転生貴族の銀河
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第十話
帝国歴479年2月
勅令から一月で70万人を移住させる為に既に動いている。
第二回目の移住計画も出来ているが内務省社会秩序維持局が動いている。
装甲擲弾兵が動き相手の動きを封じている。
密かに戦闘にも発展しているとか?
内務省社会秩序維持局
「失礼、私は帝国軍宇宙艦隊特別遊撃隊司令官のロルフ・フォン・ジークヴァルト上級大将だ。
内務省社会秩序維持局長 ハイドリッヒ・ラング殿に会いに来た直ぐに繋いでくれ」
「はい!分かりました」
それからラングは来なかったが代わりにモブがが登場し
「申し訳ありませんラング局長は不在でして・・・・」
「此処に居るのは分かっていますし、何より今回で答えが出ましたよ。
装甲擲弾兵を使い内務省社会秩序維持局の局員が邪魔をするなら今後は・・・今から皆殺しにしますし捕まえた家族に親戚も残念だが辺境に送り帝国市民権は剥奪します。
農奴になり・・・・」
俺はそのまま帰宅したが!俺の言葉を聞いた役人は真っ青な顔で震えていたが、お前らが今度はされる側になるんだ
そのままラインハルトに逢いに
「若様、ミューゼル家に着きました」
「有難う」
そのまま勝手に家に入ると家族全員が揃っていた、皆で食事をしていたがそこに勝手に入り持参したブランデーで乾杯し・・・・
「何だラインハルト文句が有るのか」
「別に・・・」
「何だ言えよ」
「姉さんと結婚するのか?」
「それが問題だ、俺は陛下に妻を決められているのでアンネローゼは側室になるが必ず幸せにするがどうなんだ」
「俺に言うの知らないよ、姉さんがこの5か月機嫌が悪かったしロルフさんが居ないと俺にも攻撃が来るし」
さん!お前は今さんと言ったのか?
「そうなのか、でもな側室でも良いのかな」
「それで良いんじゃないの!姉さんが望んでいるし俺はジークと今は精いっぱいだし余裕がないよ。
姉さんが怖いんだ・・・・・」
何!その怖いって?
次の日には軍務尚に呼びだれていた
「やっと来たかお前は今回の件をどうするのだ」
「邪魔する社会秩序維持局の職員に家族と親戚は全員を農奴にします。陛下の意向を無視している最終的には幹部連中は全員を農奴にします。
一つの惑星に押し込んでこの世の絶望を見せますが」
「その惑星は決まっているのか」
「地球です、まだ1000万人以上が住んでいると聞いていますので」
「地球か・・・・・・?1000万人以上だと」
「人類の発祥の地です、ですが逃亡は不可能ですので管理する艦隊は300隻余裕を持って700隻も有れば問題は有りませんし、地球教と言う怪しい宗教も有りますからその調査も序にしたいと・・・
それ位いるらいっすよ」
「ワインをお持ちしました、410年物の赤です」
「誰が飲むと言ったのだ」
「陛下からの軍務尚書と飲めと下賜されたんですけど入らないんですね?パウル俺達で飲んで帰ろうか」
「はい、是非に場所を移しましょうか」
「ヨシ!オフレッサーの屋敷では無く装甲擲弾兵の溜まり場に行くか」
「まて!貴様はワザとだなワザとだろうが!何故だワシが何をしたんだ命令もしてないのに命令と陛下に言ったり何時も叱られるのはワシだぞワシが嫌いなのか?」
「嫌いでは無いけど・・・・」
「ナラバ何なんだ」
「何時も殴られているから仕返しっすかね?」
「き・・貴様が何時も・・何時も勝手気ままに・・・・自由に気儘にいるからだろうが」
悲痛な叫びが木魂した
その後に拳骨が俺の頭に・・・・・痛かったよ
「痛いっすよだからですって・・・・それと俺が気儘に自由にしている?」
考えても思い浮かばんぞ!なにした?
「ロルフ様はそれが普通何です、自覚はありませんので本人に言っても無理です」
パウルよ冷静に酷い事を本人の目の前でいうの?
「・・・そうか無理か理解できないかワインをくれ」
そのまま一気に飲み干し続けて・・・・
「それと陛下の直轄領に入って来た内務省社会秩序維持局員は既に捕まえました、それも地球に送ります。
既に監禁して有りますし家族に親戚も上司も調べて有ります」
「流石だね、それで行こうかでも俺って自由人なのか?」
「自覚はありませんがそうですね」
「そうなんだ、でもまぁ~いいか帰ります」
自覚なしか・・・・・・
手に負えんぞ一番厄介な・・・
帝国歴479年3月
約130万人の帰還兵と家族を皇帝直轄領に移住させた。
俺は偉そうに命令して各分艦隊に少しでも経験と昇進する為のポイント確保に動いているって事で説明はしている!決して面倒とか他にしたい事が有るとかではないので言っておく
その後も継続して配下の艦隊が移住計画を実行中であったがその中で捕虜の交換が実施される運びとなった。
貴族が農奴としている者も交換に際して返す運びとなったが、それを良く思わない貴族がいるのも確かだが、しかしそれをパウルは絶好の機会と受け取り噂を流した。
貴族は農奴を離したくないので帝国の兵士を見放してしまうのだと、貴族派自分の利益の為に陛下の意思を無視し自分の利益を取ったと言うのだ。
リッテンハイム侯を中心として1200家もの貴族の名前がネットを通じて世間一般に流れ、そこから名前が上がった貴族の信用が地に落ちて行った。
気が付いた時には既に遅かったのだが最近は皇帝陛下の新派が増えて国民も皇帝に敬意を向けている。
内務省社会秩序維持局や門閥貴族は帝国の敵と認識されて行った
ロルフは静かに待っていた。
婚約者を自宅であと二時間で屋敷に到着だが!
外には出れず、屋敷からも出れず、やる事は酒を飲む事しか無かったのでビールを飲み次にブランデーを飲みながらソーセージをツマミ・・・・
パウルは居なかった代わりにビッテンフェルトと何故か知らないがワーレンがいたのだった。
「ワーレンは何故此処に?」
「オーベルシュタイン少将から何もしないで良いからこの屋敷に居てくれと、昨夜連絡がそれで閣下と酒を飲んでいます」
「そうか、パウルがね~・・・・ビッテンフェルトは?」
「する事が無いので来ました」
「簡潔で宜しい飲めロックだ」
「頂きます」
「暇だ、やる事が無い」
「しかしこれから婚約者と正式に婚約すると聞いていますが?」
「俺が望んだ事では無いし、もういいや飲もうか」
「既に飲んでますが」
「ワーレン奥さんは元気か?」
「御蔭様で元気に家族全員閣下に感謝してもしきれません」
「そうか、ならイイな家族ってどんなんだ」
「良いものです、帰ると息子が成長しているのが楽しみで最近は妻のお腹が大きくなり楽しみです」
「へ~、そうなんだ、今度家に行っても良いかな?」
「是非!我が妻の母の手料理を是非食べて欲しいのです、絶品ですので何時でも気軽においで下さい」
「近い内に行かせて貰おう、逢うのは初めて何で緊張するね」
「家族の方が緊張しますね上級大将閣下が来ると聞けば」
「気にしなでよ何時もの通りにさ」
「私は大丈夫ですが家族は緊張しますよ?」
「話は変わるが ヘルマン・フォン・リューネブルクだが問題は無いそうだ、俺の警備責任者にする事にした」
「宜しいのでは、それで仲間を増すのも彼は有能ですから後ろ盾が有れば羽ばたくでしょう」
「決まりだな」
「そうですね、我が軍に帰属した者を厚く遇する事で後続が来る事も後押しするでしょう」
「だな、このまま平和に解決してくれればいいんだがな無理だと思っても考えてしまうな」
「そうですな、出来れば降伏して貰いたいのが一番ですな」
「飲んだくれと会うご令嬢は?」
「最低ですな、ですが分かります陛下の勅命が有るので私では分かりかねますね」
「ビッテンフェルトは?」
「・・・・・・・分かりません」
「逃げ出すか」
「無理ですね、オーベルシュタインが居ないのですから侵入に脱走は計画を立てて警備兵に万全の体制を敷いている筈です」
「ふっふふふ、しかしだ!パウルも知らない秘密の通路があるのだ」
満面の笑みで言うと
「やりますか!」
「良いのですか?」
「ビッテンフェルトは此処に残れいいな好きに飲んでろ、ワーレン行くぞ」
「楽しいですな」
二人は楽しそうに屋敷から逃げ出し
何処に向かったか?
ヘルマン・フォン・リューネブルクの借り住まいに向かった
憲兵がいるが上級大将に文句など言えないのだ後が怖いからね
ドンドン
朝から玄関を加減無しに叩く馬鹿
「何だ、一体煩い憲兵がまた来たのか」
そして玄関を開けると其処には・・
「閣下!何故ココに?」
「入れろよ、俺は紅茶な」
「俺はブランデーで頼む」
二人は勝手に客間に入っていったのだが訳が分からずに飲み物を用意し
「リューネブルクお前は許可が出たら直ぐに俺の護衛をしろ、装甲擲弾兵の精鋭部隊を指揮下にして俺を守れ良いナ」
「命令だぞ、閣下の下に付けばすり潰しは無いから安心しろよ」
焦るリューネブルクは何がどうしてこうなるか分からずに
「それは・・・・・・・どういうことですか?」
不安そうに聞いて来るので一言
「俺が決めた」
「俺も賛成だしな、閣下に付け悪くは無いぞ!人生が楽しくなるのは俺が責任を持つぞ」
「しかし、私はまだ憲兵に開放されていませんが」
「それが済んだら直ぐにだ良いナ」
「それでは次に行きますか!もう既に追手が迫っておりますので」
リューネブルクは何の追手か分からずに悩むしか無かった
「だな、何処に行くかだな」
「取り敢えず出ますか」
「そうだな・・・・・・行きたい所があったぞ!」
二人はリューネブルクの車を奪い走りさっていった
ページ上へ戻る