| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第六千九百三十五話  やっぱり死んでいた

第六千九百三十五話  やっぱり死んでいた
 二十一世紀も寸前になってです、王子の真相はわかりました。
「残っていた心臓のDNA検査か」
「それを行うとのことです」
 フランス妹はお兄さんにお話しました、
「これから」
「それでか」
「はい、王子が本当にお亡くなりになっていたのか」
 監獄の中で、です。
「それを確かめます」
「十九世紀には想像も出来なかったな」
 フランスもびっくりすることです。
「それじゃあ検査してか」
「はい、亡くなられた王子が本物かどうか」
「確かめるんだな」
「そうします」
 こうしてでした。
 王子が本物かどうか残された心臓のDNAから確かめることになりました、そのDNAの検査の結果は。
「お母上、アントワネットさんの血がありました」
「オーストリアの上司のか」
 これが決まりでした、王子は本当に監獄で亡くなっていました。


第六千九百三十五話   完


                  2018・3・27
 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧