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ハイスクールD×D キングオブハジケリスト兵藤一誠

作者:unnown
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第三十二話 震え上がる事実と衝撃の裏切り

 
前書き
長らくお待たせしました!!遂に最終章突入となります!!今回あるキャラがとんでもない事になってる事が判明します!! 

 
-ハジケまくった休日から1週間後、イッセー邸-

「そうか・・・・・・愚弟の手がかりは掴めないままか。」

『ええ・・・・・・ごめんなさいね、あらゆる手を尽くして調べたのに成果を出せなくて。』

『何で・・・・・・何で振り切れないんだ!!?自分の足で走ってる霧切さんに対してこっちは大和田君から借りたバイクで走ってるのに!!!?』

「依頼そっちのけで苗木追いかけてたんじゃないよな?」

『心外ね。探偵としての仕事を疎かにするように見えるのかしら?』

『それどころかどんどん距離を詰められてる!!!?』

「それもそうだな、悪かったな霧切。」

『わかれば良いのよ・・・・・・一応これからも調査は続行するから何かわかり次第連絡するわ。』

「ああ、頼む。」

『それじゃあ。』

『ああ!!狙撃でバイクのタイヤが!!!ウワァアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!』

ガシャアアアアアアアアアアアアンッ

ブッツーツーツー

「霧切はダメだったか・・・・・それじゃあ最原君にかけるか。」

プルルルルルルルルップルルルルルルルルッガチャッ

『だ・・・・・誰!!!?』

「よぉ最原。オレオレ、イッセーだよ。」

『ひょ、兵藤君!!!?な、何の用かな?』

「この前頼んだ愚弟の行方調査の進行状況についてだよ。」

『あ、ああその事だね。ゴメン・・・・・出来る限りの調査をしてるけど手がかりはまだ掴めてないんだ。』

「そうか・・・・・」

『で、でも調査はこれからも続行するから心配しないで!!!』

「わかったよ。ところで何焦ってるんだ?」

『ちょ、ちょっとプライベートな問題が起きてn『見つけたよ終一君。』!!あ・・・・・・赤松さん!!!?』

『私だけじゃないよ。』

『そ・・・・そんな・・・・・・入間さんに春川さんに東条さんにアンジーさんに白銀さんに夢野に茶柱さんまで!!!?ま、待ってよ!!僕にはやらなきゃいけないことg』

ブッツーツーツー

「・・・・・・・・最原はダメだなこりゃ。」

「ね、ねぇイッセー?今の電話は?」

電話を切ったイッセーにリアスが恐る恐る尋ねる

「知り合いの探偵に調査の進展を聞いてたんですよ。」

「そ、そうなの。」

「お前、あんだけ酷い扱いしてても一応心配してたんだな。」

「アレでも大事な弟ですからねアザゼルさん。」

アザゼルの言葉にそう答えるイッセー

「大事な弟?」

イッセーの言葉に反応したゼノヴィアは今日までの誠治への行いを振り返るのであった




















-ゼノヴィアの回想-

「に、兄さん?戦車みたいな姿になってるけどどうしたの?そ、それに何で銃口を僕に向けてるのかな?」

「カレーパンの恨み!!!」

ドガガガガガガガガガガガッ

「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!」


















「喰らえ愚弟!!!鼻毛真拳奥義゛鼻毛式石破天驚拳”!!!!!」

「グギャアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!」

「やり過ぎだよイッセー君!!!ていうか何でそんな事を!!!!!?」

「アイツは俺のメロンパンを食った。」

「それだけで!!!!!?」

イッセーの答えにイリナが思わずツッコミを入れ















「貴様に喰われた俺のジャムパンとクリームパンの無念、このムラマサブレードで晴らしてやる!!!!」

「待つんだイッセー君!!!それはいくら何でもやり過ぎだよ!!!!」

今まさに誠治を幻のムラマサブレードで斬ろうとするイッセーを佑奈が止め


















「行くぞ首領パッチ!!!」

「おう!!!」

「ちょ、待っ・・・・」

「「゛クロスボンバー”!!!!!」」

「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!」

「誠治さぁあああああああああああああああああああん!!!!!!?」

「「貴様にアンパンを食われた俺達の怒り、思い知ったか!!!!!」」

「それだけで!!!!!?」

理不尽な理由で誠治をぶちのめしたイッセーと首領パッチにツッコミを入れるアーシアであった






















-回想終了-

「説得力が全く感じられない!!!!!」

「ゼノヴィアの言う通りね・・・・・・・」

ゼノヴィアの叫びに賛同するイリナであった

「パンを食べられただけであそこまでやる必要性があるとは思えませんよね・・・・・・・」

「白音の言う通りにゃ・・・・・・」

そんな彼女達のやり取りを聞いて遠い目で猫姉妹がそう呟く・・・・・・・・最早日常と化した光景である

「にしてもよくはぐれ認定されずに済んでますよねリアス先輩?」

唐突にリアスにそう尋ねるイッセー

「上には誠治は暫く主である私の許可の元武者修行に出たって伝えたからよ。でもそれも何時まで通用するか・・・・・・・」

リアスがイッセーにそう答えた次の瞬間

ドォオオオオオオオオオンッ

『!!!!!?』

突如響いた爆音と振動にイッセー一行以外の全員が瞬時に警戒態勢に移った

「何今の!!!?」

「まさか゛禍の団”の残党が仕掛けて!!!?」

「いや、恐らくトムとジェリーが何時もの様に仲良く喧嘩してるだけですよ朱乃先輩。」

「喧嘩で出る音じゃねえだろどう考えても!!ていうかトムとジェリーって誰だよ!!!?」

朱乃の呟きにそう答えたイッセーに対してそうツッコむアザゼル

「世界的に有名な猫とネズミを知らないなんて・・・・・・・日本人が富士山を知らないのと同じくらい非常識ですよアザゼルさん?」

「お前だけには常識云々について言われたくねえよ!!!!てか猫とネズミの事かよ!!!!?」

「と、兎に角外の様子を見に行きましょう。」

2人のそんなやり取りの後引き攣った表情のリアスのその言葉を受けイッセー達は外へと出るのだった。そして外に出た彼らが目にしたのは・・・・・・・・・・・ヤムチャと化した首領パッチとその真上に立つ悪魔の翼を展開する銀髪の男であった






















「何遊んでんだテメェエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!!!!!」

バキャァアアアアアアアアアアッ

「グバァアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」

『ちょっ!!!!!!?』

その瞬間、イッセーが首領パッチを殴り飛ばすのであった

「首領パッチよ・・・・・・・・こんな状況で遊び惚けてた貴様のその罪、゛死”を持って償う他無い!!!」

「いやいやいやいやいや!!!!!そいつ遊んでなかったし何よりそこまで重罪じゃねえだろ!!!!!!そもそも今はそんな事してる場合じゃねえだろ!!!!!!」

アザゼルがイッセーにそうツッコんだ直後、銀髪の悪魔が口を開くのだった








「貴様・・・・・・・相も変わらずふざけた人間だな兵藤一誠。」

『!!!!!?』

その悪魔の言葉にアザゼルとリアスらオカ研メンバーは驚愕した。首領パッチをヤムチャにしてたと思われるこの悪魔がイッセーを名前以外でも知ってると思われる発言をしたからだ

「お、お前は!!!!」

「知ってるのイッセー!?この悪魔を!!!!!?」


































「一体どこの誰なんだ!!!!!」













ズゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ

イッセーのそんな発言にその場の全員が盛大にズッコケるのだった

「き、貴様ぁあああああああああああああああああ!!!!!!この私を忘れたというのかぁあああああああああああああああああああ!!!!!!!!」

「なぁ首領パッチ、アイツ誰なんだ?」

「さぁ?」

イッセーと首領パッチのそんなやり取りを見てた悪魔は目に見えてわかる程青筋を浮かび上がらせるのだった

「゛ユーグリッド・ルキフグス”だ!!!!゛リゼウィム・リヴァン・ルシファー”様に仕えていた!!!!!忘れたとは言わせんぞ!!!!!!」

「ルキフグスですって!!!!?」

「しかもリゼウィムの手下かよ!!!!!!」

彼・・・・・・ユーグリッドの言葉にリアスとアザゼルが驚愕する。それもそうだろう、ルキフグスとはリアスの義姉であるレイアとイッセーの所でメイドをしてるグレイフィアの一族の名、つまり彼女らの血縁という事になる。そして彼の言ってたリゼウィムは初代ルシファーの息子でありサーゼクスとアジュカに並び゛超越者”と恐れられている危険人物ならぬ危険悪魔として有名な存在なのだ

「ユーグリッドって言ったわね?貴方、イッセーと過去に何があったのかしら?」

意を決してリアスがユーグリッドにそう尋ねる

「良いだろう・・・・・・・ならば聞かせてやる!!この人間が過去に何をしたのかを!!!!!」





























-5年前、冥界のとある所にあるリゼウィムの屋敷-

その時、ユーグリッドは自身の主であるリゼウィムがいるであろう彼の部屋へ向かって走っていた。つい先程、彼のいるであろう部屋に侵入者の気配を感知したからだ。

「(くっ、こうも簡単に侵入を許してしまったのみならずリゼウィム様の下への接近を許してしまうとは・・・・・・・万が一が起こるとは考えられないが急がなくては!!!)」

そんな事を考えてる間にユーグリッドはリゼウィムの部屋に到着した

「ご無事ですかリゼウィム様・・・・・・!!!?」

部屋に入った瞬間、ユーグリッドは己の目を疑った。何故なら・・・・・・・・

























「リバースカードオープン!!゛春休みの残った宿題”と゛なかなか乾かない雑巾”!!!!この瞬間、効果発動!!!2つの罪と罰がコロタンを昇天させモンスターを特殊召喚する!!!!」

「全ては神を呼ぶための布石だったかリゼウィム!!それでこそ真の決闘者(デュエリスト)だ!!!」

「降臨せよ!!゛ハジケ神龍パチパッチデスディメンション”!!!!!」





イッセー LP4000

手札 2

場 かんぴょう攻0 モノクマ攻1000 絶望君攻1500

  伏せ1


リゼウィム LP4000

手札 1

場 ハジケ神龍パチパッチデスディメンション攻4000






「バトルだ!!ハジケ神龍パチパッチデスディメンションでかんぴょうに攻撃!!゛首領パッチフォース”!!!!!」

「させるか!!(トラップ)カードオープン!!!゛バカガード”!!!このカードを発動した瞬間、(フィールド)に首領パッチトークンと天の助トークンを特殊召喚し、相手モンスターの攻撃対象を2体のどちらかに変更する!!尚選択権はカードを発動したプレイヤーに与えられ俺は首領パッチトークンを選択する!!!」





イッセー LP4000

手札 2

場 かんぴょう攻0 モノクマ攻1000 絶望君攻1500 首領パッチトークン攻1000 天の助トークン攻500



リゼウィム LP4000

手札 1

場 ハジケ神龍パチパッチデスディメンション攻4000

「だが3000ポイントのダメージは喰らってもらうぞ!!!」

「甘いな!!!残る天の助トークンを生贄にする事で攻撃によって受けるダメージは0になる!!!」

「チッ、ターンエンドだ!!!」

「俺のターン!!!」






イッセー LP4000

手札 3

場 かんぴょう攻0 モノクマ攻1000 絶望君攻1500



リゼウィム LP4000

手札 1

場 ハジケ神龍パチパッチデスディメンション攻4000

「・・・・・・・・おれの勝ちだリゼウィム。」

「何!!?」

「かんぴょうとモノクマと絶望君を生贄に・・・・・・・降臨せよ、゛絶望神龍大帝絶望マキシマムゴッドドラゴン”!!!!」





イッセー LP4000

手札 2

場 絶望神龍大帝絶望マキシマムゴッドドラゴン攻4000



リゼウィム LP4000

手札 1

場 ハジケ神龍パチパッチデスディメンション攻4000

「此処で神を召喚か・・・・・・だが攻撃力は同z「絶望神龍大帝絶望マキシマムゴッドドラゴンは墓地に存在する絶望モンスター1体につき攻撃力が500ポイント上昇する。俺の墓地にはモノクマ1体・絶望君1体・モノクマーズ5体にエグイサル1体の計8体が存在する。よって攻撃力4000アップだ!!」こ、攻撃力8000!!!!?」

召喚された絶望神龍大帝絶望マキシマムゴッドドラゴンの恐るべきモンスター効果に驚愕するリゼウィム

「これで終わりだ!!゛絶望のバーストストリーム”!!!!!!!」

「グワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!」

ハジケ神龍パチパッチデスディメンションを一瞬で消滅させた絶望神龍大帝絶望マキシマムゴッドドラゴンの一撃は威力を衰えさせる事無く何時の間にか弁慶の恰好になったリゼウィムに直撃し決闘はイッセーの勝利で終わったのだった

「やっぱ人間や悪魔って追い詰められると弁慶になるよな。」

「だな。」

リゼウィムの呟きに同意するイッセーであった




















「・・・・・・・・・・・・・・・・いやいやいや何言ってるんですかリゼウィム様!!!!そんなの聞いた事ありませんよ!!!!!」

「ん?ああいたのかユーグリッド。」

「先程からいましたよ!!!!というか今何をしていたのですか!!!!!!?」

「何ってハジケ決闘だよ。もしかして知らないの?」

「知りませんよそんなもの!!!!!」

「やれやれ、今巷のあらゆる種族の子供達に大ブレイクしてるカードゲームを知らないなんて非常識だな。」

「そうそう。」

「「HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA!!!!」」

「・・・・・・・・・・・ところでその人間は何なんですかリゼウィム様?」

「ああ、コイツは兵藤一誠。ハジケリストなんだと。」

「ハジケリスト?聞いた事ありませんね。」

「まぁんな事はどうでもいいとしてだユーグリッド





















俺、旅に出るから。」
















「・・・・・・・・・・・・・ハァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!?いきなり何を仰ってるんですかリゼウィム様!!!!!?」

「いやさ、コイツから異世界の話聞いて行ってみたくなってな。取り敢えず1時間後には出るつもりだから。」

「1時間後!!!!?急にそんな事を言われましてm「ホワァアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」いきなりなんだ!!!!?」

「聞こえる・・・・・・・・・助けを呼ぶ毛の悲痛な叫びが!!!!」

ドシュウッ

バゴォオオオオオオオンッ

「屋敷がぁああああああああああああああ!!!!!!!!?」

突然叫んだと思った瞬間イッセーは屋敷の壁を破壊して何処かへ飛んでくのだった

「イイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!!!!!!!」

「リゼウィム様!!!!?」

「偉大なる毛の勇者に敬礼!!!!!!」

そう言いながら敬礼のポーズを取るリゼウィム

「そんじゃユーグリッド、俺がいなくなっても元気でな。」

「ちょっお待ちくださいリゼウィム様!!リゼウィム様ぁあああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


















-回想終了-

「その後リゼウィム様は本当に異世界へ旅立たれてしまったのだ・・・・・・・・・貴様のせいでリゼウィム様は可笑しくなってしまったのだ!!!!!!!!!!!」

憎しみで満ちた声でイッセーを指さしながらそう叫ぶユーグリッド

「・・・・・・・・・・・・・・マジかよ、リゼウィムの野郎がそんな事になってたなんて。」

「ハハハ、君はどこまで俺の想像を超えるんだイッセー?」

ユーグリッドの回想を聞いたアザゼルは頭と胃の辺りを抑えながらそう呟きヴァーリは歓喜の表情でそう呟いていた

「ああリゼウィムさんね、そう言えばこの前スカイリムのドラゴンボーンとサングインの3人で飲みまくって気づいたらパンツ一丁でソウルケルンで寝てたって手紙が来てたな。」

対するイッセーは以前届いたリゼウィムの手紙を思い出し懐かしんでいるのであった

「リゼウィム様を狂わせた貴様だけは・・・・・・決して許しはしない!!!!!!」

「貴方がイッセーを恨む理由はわかったわ。だけど・・・・・・貴方にイッセーを倒す事が出来るのかしら?」

リアスの言葉にユーグリッドは笑みを浮かべ

「この私が何の策も無しに来ると思ったかサーゼクスの妹?さぁ来い、貴様の出番だ!!!!!」

ユーグリッドがそう叫んだ瞬間、彼の隣に転移用の魔法陣が出現しそこから新手が姿を現したのだった

「あ、貴方は・・・・・・・・どうして!!!!!?」

信じられないと言った表情で叫ぶリアス。それもそうだろう、何故ならそこから出て来たのは
















行方不明になってた誠治だったからだ 
 

 
後書き
今回は此処までです!!ちなみにイッセーに手紙を送った後リゼウィムはまた別の世界に旅立ったとか・・・・後苗木君にバイクを貸した大和田君はオシオキされたそうな。敵としてイッセー達の前に現れた誠治、ユーグリッドの余裕はどこから来るのか?それでは次回もどうぞお楽しみに!! 
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