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FAIRY TAIL~神々のドラゴン~

作者:晴れの日
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10話

「てめぇらゆるさねぇ!ぶっ潰してやる」


「そう簡単には行かんな。俺たちも名のあるギルドにいた魔導師…魔導師ギルド、蛇姫の鱗(ラミアス

ケイル)といえばわかるかな?」

「そうさ、あの岩鉄のジュラがいた…おおーん」

ナツは聞こうともしないで左右に火を出した

「き、貴様、話を最後まで聞かんか…」

「知らん。どこのギルドとか、だれの仲間とか関係ないんだよ。お前らは依頼人を狙う、つまり仕事の

邪魔、つまりフェアリーテイルの敵、戦う理由はそれだけで十分だ。」

ナツかっこいいこと言うじゃん!いいねぇ~

「トビーこいつは俺一人でかたづける」

「おおーん」

ユウカは手を伸ばし、魔法を発動させる。

「波動!」

その光の様なものをナツは壊そうとしている。無理だな、おしえてやるか…

「ナツよけろ!」

「!?、くっ」

あぶねぇな~かろうじてよけやがった

「ほう…よく性質に気付いたな」

ナツは急によけたため、転がっていったが、直ぐに体勢を立て直し、咆哮を繰り出す。

「波動!」

やっぱり効かないか…なんでだろう?

「わが手より作り出す振動は、すべての魔法を中和する。すなわち、魔法を通さぬ魔法」

なるほど…そういうことか…ナツはどう動くか…

「ラミアスケイルにいたときは対魔導士の仕事専門だっただった。その意味が分かるよな。すべての魔

導士は、おれの前では無力だからさ!」

言い終わった後、両手から魔法をはなった。

「どうかな?」

ナツは軽くダメージを受けながらも、手に火をまとい、ユウかに突っ込む

「波動!」

やっぱり火が消えるか…

「言ったはずだ波動の前では魔法はかき消される」

「じゃあ魔法使わなければいいんだろ?大したことねぇじゃねえか」

ナツは魔法なしに波動の中に手を入れた。すり抜けるだろうか無茶だな…

「うぉあぁあ!!」

「魔力の渦に素手を突っ込むなど無謀すぎる。消飛ぶぞ」

「あががんぬがぁぁぁぁぁ!!」

体ごと入っていきやがった…相変わらず無茶するな

「魔法じゃ突破できない壁も素手ならできるじゃねぇか!」

「ここからどうするつもりだ?波動の中じゃ魔法は使えんぞ!?」

ユウカは冷や汗をかきながらもまだまだ余裕そうだ

「外は使えんだろ?アドバイスサンキューな♪」

肘から炎が出てる

「火竜の…」

ナツの勝ちだな…

「素手の威力を上げるために魔法をブースターとして使うのか!」

「炎肘!!」

ユウカはピクリともしない…

「まず一人」

「おおーん、お前スゲーな~」

「次はお前にすげーのくらわすぞ」

「喰らわねぇよ、おれはユウカより強いんだぞ」

とびーは両手を構えた

「麻痺爪メガクラゲ!この爪にはある秘密が隠されている」

「麻痺か?」

「なぜわかった!?」

こいつはバカだ…

「ナツ!俺もルーシィを見てくる」

「わかった。頼んだぞ」

そして俺はしばらく歩き続け、なんとかルーシィとハッピーを見つけた。…が

「…………………エルザ」

「ナツはどこだ?」

ルーシィとハッピーが捕まっている。エルザが超怒ってる…

「知らん…」

くそ、仕方ないつかまってやるか…




俺たちは村が無くなったため資材置き場にやってきた。グレイの目が覚めるのを待っている。っと噂を

すればグレイが目を覚ました

「エルザ!」

驚くのも無理はない…

「大体の事情はルーシィから聞いた、お前はナツたちを止める側ではなかったのか?あきれてものもいえ

んぞ…」

「ナツは?」

「それは私が聞きたい」

「ルーシィ、ナツは?」

「それが、村で零帝の手下と戦っていたはずなんだけど…そいつらはかたずけられてたのにナツがいな

いの」

「つまりナツはこの場所がわからなくてふらふらしているのだな?」

エルザはすっと立ち上がり、ナツを探しに行こうとした。

「グレイ、ナツを捜し、見つけ次第ギルドに戻る」

「な…何言ってんだ?この島で何が起こっているか知ってんだろ?」

「それが何か?」

ルーシィは首を横に振り、グレイに教えた

「依頼書は各ギルドで発行されている。正式に受理されたギルドの魔導士に任せるべきではないの

か?」

「見損なったぞエルザ…」

「なんだと!?」

やばい!エルザが切れ気味だ…

「グレイ!エルザ様になんてことを!」

ハッピーはごまをすっているのか、様づけをしている

「お前までギルドのおきてを破るつもりか?ただでは済まさんぞ!」

エルザは剣を出し、グレイに突きつける

「勝手にしやがれ、これは俺が選んだ道だ!」

グレイは突きつけられた剣を手でつかんだ

「やらなきゃならねんだ」

ぽたぽたとたれるグレイの血を見て、エルザは剣をひっこめた

「最後までやらせてもらう、斬りたきゃ斬れよ」

グレイはテントの外に出ていった。

「え、え、え、エルザぁ~落ち着いて」

「そうそう、グレイは昔の裳立ちに負けて気が立ったんだよ」

「ギロリ!」

エルザは剣を持ったまま、こっちに向かってくる

「助けて~~~~~~~~~」

ぱさり

エルザは縄を切った

「いくぞ、これでは話にならんからな…まずは仕事をかたずけてからだ」
 
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