なないし、大丈夫だよ。その子達は間違い無く、ポンズの力になる。シュテル先生の腕は確かだしね」

そうボクが言うと、ハチ達は自ら容器へと入って行った。

「みんな…………」

「愛されてるね。それじゃ、ポンズはこの薬を飲んで」

「うん」

飲んでいるポンズを置いて、ボクは自分のアイテムストレージから地竜の血や鱗などのドロップ品を出す。他にも色々なドラゴンの素材を取り出す。容器に入ったハチ達は眠らせ、培養液に入れる。そして、シュテル先生に素材を渡すと、シュテル先生は培養液にドラゴン達をすり潰した粉状にした物を溶かしていく。シュテル先生はエルトリアって所で色々と学んだらしいので、その技術を私も受け取っている。

「うん、これは後で問題ないね」

「さて、ポンズ、今から精孔(しょうこう)を開くね」

「わかったわ」

念の説明はお風呂でやったので問題無い。やっぱり、問題無くポンズも念能力を手に入れられた。だから、ボクは睡眠薬でポンズを眠らせ、その身体を斬り開き、直接骨などに神字を書いて行く。これはポンズにも話して、身体に傷を残さない条件で許可を貰った。骨の一部に神字と共に黒竜の素材でポンズ自体も強化する。

「ふぅ、全身強化完了…………傷口も問題無いし、後は本人次第だね」

ポンズも培養液に入れて、暫くは様子を見ることにした。その後は、闘技場で戦闘して遊びながらお金を稼ぐだけだ。




 一週間後、目覚めたハチ達はかなり凶悪な存在となっていた。致死性などを始め、様々な毒も持っているし、とんでもない事に数百キロもの速度で移動もする。そして、その防御力と力は丸々ドラゴンと同じだけの力を持っている。ただ、身体が小さいので踏ん張りは効かないけど。

「ん〜〜難しいわね…………」

目覚めたポンズには水見式で放出系と操作系に優れているのが分かったので、その二つの系統をひたすら鍛えている。もちろん、体術も教えている。

「ん〜念を纏ったハチ達は怖いね〜〜」

「そうだね」

それから一年間、ひたすら強化訓練し、ポンズもハチ達も普通に200階で戦えるクラスに成長したので、ドラゴンを狩りに行くとの事で別れた。そして、少したった後、ボクの所にポンズがドラゴンを狩って、暇になったからハンター試験を受けるって連絡が来たので、ボクや先生も受ける事にした。





 
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