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ヘタリア学園

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第六千九百三十六話  そうした話が多いのは

第六千九百三十六話  そうした話が多いのは
 フランスは自分の過去を振り返ってそのうえでスペインに言いました。
「鉄仮面、野獣、王子にってな」
「謎の人多いな、御前」
「ああ、怪事件とかな」
 そうしたお話がというのです。
「自分でも思うよ」
「それも縁ちゃうか?」 
 スペインはこうフランスに返しました。
「御前自身のな」
「それが縁かよ」
「イギリスに幽霊と一緒でな」
「俺は怪事件とかかよ」
「そうちゃうか?」
「妙な縁だな」
「俺はそう思うで」
「何かブルボン朝の頃に集中してるけれどな」
 ですがここでふと思い出したことがあったフランスでした。
「いや、ジャンヌさんはバロア朝の頃か」
「あの人ほんまに実は生きてたんか?」
 フランスは真実を知っていますがそこはあえて言わないのでした、このことも謎のお話ではあります。


第六千九百三十六話   完


                 2018・3・27 
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