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真・戦国天下御免~三勇恋姫戦記~

作者:西森
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桃香、戦う…ことになる

一刀達を待つ間、水場エリアにて水浴びする桃香であったが

その最中、水の中から現れた海獣海賊団のホージロ、ソーによって水の中に引きずり込まれてしまう。

そして…

桃香「ここは何処なの!? 」

水の中に引きずり込まれたはずの桃香であったが目の前に広がるのは水の中にいるような感じはするが空気がある謎の空間であった。

すると

ホージロ「ようやく目を覚ましたようだな 」

ソー「待っていたぞ 」

バァンッ!!

桃香の前にホージロとソーが現れた。

桃香「あ…あなた達は!?ってそういえば私って…!? 」

現れたホージロ達に驚く桃香であったが自分の姿が裸であったことを思い出して慌てて隠そうとするが

桃香「あれっ? 」

バァンッ!!

裸であったはずの桃香は何故か白いスク水風の服を着ていた。

ホージロ「どうだ。裸じゃあまりに可愛そうだったから俺ら流の服を着せてやったぜ感謝しな 」

桃香「あ…ありがとうございま…って、気を失っていた裸の私に服を着せたんですか!?エッチ!!変態!! 」

気を失っている裸の女に服を着せる。

それは変態行為であった。

桃香「誰か助けてぇ!!一刀くんーっ!! 」

ホージロ「叫んだところで誰にも聞こえやしないし助けに来ることはできねぇよ 」

ソー「ここは我ら海獣海賊団が作りし空間であるからな 」

もはや桃香に残された道は…

ホージロ「ここを出たけりゃ俺達を倒すしかねぇぜ! 」

戦うしか道はなかった。

桃香「ちょ…ちょっと待ってください!?何で私を拐うんですか!?何で私が戦わなくちゃいけないんですか!?自分で言うのも何ですけど戦闘力はかなり低くて璃々ちゃんに近いですし、最近じゃ自慢である巨乳も愛紗ちゃんに負けてきてますし…!? 」

自分で言うのも何だが言っていて情けなくなっていく桃香

ホージロ「戦闘力とか別にどうでもいいんだよ!! 」

ソー「お前、シュモク・シャークを覚えているか? 」

桃香「シュモク・シャーク?あっ!? 」

言われて思い出す桃香

シュモク・シャーク

海獣海賊団の副船長であり予選で桃香と同じグループだった男

同じグループにいた葵を攻撃し、その後、桃香を狙うが蒼魔と葵の二人によって脱落した。

ホージロ「俺達は仲間の仇は討つ性格でな!シュモクが脱落させようとしたお前を代わりに脱落させてやるぜ! 」

桃香「そ…そんなぁ!? 」

無茶苦茶な理由で戦わされる羽目となる桃香

このまま桃香がシャーク兄弟と戦うのかと思いきや

?「ちょっと待ちなさい!! 」

ソー「何奴! 」

何処からか声が聞こえると

ザバァッ!!

桃香「葵さん!? 」

空間の外からグレートシャドーズの氷堂葵が現れた。

葵「桃香様、ご無事でよかったです 」

桃香「えっ? 」

葵のいる仮面シャドーの世界では葵は桃香と主従関係であった。

ソー「馬鹿な!?この空間に入り込むだなんて!? 」

葵「おあいにく様、忍は主君が何処にいようが必ず駆けつけるものなのよ! 」

ソー「おのれっ!!邪魔者め!! 」

葵を邪魔者扱いするソー

すると

ホージロ「まぁいいじゃねぇかソー 」

ソー「兄者!! 」

突然ホージロが言い出した。

ホージロ「よく考えてみりゃあの女(葵)はシュモクを脱落させやがった奴だ。あいつらまとめて相手してやろうじゃねぇか 」

ソー「それもそうだな 」

かくして

桃香&葵VSホージロ&ソーの戦いが始まろうとしていた。

桃香「私は納得してないのに!? 」
 
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