| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第六千八百六十三話  二個目の金

第六千八百六十三話  二個目の金
 羽生さんに続いて小平さんもです、見事金を獲得して日本は思わず唸ってしまいました。
「まだ日はありますが」
「それでもですよね」
「今回のオリンピック選手の皆さんは頑張ってくれています」
「そのことが嬉しいですね」
 妹さんも唸っています。
「その結果がフェアプレイとして出ていて」
「メダルにもつながっています」
「いいことですね」
「はい、何かと言う人もおられますが」
 メダルを獲得した人が凄いのであって日本は凄くないとかです。
「そうしたことは一切いいのです」
「選手の皆さんの健闘をですね」
「素直に喜びましょう」
「その結果がメダルになったことを」
「そうするべきだと思います」
 日本はこう考えています。
「それでいいです、では」
「選手の皆さんの活躍をですね」
「最後まで見守りましょう」
 国家として、というのです。日本は妹さんと一緒に選手の人達の健闘を見守るのでした。メダルにも喜びながら。


第六千八百六十三話   完


                  2018・2・19
 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧