| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第六千八百六十二話  こんな当たりはいらない

第六千八百六十二話  こんな当たりはいらない
 スイスの選手がノロウィルスにあたりました、これには流石のスイスも感情を露わにさせています。
「そもそも大発生の場所で開催とか間違っているである!」
「ああ、俺もそう思うぞ!」
 イギリスはそんなスイスに完全に同意でした。
「俺は選手じゃないけれど記者の人があたったぞ」
「お主もであるか」
「くっ、まさかと思ったけれどな」
「何か太平洋組は慣れているであるな」
 ここでスイスは日本達を見ました、見れば彼等は落ち着いています。
「こんな状況でも」
「こんなことは想定の範囲内ってのかよ」
「あの、欧州の人達本当にあいつのことわかってないのね」
 台湾が唖然としつつスイスとイギリスに言ってきました。
「この前のアジア大会なんか壮絶だったから」
「事前に勉強してきて気絶しそうになったである」
「そんなのとっくにやってきたんだよ」
「しかし現実に入るとである」
「見事にあたったんだよ」
「だからそうした国ってことよ」
 台湾はあたってしまった二国に何を今更というお顔で言いました、あたりたくないあたりをひいてしまった彼等に。


第六千八百六十二話   完


                   2018・2・18 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧