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FAIRY TAIL~神々のドラゴン~

作者:晴れの日
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11話

しばらく歩くと例の遺跡が見えてきたが……

「遺跡が傾いてる…」

「ナツの仕業だろ…偶然か狙ったのかは知らんがな」

「とりあえずこれで悪魔に光は当たらねぇ」

がさがさ

「待て、誰かいるぞ」

「見つけたぞフェアリーテイル!」

零帝の下っ端の下っ端だろう

「行けグレイ。ここは俺たちに任せろ!」

「分かった」



ざっと100くらいかな…エルザがいるから安心だ

「覚悟しろ~」

奴らは一斉に突っ込んでくるが、それでは足音がデカすぎて俺の魔法の音は聞こえないぞ。おれはとっ

さに手をクロスさせ指先を上に向ける

「水龍の地噴水!」

地面から飛び出した水の粒は、相手に当たりまくる。顎に当たったやつらはみんな気絶した。

「まだまだ行くぜ!水龍の咆哮!」

俺が20人をやるころには、エルザが50人は倒していた…さすがだ。

俺は手に水を纏い、それを激しく回転させ、ドリルを作った。そして俺は敵に向かって走る。魔法弾を

撃ち込んでくるやつがいたが、激しい回転のドリルに弾かれた。



「何とか全部倒したな、よし俺たちも行こう!」


そして遺跡に入った途端、すさまじい泣き声が聞こえた

「オオオオオオオォォォォォォンン!!!!!!!!!!!!」

「なに、今の声?」

「例のデリオラという魔物か?」

「ルーシィのおなかの音かも!」

「本気で言ってるとは思えないけどむかつく…」

「待ってあの光見覚えがあるよ。ムーンドリップだ」

「ならば儀式をやっているやつを叩こう」



「おおーん」

エルザが一発で決めたそしt、ムーンドリップも止まった

「もう遅いんだよ判れよ!儀式は終わったんだよ!」

「オオオオオオオォォォォォォンン!!!!!!!!!!!!」

またさっきの声だこうなったら地下にいこう!



ってもう終わってるし、なんだ、もともと死んでたんだ…

「終わった~~~~~~~~~~~」

「一時はどうなるかとおもったよ」

ゴゴゴゴゴゴッ

やばいエルザが、エルザが…

そうだお仕置きが待っていたんだ!!!

「村人を助けるまでS級クエストはまだ終わっていない」

確かに…




あれ、村が元に戻っている!?

「………」

ナツには心当たりがあるらしいな

「!」

村長の息子の墓も戻っている。

しかし、村長がつかつかと歩いてくる

「魔導士殿いつになったら付を壊していただけるのかな?」

「月を破壊するのはたやすい」

エルザがさらっと言った

「その前に確認したいことがある。村人を集めてくれ。」

そして村の人たちが集まり、エルザは話し始めた

「整理しておこう。君たちは紫の光が出てからそのような姿になってしまった。間違いないか?」

「そうです。」

「話によるとそれは3年前からということになる。」

「確かにそれくらいたつかも…」

「しかしこの島では毎日ムーンドリップが行われていた。遺跡には一筋の光が毎日見えていたはず。な

ぜ調査しなかった?」

「そ、それは言い伝えで、あの遺跡に近づいてはならんと」

「でもそんなこと言ってる場合じゃなかったでしょ、報酬額から見ても…」

「本当のことを話してくれないか?」

「それが近づけないのです。遺跡に向かって歩いても気が付けば村の門に着くのです」

「やはりか……」

「ナツ、着いてこい、コレから月を破壊する。」

「えぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」


「この鎧は巨人の鎧、投擲力を上げる鎧だ」

エルザは鎧を換装した後、武器を換装する。

「そしてこの槍は闇を退けし、破邪の槍」

「それをぶん投げて壊すのか?スゲー」

無理だろ……

「しかしそれだけでは届かん、だからお前の魔法でブーストさせたい。」

「どういうことだ?」

「石突きを思い切り殴るんだそして月まで届かせる」

「わかった」

「なんで二人ともノリノリなんだ?」

グレイとルーシィは小刻みに震えている

「いくぞ!」

エルザは大きく振りかぶった

「ナツ!」

エルザの合図でナツは手に炎をまとい、石突きを殴る。そして破邪の槍は一直線に月へ向かっていった

「とどけぇぇぇぇぇぇぇ!!」

ピキッ

月にひびが入った。そして村人たちは歓声を上げた

「うそ~~~~~~~~~~~~」

グレイ、ルーシィは口をそろえて言う。しかし事実だ…って………え~~~~~!!!

「割れたのは月じゃない、空だ!」

「どうなってんだ!?」

「この島は邪気の幕で覆われていたのだ。ムーンドリップによって発生した排気ガスだと思えばいいそ

れが結晶化して空に幕を張っていたんだ。そのため月は紫に見えていたというわけだ」

村人たちが光り出した、綺麗…

「邪気の幕は破れ、この島は本来の輝きを取り戻す」

しかし村人たちは悪魔の姿のまま変わらずに光は消えた

「失敗か?」

「いや、これで元通りなんだ。邪気の幕は姿ではなく、記憶を犯していた」

「まさか…………」

「そう、彼らはもともと悪魔だったのだ」

ルーシィは驚きのあまり、悲鳴を上げる

「彼らは人間に変身できる能力を持っていた。その姿に変身している自分たちを本来の自分と思い込ん

でしまったのだ。あの遺跡に近づけないのも悪魔だからだ。聖なる光を纏った遺跡に闇のものは近づけ

ない」

「さすがだ…君たちに任せてよかった」

歩いてきたのはハルジオンから送ってくれた船乗りのおっさんだ

「ボボ…………」

「俺は1人だけ記憶が戻っちまって逃げ出したんだ。自分を人間と思い込んでいる村のみんなが怖くて

怖くて」

村長は自分が殺したと思い込んでいた息子が生きていることを知って涙ぐんでいる。そして悪魔の羽を

生やし、ボボに抱き着いた

「ボボ~~~~~~」

「やっと正気に戻ったな」

「今夜は宴じゃ、悪魔の宴じゃ~~」

響き悪!!



俺たちは宴を楽しんだ翌日、報酬をかぎだけ頂いて、エルザが強奪した海賊船で帰った

 
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