【シェアワールド】ユア・ブラッド・マインー新約・魔鉄文明英雄譚ー
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三層世界論
セオリー・オブ・トリニティワールド。
本作における、様々な超常現象を説明するための概念。
この世界は、現実世界たる『物質界』、存在の世界たる『霊質界』、そして記録情報の世界たる『冥質界』の三つが、同じ位置にレイヤー状で重なり、基本的に相互不可侵の状態で成立してできている、という理論。2020年代後期にイギリスの超常現象研究家であるアンジェリカ・マナウィダン教授によって提唱された。
魔鉄の研究が進むにあたり、この物質がマテリアルではなくアストラルの存在であることが判明すると、その理論が半ば正しいものであったことが証明された。また、マテリアル上に極稀に出現する、地上の法則では説明がつかない奇妙な生物たちが、カセドラルの存在ではないかとする仮説が立っており、ほぼ正しいだろうという推測のもと研究が続けられている。
【三層世界論の原則】
・マテリアル、アストラル、カセドラルは、右に行くほど『上位』である。
・三つの世界は、同位体に近い存在であると同時に独立した存在である。互いに干渉し合うことはあるが、常に接続しているわけではない。
・上位の世界から下位の世界への干渉は自由であるが、下位の世界から上位の世界への干渉は基本的にできない。そのため、マテリアルに現出したアストラルの存在(魔鉄や鉄脈術)には、干渉方法を持つ人間しか干渉できない(この作品では、オーバードイメージ体質の人間がそれに該当する)。この原則を『下位世界から上位世界への干渉不可能性の原則』と呼ぶ。
・マテリアル、アストラルは同期する。マテリアルでの死はアストラルでの死、アストラルでの死はマテリアルでの死に直結する。
どちらか片方が改変されれば、もう片方も改変されてしまう。
・カセドラルにおける変化はマテリアル、アストラルの変化には直結しないが、マテリアルとアストラルにおける変化はカセドラルに『情報』を記録する、という形で反映される。
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