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オズのボームさん

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第六幕その十一

「今はお仕事を頑張りましょう」
「ええ、皆でね」
「そうね、気を抜かないで」
「そうしてね」
 そのうえでというのです。
「お仕事を楽しんでしていきましょう」
「十時までね」
「気を抜ける時はあるから」
 必ずというのです。
「その時まではよ」
「注意しつつね」
「楽しみながらね」
「お仕事をすることね」
「そうよ」
 まさにというのです。
「そうすることがね」
「いいことね」
「お仕事はね、私にしても」
 オズマもというのです。
「十時のね」
「お茶の時まではよね」
「気を抜かないわ」
 その様にしているというのです。
「絶対にね」
「そうよね」
「そしてね」
 そのうえでというのです。
「十時はね」
「お茶とビスケットをね」
「楽しみましょう」
「それじゃあね」
「只今」
「本を置いてきたよ」
 ここで臆病ライオンと腹ペコタイガーが戻ってきました。
「そうしてきたよ」
「ちゃんとね」
「お帰りなさい」 
 ドロシーは彼等に笑顔で応えました。
「そしてご苦労様」
「うん、それじゃあね」
「今度はこちらの本を運ぶよ」
「お願いするわね、それでね」
 ドロシーは二匹にさらにお話しました。
「今度はこちらをお願いするわね」
「そうさせてもらうね」
「是非ね」
「ええ、それとね」
 ドロシーはさらに言いました。
「十時になったらね」
「うん、お茶だね」
「そちらだね」
「レモンティーを飲んでね」
 そうしてというのです。
「それでビスケットもね」
「それもだね」
「楽しむんだね」
「皆でね」
 こう言うのでした。
「そうしましょう」
「そして一休みして」
「またお昼まで頑張るんだね」
「そうよ、それで十二時になったらね」
 それからはといいますと。
「今度はよ」
「うん、お昼ご飯だね」
「それを食べるんだね」
「今日のお昼はスペアリブよ」
 ジュリアがメニューを言ってきました、今はお茶の準備にかかっています。
「それとサンドイッチ、フルーツの盛り合わせに牛乳を」
「いいわね、私はサンドイッチも好きなのよね」
 オズマはサンドイッチと聞いて嬉しそうに言いました。
「手軽でそれでいてね」
「美味しいわよね」
「色々なものが食べられてね」
「そうよね」
「お昼には最適よね」
「そうよね」
「それでスペアリブもね」 
 オズマはこちらのお話もしました。
「好きなのよ」
「手軽に食べられるから」
「手で持ってね」 
 そうしてというのです。
「食べられるからね」
「スペアリブはそうよね」
「それでフルーツね」
「林檎に梨、葡萄にオレンジ、グレープフルーツにネーブルに葡萄に苺よ」
「いいわね」
「そうしたものもね」
 そうしたフルーツ達もというのです。
「食べましょう」
「ええ、お昼はね」
「手軽に美味しく」
「食べましょう」
 二人でこうお話してでした。
 オズマもドロシーもボームさんも他の皆もです。
 お茶とお菓子、そして雰囲気を楽しんでまたお仕事をしてお昼もそうしました。楽しい整頓はそのうえで続くのでした。 
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