勇者指令ダグオンA's
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第二十二話 総集編 勇者の記録
第二十二話 総集編 勇者の記録
現在、海鳴飛鳥宅に力が招待された。
「・・・うああ」
生活観漂う見事な夢の島。
「ああ、適当にスペース見つけて座って」
「ほいほい」
1分後
「・・・なにこれ」
夢の島が一挙に片付いてしまった。
「あんたずぼらそうなのに良くやるわね」
「俺自分の部屋を片付けるのは苦手だけど、他人の部屋は片付けられんのよ」
「へ~じゃあ時々来て掃除してもらおうかな」
「マジ?」
「マジ」
「そういやお前革ジャンから葉巻出てきたぞ」
「ああこれ」
飛鳥は葉巻の根元を回転させると葉巻の先から刃が飛び出した。
「なんじゃそれ?」
「これ葉巻型特殊ツールなの。1個は酸素ボンベもう1個は火薬、でこれはナイフ」
「使い時無いじゃん」
「いいじゃないの。あたしはこういうアイディア商品が好きなのよ」
そう言いながら飛鳥は力に煎餅を出した。力はテレビをつけると何故かミッドチルダの番組が入っていた。
「何でミッドチルダの番組やってんの?」
「まぁ良いじゃないのつないだんよ。そういえばはやてがテレビに出るんだってね」
「へ~なんかのバラエティ?」
「勇者の秘密を探れだって」
「俺たちのことか!?」
すると番組が始まった。
『さぁ皆さん始まりました勇者の秘密を探れ!本日はゲストにゴッドファルビリオンのパイロット兼八神組組長、八神はやてさんにゲストに来ていただきました』
『どうも!八神はやてです!』
「ああ~まだ八神組続いてたんだ」
と力は煎餅食べながらテレビを見ていた。
『まず紹介するのは謎の戦士!ブレイブリキ!水色の鎧を身にまとい八神さんを救出。捌き技と力押しの戦いをメインとし必殺技はライオン型に変形する体当たりブレイブライオアタック!!』
「そういえばあんたあの技最近なんで使わないの?」
「あの技腰にくるんだよ」
『そしてパトカー型ビークルブレイブエラゴと融合合体!ダグブレイブ!!武装は破壊銃ブレイブマグナム!!必殺技はフルチャージシュート!!更にキャリア型サポートビークル、ブレイブローダーと勇者合体!完成!ブレイブダグオン!!メイン武装は鋼鉄をも一刀両断ブレイブソード!!更にエネルギーを収束させるブレイブソードクラッシュ!!その技に数々のエイリアンが撃墜されたとの事です。それにしても八神さん子のブレイブリキとはお知り合いのようですが』
『ええ。まぁ知り合いといいますか・・・顔も悪ければ頭も悪い人間的に最低の男です。この間だって(ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ放送禁止用語)』
テレビの中でヒートアップしているはやてをよそに・・・
「と言われてますが本人どう思いますか?」
「否定する要素が全く無い」
はやての意見をすべて受け入れる力ちゃん。
「そういやあんたの関節技とかって誰に教えてもらったの?」
「ああ、あれは全部身を持って体験したことだからな」
「誰に?」
「今テレビに出てる奴」
「あっそ」
再び煎餅食べ始める力。次々と流れる力達の映像。
「というか。ミッドチルダのテレビ局の人いつ俺たちの映像撮ったの?」
「さぁ?」
そして番組は続く。
『宇宙から助っ人の勇者が現れましたその名もチームアルフェリス!!まずリーダーのビルガー。宇宙拳法の達人でジェット機から人型へ、そしてスピード特化宇宙忍者ボルト、スポーツカーから人型へ、パワー特化宇宙レスラーガンザー、戦車から人型へ、そしてビルガー、ボルト、ガンザーが時空合体!アルフェリス!!メイン人格はビルガー、主に宇宙拳法で戦う攻守ともにバランスの良いαタイプ必殺技は4万度の破壊拳クラッシャーフィスト、ボルトがメイン人格のスピード型βタイプ必殺技は変幻自在スラッシュリッパー白鳥投げ、ガンザーメイン人格のパワー型γタイプ必殺技は次元振動弾グラビティカノン!!更に新メンバー、デルタの登場により超時空合体!!完成!!スーパーアルフェリス!!必殺技は4人のエネルギーを結集した奥義!!アルティメットデトネイター!!!因みに皆さんがミッドチルダに来ている時はチームアルフェリスが地球防衛を行っているようです』
『アルフェリスの皆さんいつもすみません』
『そして!八神ファミリーの皆さんのロボットを紹介します!!古代ロストロギアである魔力増幅器!!まずははやてさんのルシファード!スポーツカーから人型へ基本武装を装備!!そしてシグナム機とヴィータ機は新幹線から人型へそして両機にのみ装備されているデバイス生成装置は操縦者のデバイスを再現!!そしてシャマル機は救急車から人型へ!索敵に優れ全体のサポートがメイン!!ドリル戦車から人型へ変形するザフィーラ機パワー特化でありその力はガンザーと1,2を争うパワーです!!そして八神ファミリーが古代合体!!完成ファルビリオン!!必殺技はシグナムさんのレヴァンテイン、ヴィータさんのグラーフアイゼンを合体させた薙刀グングニル!!その一閃ラグナロクストライカー!!更に八神さんのパートナーリインさんのロボットリインフォースⅢ!!鷹型のロボットから人型へ必殺技はフェザーカッター!更にファルビリオンと超古代合体!!完成!!ゴッドファルビリオン!!リインさんが合体したことにより制限解除され操縦者全員のデバイスが生成できるようになりました!!必殺剣エクスカリバー!!そして必殺技は魔力収束!!ラグナロク・ザンバー!!この技に北斗が撃墜されました』
(言えない・・・八百長なんて)
『そして皆さんの合体が破られるときが現れました。ピンチ!その時ブレイブダグオンに相棒とも呼べる人物が現れました!その名もウィザーアスカ!!!多彩な蹴り技を擁し何人ものエイリアンがその蹴り技に沈んできました!!武装はウィザーロッド!更に変形しバズーカモードに必殺技はミッド、ベルカ式砲撃ビックバンシュート!!そしてスポーツカー型ダグビークル!ウィザーエヴォーラと融合合体!ダグウィザー!武装はウィザーブレード!必殺技は逆手一文字フルパワースラッシュ!!更にシャトル型サポートマシン、ウィザーウインガーと魔導合体!ウィザーダグオン!!バックパックを変形させた必殺技ウィザーキャノンファイナルシュート。データによりますとブレイブダグオンとウィザーダグオンは57年前に光とともに消失した謎のロボットに良く似ていると情報があります。そしてウィザーアスカについては魔法を使うようなので魔導師ではないかと噂されていますがどうでしょう八神さん』
『ウィザーアスカは私の友達ですが同時に私の友達を何人も撃墜してきましたもう!!(ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!放送禁止用語)』
「と言われてますがどうですか本人」
「ああ、否定する要素が全く無い」
そう言いながら飛鳥はお茶をすすりだした。
「そういえばお前いつダグオンになったんだ?」
「ああ言ってなかったっけ?あれはあたしが子供を助けようとしたとき光に包まれて・・・」
回想
「ここは?」
飛鳥が見上げるとそこには巨人が立っていた。
『地球人よ・・・』
「誰あんた?」
『ブレイブ星人・・・宇宙警察機構の刑事だ』
「宇宙警察機構?」
『地球は今狙われている・・・私はこの星の乗り物をモデルに防衛マシンを開発した・・・そして強大な力を生み出してしまった・・・後はこの力を正しく使うことができる強靭な肉体を持ったダグオンが必要だ・・・』
「ダグオンってなによ?」
『我々の星で勇者を表す言葉だ・・・』
ブレイブ星人から光が放たれると飛鳥の左腕にダグコマンダーが装着された。
『時期にもう一人のダグオンも現れる・・・その時君に協力して戦ってもらいたい』
「ちょっと待ってよ!あたし一人じゃ使えないの?」
『残念ながら君一人の力ではマシンのパワーに耐えることができない・・・君のマシンだ』
するとウィザーエヴォーラ、ウィザーウインガーが飛鳥に与えられた。
『ダグオン・・・地球を頼んだぞ』
ブレイブ星人から光が放たれ飛鳥は元の世界に帰ってきた。
「てわけ」
「じゃあ何か?お前俺のことや超勇者合体の事聞いてたのか?」
「まぁ流石にあそこまでキツイ合体とは思わなかったけど。あテレビ続くよ」
再び煎餅食べながらテレビを見る力と飛鳥。
『そして勇者たちの前に強敵が現れました!その名も羅刹一族北斗!!黄竜を駆使し3つの鎧を操りました。一つは基本形態とも呼べる玄竜神!そしてスピードと次元を切り裂く次元刀の雀竜神!技の陸闘士虎竜神!!その強さに勇者たちは苦戦を強いられました。彼の目的は宇宙伝承にある4つの鎧を手にすること。そして鎧が4つそろい神竜神となった北斗!力に飲まれてしまった北斗は地球もろとも勇者たちを破壊しようとしました!!その時!!奇跡が起きました!!』
『『超!!勇者合体!!』』
『ブレイブダグオンとウィザーダグオンの合体システムの発動!!!完成!!グレートブレイブダグオン!!!惑星破壊光線を受け止めました!!!そしてエネルギー開放!!ブレイブノヴァ!!さすがの北斗もこの合体に沈みました!!この合体を見ると最低でも惑星破壊級の戦闘能力の持ち主だと思われます!!』
『恐ろしいですよあの合体・・・使いどころに迷います』
『それと我々の調査で宇宙伝承はあと2つ存在しまして1つ目は強大な力を持ちし者その力正しく使うことできれば天より聖剣現れたり・・・2つ目は星に眠りし身体目覚めの時を待つ』
その時だった。テレビ局がエイリアンに襲われた。
『な!何事でしょうか!?突如エイリアンに襲撃されています!!』
『ギシャーーーーーーーー!!勇者のデータをよこせ!!』
テレビ局が集めた力達のデータをエイリアンが奪おうとしていた。
「これまずいんじゃ・・・」
「行こうかね」
力と飛鳥はダグコマンダーを構えた。
「「トライダグオン!!」」
力と飛鳥はダグコマンダーを起動させるとダグテクターが身を包んだ。
「「ブレイブリキ(ウィザーアスカ)!!」」
「東さ~ん回覧板です」
「あ、お隣さんだ。は~い」
ダグテクターのまま玄関に向かう飛鳥。そして回覧板を受け取った。
「お前・・・その格好で出たのか?」
「まぁ気にしない気にしない♪速く行こう。エレベーター込むから」
「へいへい」
そのまま玄関までゴーした二人であった。
一方襲撃を受けているテレビ局。はやてたちのビークルはオーバーホールのため出撃ができず、チームアルフェリスも地球防衛のためミッドチルダに来ることはできない。その時だった。
「待て待て!!」
ブレイブシューターを乱射しながらブレイブリキが現れた。
「ビックバンシュート!!」
飛鳥の砲撃がエイリアンをなぎ倒した。
「「ダグオン!集結!!」」
「ご覧ください!!我々の危機にダグオンの二方が駆けつけてくれました!!」
エイリアンが起き上がろうとしたその時力と飛鳥はビークルをコールした。
「「融合合体!!」」
ブレイブエラゴ、ウィザーエヴォーラが人型に変形し力と飛鳥と一体化する。
『ダグ!ブレイブ!!』
『ダグ!ウィザー!!』
融合合体が完了するとエイリアンの前に立った。
『朱雀飛翔脚!!』
ダグウィザーの連続蹴りが突き刺さるがエイリアンは受け止めてしまった。
『なに!?』
『はははは!さっきのテレビを見ていて貴様の技などとっくに研究したわ!!』
『あっそ』
ダグウィザーはそのまま身体を回転させた。
『朱雀天舞!!』
ダグウィザーの蹴りはそのままエイリアンを蹴り上げ宙で踊らせ地面に叩き付けた。
『な!そんな技データには』
『技っての1つの所に止まんないのよ・・・あたしは常に技の先を考えるダグブレイブ!銃貸して』
ダグブレイブはそのままブレイブマグナムをダグウィザーに放り投げた。そのままミッド、ベルカ式の魔方陣が展開される。
『これ。高町教官からパクった技であたしなりのアレンジ加えたんだけど・・・凶牙粉砕!!スターダストシューティング!!』
ブレイブマグナムから螺旋を描いた砲撃がエイリアンに降り注がれた。
『ギシャアアアアアアアアア!!!』
沈黙するエイリアン。
『お前ばっかりにいいかっこさせるかよ!来ぉぉぉい!!ブレイブローダー!!!勇者合体!!』
ブレイブローダーにダグブレイブがビークルモードで装填される。
『ブレイブダグオン!!』
完成したブレイブダグオン。
『ブレイブソード!!』
ブレイブダグオンがブレイブソードを構えるとエネルギーが収束した。
『ブレイブソォォォドクラッシュ!!』
そのままエイリアンは真っ二つになり撃破された。
『見事にエイリアンは勇者たちに成敗されました!!しかしこれで終わりではありません!!彼らの戦いはまだ続くのです!!』
っと無理矢理番組は終結した。そして力と飛鳥はそのまま帰宅し煎餅をかじっていたという。
後書き
誰だこの子供?なに!?地球を守りに来た!?ってドンだけ過保護なんだよ地球。ええ!お前が宇宙伝承の身体の持ち主!?ってなんだよあれ!?
次回!勇者指令ダグオンA’s 星の王子サイモン
こいつ変身しやがった!!
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