魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
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9部 ViVid!
7章 ルーフェンでの戦場
1人対多数の戦闘
そう言って、俺が指を鳴らした瞬間
俺の頭上で大きな音と軽い爆発が起きた。
ここからが俺のターンだ。
とうぜんだが、呪文の詠唱もデバイスも使わないでこんなことされたら驚くのは当たり前
俺は力ある言葉を発する
『悪達よりの保護(マス・プロテクション・イービル)』
全てのこの村にいるとらえられている村人を保護する結界呪文
悪意をもって触れようとしてもガードされる。
「変身」
俺は一回転をする。
上半身は胸下までのシルクみたいな素材でできた
つくりでヘソ出しルック
下半身は赤色の超ショートスカートに黒のストッキング
そして魔法使いの定番マントをつけて降り立った。
当然だが、俺の相棒のティアも俺の腕に転送された。
「さぁ、お前たちの罪を数えろ!」
俺はボスに指をさしてこう言った。
「はぁ~罪ってか、裁くやつがいなけりゃ罪にならねえよ!」
「ボス、人質に触れれません」
「爆破だ!」
「操作不能です」
組織の人間は少しだけパニクってら
「落ち着けてめえら、こういうのはな、そこにいる女をぶっ潰せば事足りるんだよ」
「一応局員として来てるから、降伏は?」
「は~、話は時間稼ぎか、ここまではすごい手際だ
ここには1000名以上の人間がいるんだぜ!
多勢に無勢だろうが、
一騎当千なんて物語だけの事だけだ!
やっちまえ」
「スー・キー・スー・ラー・ツー・シュー メガ=メガデ」
遅いかかってくるより俺の詠唱の方が早い
俺は力ある言葉を発する
『等活地獄』
真空の鋭利な刃を作り出し周囲の男たちに切りかかった。
ちょうど先ほどのだるま女が見たいといった世紀末なモヒカンハゲがいたので、
俺はその真空刃を操作して手足を切り裂いた。
「ははってめえが見たがってただるまだ
女じゃなく男だけどな
希望をかなえてやるなんて俺って優しすぎるぜ」
俺はもう一度指を鳴らす
聖魔結界
どんだけ壊そうがどんな状態だろうが結界を解いたら元に戻る
ただし俺がやられたらそのエネルギーはすべて解放されるというある意味物騒な結界呪文
「おい、AMFは?」
「マックスです」
「なんで魔法を使用してるんだ!」
ボスが大声を出して聞いてるが、そんなことわかるはずがない。
「飛び道具だ!一斉にあいつに向かって打ちやがれ!」
俺はまた力ある言葉を発する
『飛び道具からの保護(プロテクション・フロム・ミサイル)』
重火器の一斉放火
俺はそれを腰に手をつかみ眺めている
俺に当たる瞬間に次々と弾丸が落ちて行っている。
「見せてやるよ!」
俺は後ろを向き軽く前蹴りを放った。
その蹴りの衝撃波だけで前方にあった建物事を崩壊させ
後ろにいた敵全てを吹き飛ばした。
「バ・化け物・・・」
俺は、周囲をにらみつけて、先ほどまで話していた奴の方を向いて一歩歩く
「あんな何でもねえ、蹴りで何をビビってやがる
俺を玩具にしたいんだろう
すればいいさ、ただし俺より強かったらなぁ
てめえらのルールだろ
強い奴がすべてを得て、弱い奴は全てをなくすっていうのは
さぁ来いよ
俺は情けをかけてやったが、すべて反故にしやがった
てめえらの自己責任ってやつだ
来ないなら、こちらから行くぜ」
俺はまた力ある言葉を発する
『怒龍爆炎獄(ナパーム・デス)』
俺は左に対し呪文を発した。
3個の火炎球を出し発射した。
スフィンクスを一発で殺せる威力の呪文
当たり前だが非殺傷じゃなければ普通の人なんて死ぬダメージである。
屋上から数十人がジャンプして襲い掛かってきたのでまた詠唱を唱える
「来たれ天の竜」
力ある言葉を発する
『気裂(ディエン・ティアー)』
竜巻を出し真空刃で敵を切り刻んだ。
前方から先ほどよりは強そうな人たちが突進してきた。
それに合わせて呪文の詠唱に入る
「スレイヤード・スレイヤード・バルモル 暗き闇の雷よ」
あと一歩、俺に攻撃できるところに来たのだがこちらの方が早い。
『雷撃』
「奴は、化け物か・・・一体いくつの属性を持ってやがる!」
先ほどまで威張ってたボスが尻もちをついてビビりながら言っていた。
俺は冷たそうな目をしながら詠唱を唱える。
「俺と手を組まないか、政府も手が出せないのは分かってるだろう
あんたが上でもいい」
「銀嶺より来たりてバビロンへ帰れ(メーノー・シルマン・ゲイオ・ブ・バビロン)」
俺は興味なさそうに力ある言葉を発する
無数の光の矢は残りの奴らをせん滅
これで終了
人間爆弾の工場?に俺は足を踏み入れた
そこには一人の少女がいたので声をかけた。
「もう大丈夫だよ。悪人はすべて倒したから、今から解放するね」
俺がひもを解こうとした瞬間
違和感があった。
そう、この結び方だと簡単に解ける
そう思った瞬間殺気を感じ、俺は横に回転して避けた。
「尋常じゃねえな、その反応
転生者か」
「転生者?」
おれはその少女に対峙をして返事をした。
「とぼけるのか、こちらにも声は聞こえてたよ
BASTARDか、厄介だな貴様の能力は?」
BASTARDを知ってるとは、俺と同じ同郷の奴か
「俺と手を組まないか、俺とお前が手を組めば好き勝手出来るはずだ」
「今の生活に満足してるから却下、あんたを捕縛する」
「聞いた方がいいと思うけどな!
そういやあんたこう言ってたっけ
俺より強ければ言うこと聞いてやるってな」
「言ったけど!」
「なら安心しな、俺が最強だから
殺さないようにしてやるから」
「俺より強いって、そりゃ何かの間違いだろ!」
男二人が言ってるのなら格好いい場面かもしれないけれど、
見た目少女が2人そろって男言葉で話してるのははたから見ててシュールかもしれない。
そういった瞬間少女の指が光り、俺の方に音速の拳撃が来たので、俺はバク転で広場に出た。
「ボス!」
ボス?先ほどレイ・ボウを食らった男は彼女をボスといった。
そういえばこいつ自身ここのボスとは言ってなかったか?
「音速の拳ををかわすなんて言い反応だ!
青銅聖闘士(ブロンズ聖闘士)よりは強いか
BASTARDなら当然か!」
ブロンズセイント
もしかして星矢なのか
俺は本気で戦わないといけない状況に陥った。
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