スーパー戦隊超決戦

「これからな」
「断ればどうする」
　ドクターマンはその場合について問うた。
「一体」
「その時はその時だ」
　ギルは厳かに答えた、他の者達も何も言わない。
「貴殿はギアそして沖縄でだ」
「このまま暮らすか」
「そうすればいい」
　厳かな声のまま話した。
「断るならな」
「危害は加えないのだな」
「我々はダグデド達とは違う」
「だからか」
「貴殿が断ればだ」
　その時はというのだ。
「それだけだ」
「ああ、戦隊の連中と戦うのもな」
　ゼットも言ってきた。
「別にな」
「自由か」
「あんたが戦いたいならな」　
　その時はというのだ。
「一緒に戦おうな、しかしな」
「仲間になってもか」
「俺達も同じだよ」
「戦いたくないならか」
「休めばいいさ」
　その時はというのだ。
「戦いたい奴だけ戦えばいい」
「そうなのだな」
「あんたもな」
　ドクターマンもというのだ。
「そしてギアもだよ」
「仲間になろうともか」
「戦いたくないなら」
　その時はというのだ。
「休めばいいさ」
「そうか」
「ああ、本当にな」　
　戦いはというのだ。
「その時それぞれだよ」
「自由か」
「ああ、好きにすればいいさ」
「君次第だよ」　
　ヨドンナも冷静に話した。
「全てはね」
「そうなのだな」
「僕達と友達になることも」
「共に戦うこともだな」
「そうだよ」
「諸君等の考えはどうなのか」
　ドクターマンはヨドンナの言葉を受けて問うた。
「私、そしてギアの者達と友達になって構わないのか」
「なって欲しいから来てもらったんですよ」
　クレオンが即座に答えた。
「僕達としては」
「そうなのか」
「はい、ですから」
　それでというのだ。
「お返事はです」
「それはか」
「僕達としてはです」
「そうなって欲しいな」
「はい」
　まさにというのだ、クレオンはドクターマンに対して剽軽な仕草であるが口調は真剣そのものの声で語った。