SAO~dead line~
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第12話~この物語の終焉~
前書き
お久しぶりです。
というか、どのくらい投稿してなかったのでしょうか?
2ヶ月ぐらい?
まあ、大目に見てください。
というか、この話でこれは終わりにさせていただきます。
いきなりですが、どうぞ。
あれからどのくらい経っただろうか・・・。
俺とカーディナルの殺し合いが始まって・・・・。
俺の感覚だと、3時間くらいは戦っていた気がするんだが・・・・・。
まあ、その話はいいだろう。
俺が知りたいのは結果だけだ。
断片的にだが少し・・・ほんの少しだけ記憶に残っている。
そうあれは・・・・・・・・・・・・・
私は、このゲームの管理者として、バグを排除しに来ました。
そのはずでした。
でも結果的には・・・・・・・・・
剣が互いにぶつかり合う音があたりに響き渡る。
誰もが言葉を失い、誰もが驚きを顔に出していた。
俺も、アスナも・・・・。
ただのプレイヤーであるあいつが――――ライトが、このゲームを管理している、カーディナルとほぼ互角に戦っている姿を見て。
でも、そんな均衡した戦いも必ず勝敗は決まる。
この世界に“引き分け”なんてそんなぬるい考えは通用しないのだから。
そして、その時は―――――――訪れる。
私とキリトくん。それと、攻略組の人達と見守っていた、戦い。
始まって僅か30秒経った頃だった。
一際大きなキィィンという音が響いた、と思ったら。
ライトくんの剣は宙を舞っていました。
そして、カーディナルと呼ばれる人の剣が振り下ろされる、
その時―――――――――――
私はわからなかった。なんでこんなことをしたのかと。
ただ、あの人を助けたかった。
誰かはもう、知らないけれど・・・・。
ただただ、体が勝手に動いていた。
そして私は・・・・・・・・死んだんだ。
俺は・・・死んだのか。
その事実は目の前の“YOUR DEAD”の文字が物語っている。
結果だけ言えば俺は“死んだ”。
俺は・・・・そう。カーディナルと戦っていたんだ。
本気の殺し合いを・・・・していたんだ。
そして、・・・俺の剣が弾かれたんだ。
俺はその時死を覚悟したよ。殺されるってな。
そしたら、全身が震えだしたんだ。
脳が拒絶を始めたように、命令してくるんだ。
命乞いをしろ。助けてくれって叫べ。ってな。
でもさ、今度は体が拒絶したんだ。
それは、それだけはダメだ。ってな。
だから俺は覚悟したんだ。心の奥深くに恐怖を押し込めて。
でも、その時。
ひとつの影が通り過ぎたんだ。
俺は慌てて、キリトたちの方を向いた。
けれど、キリトとアスナはちゃんといる。だとすると、
こいつは、誰だ?
そんな疑問が俺を埋め尽くす。
その時、そいつは俺の方を振り向いた。
そいつの顔を見たとき、俺は固まってしまった。
だってさ、そいつは、死んだと思ってた・・・・・・
アンズだったんだぜ?
それがわかった瞬間。
頭が真っ白になった。
俺はただ、アンズが、大切な人が、死んでいくのをじっと見てることしかできなかった。
そしたらさ、俺の中で不思議と怒りが湧いていたんだ。
絶望じゃなくて。怒りが、さ。
そして叫んだんだ。ありったけの声で。
だけど――――――――――――――
ライトの前に飛び出していたのは、アンズさんだった。
死んだと聞かされていた俺は、驚く・・・べきだったんだろうか。
俺は不思議と落ち着いていた。
何故か、彼女なら不思議と来てくれると思っていた、のかもしれない。
でも、それだけじゃ、
終わらせられない・・・・・・・・・
私とアンズの目があった。
そして、笑ってくれたんだ。
だから私も笑顔を見せた。
そうしたら、アンズはポリゴン片になって消えていった。
でも、それだけじゃ、
終わらなかったんだ・・・・・・・・
後書き
今回はここまでです。
え?中途半端だって?
OKOK。大丈夫です。
次話は第13話~この物語の終焉②~
でいきますから!
さて、主人公が死んだ。
ということは・・・・・
次回もホンの少しの期待を胸に、待っていてください。
それでは~。
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