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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第五百二十二話 エル=アラメインの勝利その十七

「戦えるからな」
「いい戦い方だよ」
「それじゃあな」
「うん、僕達もね」
「俺達なりにな」
「戦っていこうね」
「頭使ってな」 
 こう話してだった。
 彼等も戦っていった、そこにはミザルイワザルキカザルもいるが。
 アンクは三人にはこう言った。
「お前等は右に行ってくれ」
「わかったわ」
「そっちに行くわね」
「う~~~」
 三人も頷いてそっちに行く、そして一緒にいるグルも言ってきた。
「皆でそうするグル」
「それとだ」
 アンクは戦う姿で戦いつつさらに言った。
「お前等三人共ちゃんと見て聞けて喋れるな」
「それは言うまでもないことで」
「聞かないでね」
「う~~~~」
「そこはもう言わないで欲しいグル」
 三人とグルでアンクに言葉を返した。
「名前はそうなっているが」
「そういうことだな、動きにも出ているからな」
「ただ外見的に塞いでいるだけグル」
「そうだな、じゃあな」
「グル達はグルな」
「右に行ってくれ」
「そうするグル」
 素直に頷いてだった。
 三人とグルはそちらに行って戦った、彼女達は見事な連携で戦っていき敵を倒していった、そうしてだった。
 三日目が終わりに近付くとだった。 
 グリード達が減ってきた、義経はそれを見て言った。
「よし、あと少しだ」
「そうだな」
 英四郎は義経のその言葉に眼鏡を手に当てて応えた。
「今はな」
「ええ、じゃあここはね」
 美香子は楽しそうに続いた。
「攻撃に出ましょう」
「これまでは防いでいたが」
「それを転じるか」
「そうしましょう」 
 美香子がこう言ってだった。
 戦士達は攻勢に出た、そうしてグリード達をさらに倒し。
 そしてだ、遂にだった。
 最後の一体が倒された時にだった。
 スサノオだけが残っていた、神は一体だけだったが。
 悠然と立っていた、かつて博士が変身していたグリードの漆黒の姿でそこにいる。そのうえで言うのだった。
「さて、これよりだ」
「貴様との戦いだな」
「それを楽しみたいが」
「言うまでもないことだ」 
 アンクが応えた。
「思う存分倒してやる」
「そうするか」
「そしてだ」 
 そのうえでというのだ。
「勝ってやる、いいな」
「ああ、俺もそのつもりだよ」
 オーズも応えた。
「それじゃあな」
「これが最後だ、受け取れ」 
 こう言ってだった。
 アンクは数枚のメダルを投げてだった。
 オーズは受け取りセットした、そうして最強フォームになり。
 バーズプロトタイプもバースに言ってきた。 
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