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ドリトル先生と奇麗な薔薇達

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第十幕その九

「大したことない何でもない」
「そんなものだね」
「至って」
「そうよね」
「だからね」
 それでというのです。
「こんな人達が凄いとされるなんてね」
「相当レベルが低いね」
「日本の知識人の人達の世界って」
「そんな人達が通用して」
「凄いって言われてたなんて」
「文章はわかりやすく書かないと」
 さもないと、というのです。
「駄目だね」
「うん、絶対にね」
「それが出来てなくてね」
「色々言ってもね」
「そんな文章読んでもね」
「駄目だね、そしてバチカンみたいに」  
 中世のというのです。
「誰もチェックしなかったから」
「それで腐敗したんだ」
「そんなレベルの低い人達が知的にもてはやされるだけじゃなくて」
「権力とかお金の腐敗もあったのね」
「マスコミなんか凄くてね」
 そちらがというのです。
「どんな嘘を吐いても悪いことをしても捕まらない」
「ああ、先生よく言ってるね」
「全く責任取らなくてね」
「どんな誤報や虚報を出しても」
「それも意図的に」
「本当にあのレベルで腐敗していて」
 中世のバチカン即ち教会の様にというのです。
「とんでもないことになっているよ」
「嫌な世界だね」
「腐りきっていて」
「無茶苦茶酷いね」
「それはまた」
「うん、だからね」
 それでというのです。
「僕は知識人の世界には否定的だよ」
「そうした人達がいるから」
「腐りきっているから」
「だからだね」
「そうだよ、もうね」
 それこそというのです。
「テレビなんかその最たるものだね」
「日本はね」
「物凄く偏っていて」
「嘘も何でもありだからね」
「関係者の不祥事なんて常だしね」
「物凄く態度が悪いし」
「ああした場所にいたら」
 そうすればというのです。
「本当に何もかもがね」
「腐って」
「どうしようもなくなるね」
「その時は」
「そうなるよ、僕は腐敗したくないから」
 絶対にというのです。
「だからね」
「それでだよね」
「先生としてはね」
「そうした人達を反面教師として学んで」
「近寄らないね」
「そうしているよ、ああした人達は」
 眉を曇らせて言いました。
「絶対に地獄に堕ちるよ」
「腐りきって悪いことばかりしていたら」
「地獄に堕ちるね」
「そうなるね」
「どんな宗教でもね」
 その違いに関わらずというのです。 
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