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八条学園騒動記

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第七百三十四話 猛獣以上の災厄その三

「スポーツをしていてもな」
「性根の腐った輩がいますね」
「連合では兎角だ」
「教師の質が悪く」
「身体を鍛えていてもだ」
 それでもというのだ。
「心はな」
「鍛えられず」
「性根の腐りきった輩がだ」
「多いのですね」
「生徒に暴力それも虐待レベルのことを行ってだ」
 そしてというのだ。
「汚職もな」
「平然と行いますね」
「事実人相を見てな」
 連合の教師達のそれをというのだ。
「ならず者でもここまで酷くない」
「そこまでの人相の者達ばかりで」
「悪人と呼んでも足りない」
「極悪人ですか」
「そう言うしかない連中が多い」
「スポーツをしていても」
「連合ではどうにもならない能力と人格の連中が教師かマスコミ関係者になる」
 連合でも言われていることだ。
「いい鉄は釘にならずな」
「いい人は教師にならず」
「マスコミにも入らない」
「それが連合ですね」
「仕事が出来ないだけじゃない
「人間としても最低な」
「どうにもならない連中がだ」
 それこそというのだ。
「他に行く場所がなくな」
「マスコミに入り」
「学校の教師になる」
「そうなのですね」
「腐った連中しか行かないからな」
 それ故にというのだ。
「腐った組織になる」
「そしてずっとですね」
「腐ったままだ」
「そうですか」
「そしてだ」
 大尉はさらに話した。
「問題もだ」
「しょっちゅう出ますね」
「そしてその出る問題がな」
 これがというのだ。
「ほんのだ」
「氷山の一角ですね」
「そんな有様だ」
「他の国で教師といえば」
「質が貴ばれるな」
「聖職者とさえ呼ばれるのですから」
 学校の教師はというのだ、それこそ教会の神父や牧師それに神殿の神官たちの様に思われているのだ。
「それだけに」
「質が見られてな」
「教師になってからも」
 それからもというのだ。
「磨かれます」
「他の国ではそうだがな」
「連合ではですね」
「そこが違っていてな」
 それでというのだ。
「最初から腐った輩が入りな」
「さらに腐っていくのですね」
「そうなっている、だから連合では教師はだ」  
 そしてマスコミ関係者はというのだ。
「常に胡散臭い目で見られている」
「犯罪者予備軍ですね」
「事実この二つの職業の反省発生率は際立って高い」
 連合の数多くの職業の中でだ。 
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