ドリトル先生と不思議な自衛官
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第十幕その五
「お金を出せばね」
「そうしたお店だとね」
「美味しいものが食べられるね」
「そうしたら」
「そこが困るけれど」
経済的にです。
「けれどね」
「それでもだよね」
「こうしてお金を出したらね」
「美味しいものが食べられるね」
「そうした街だね」
「祇園とかでもね」
そちらでもというのです。
「そうだよ、ただ学生さんの街でもあるから」
「そうしたお店に行けば」
「そうすればね」
「それはそれで美味しいものが食べられるね」
「そうした一面もあるわね」
「あとパン屋さんが多くて」
このこともお話します。
「だからだよ」
「パンも食べたらいいね」
「確かにお金出さないと美味しいもの食べられない街だけれど」
「それでもね」
「学生さんの街でもあるし」
「パン屋さんも多いからね」
「そうしたお店で食べられるよ」
皆に湯豆腐を食べながらお話します。
「だから美味しいものを食べるにもね7」
「工夫よね」
「大事なのは」
「そうしたお店を探す」
「そうすることだね」
「流石にこうしたお店ばかり行かないし行けないからね」
先生はこうも言いました。
「京都にいる間はね」
「ホテルのお食事もあるし」
「お食事も楽しんで」
「そうしてね」
「そのうえで学会にも出席しましょうね」
「皆でね」
「うん、それとデザートは」
先生はこちらのお話もしました。
「豆乳アイスだよ」
「牛乳じゃなくて豆乳を使った」
「あのアイスね」
「あのアイスも美味しいよね」
「そうだよね」
皆で笑顔でお話します。
「それじゃあね」
「そのアイスもいただこう」
「そうしましょう」
「湯豆腐の後は」
「今はね」
先生はさらに言いました。
「普通にアイスも食べられるね」
「日本でもね」
「豆乳アイスなんてものも出てるし」
「他にも色々と出ているね」
「それだけ豊かになったということだね」
笑顔でお話するのでした。
「戦前と比べても」
「そうだよね」
「海軍のお食事のお話もしたけれど」
「そうなるよね」
「アイスを食べられることから考えても」
「そうだね」
笑顔でお話してです、先生は皆と一緒に実際にアイスも食べました。そして南禅寺の後は幕末の志士や新選組の人達に縁のある場所を巡りことにしましたが。
蛤御門のところに来てです、先生は皆にお話しました。
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