FAIRY TAIL~神々のドラゴン~
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9話
俺はすっかり寝てしまっていたが、まぶしい光で目を覚ました。
「なんだこの光!?」
光は地下のデリオラの氷にあたっている
「どうなってやがる!?」
「とりあえず上に行ってみよう」
「俺に任せろ!水龍のタワー!」
みんなを乗せたタワーは高く伸びていき、屋上ぎりぎりで止まった
「なんだあいつら?」
俺たちが上に着くと、さっき来たやつら3人と、怪しい覆面を付けたやつらが儀式をしている。どうや
らあいつらが地下のデリオラに光を当てているようだ
「よしぶっとばして聞き出そう」
「駄目よナツ、取り合えず様子を見ましょう」
「なるほどそういうことだったのね。」
「リラ!何か分かったの?ていうかまだいたの?」
「ムーンドリップを地下のデリオラに当てて氷を解かそうとしているのよ」
「なんだと!あいつら、デリオラの恐ろしさを知らないんだ!」
ん?なんかいかにも偉そうなやつが出てきたぞ
「冷帝様…実は侵入者がいたようなのですが取り逃がしてしまいました。」
冷帝?
「この島には俺たちと村人しかいない。ならば村を消してこい」
「何!」
「そんな!村の人たちは関係ないのに」
「血は好まんのだがな…」
「おい!ウソだろ、あの声………」
「グレイ心当たりがあるのか?」
「もう我慢ならねぇ~邪魔しに来たのは俺たちフェアリーテイルだー!!!!!!!!!」
ナツが飛び出しやがった。バカ!
「………どうした早く村を消してこい」
「なんだと!」
「依頼したのは村人だ。早く消してこい。」
「アイスゲイザー」
グレイが冷帝と呼ばれるやつに突っ込む。しかし、冷帝とよばれるやつも、グレイと全く同じ魔法で応
戦してきた。
「同じアイスメイク!?」
「お前たちは村を消しに行け。ここは俺一人で十分だ」
「行かせるか!」
ナツが追いかける
「ナツ待て!」
「ウォワ!」
ナツに氷が巻き付いた。ハッピーはルーシィを連れて逃げる。俺もこの魔法にかかる前に逃げなきゃ!
「水龍のウィング!」
俺は魔法で翼を作り天高く舞い上がった。グレイが冷帝と呼ばれる男と何か喋っている。氷に包まれた
ナツをグレイが蹴った!何で?とにかくナツを助けている暇なんてない。俺たちは急いで村の人たちを
非難させないと。
「ルーシィ行くぞ!」
「うん!」
「見えた!村だ!やつらはまだ来ていないようだな…」
「月はまだ壊せんのか!」
「村長さん今はそれどころではありません。もうすぐ敵が攻めてきます。みんなを非難させてくださ
い。」
「説明してくれ!いったい何がどうなっている!」
「俺たちが捜索していると、古い遺跡があった。そこの地下にデリオラという化け物がいたんだ。だが
その化け物は封印されていて、氷に包まれている。そして、その氷を解かそうとしている奴らがいる。
そいつらが発動しているムーンドリップという魔法が人体に影響を与えているそうだ。おそらくそのム
ーンドリップのせいだろう。そして奴らは魔導師、もうすぐ村を消しに来る。もちろん止めるつもりだ
が万が一のことを考えてだ。」
しかし、村長は承諾せずに、村にとどまることにした。
「遅い…なぜだ?」
「お~い、無事か~」
「ナツ、なぜおまえが先に…奴らは何をしている?」
「森で迷ったか、おろか物め。」
いや、違うだろ…………
「なんだあれ!!!!!」
村人が叫んだ。視線の先にはでかいネズミ。あの時のか…バケツを持っている。そしてその上には例の
3人が。
「このどくどくゼリーを作るのに時間がかかってしまいましたわ」
その時バケツの中身が少しこぼれた。そのゼリーのようなものはルーシィに向かっていく。
「あぶねぇ!!!!!!!!!!」
ナツがルーシィを抱え、ゼリーを交わした。ゼリーが地面に着くとそこに咲いていた花が枯れ、ついに
は溶けてしまった。
「なんだあのあぶねぇ匂いは!」
ナツの鼻がよくて助かった。しかし、問題はそこではない。こぼれてきたということは、あのバケツに
危険なゼリーが入っているということだ!
「まさかあれをばらまくのか!」
俺はナツとは違い、耳がいい。俺はしっかりと奴らの会話をとらえていた…
「醜い。ムーンドリップがここまで人を汚すとは…」
「デリオラの子のようでいやですわ」
こいつらの会話で俺の怒りはマックスに
「アンジェリカおやりになって」
「チュ~」
やばいゼリーを放たれた!
「ルーシィ!村の人たちを中央に集めろ!」
「ロストどうするつもり!!」
「あれを止める!!」
「無理よ!」
「俺は諦めねぇ!」
俺は渾身の力を込め、魔法を放った
「水龍の咆哮!!!!!!!!!!」
そして、人には当たらなかったが、周りの民家に直撃。村は消えた………
「あいつら…よくもボボの墓かを…」
「落ち着け村長!とりあえず非難して!」
「グレイさんは俺たちに任せとけ!」
「よし行ったな」
「アンジェリカ」
「チュー」
「やばい村の人たちを追う気だ!」
「あれは…ルーシィがしがみついてる。よかった、あれはルーシィに任せて俺らはこっちをやろう」
「おいら見てくる」
「おう、頼んだぞ」
「2対2か…面白い!」
「ふざけやがって…行くぞナツ!」
「おぅ!」
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