| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第六千七百七十二話  連合国の他の顔触れも

第六千七百七十二話  連合国の他の顔触れも
 フランスはパーティーの中にオールトラリアやインド、ニュージーランドといった面々を見て言いました。
「俺達以外の連合国の連中も呼んだんだな」
「そうだよ、パーティーは多い方が楽しいからね」
 ロシアはフランスに微笑んで答えました。
「だから皆も呼んだんだ」
「そうなんだな」
「ただ、彼は呼んでないんだけれど」
 見れば韓国います、そうして誰よりも凄い勢いで飲み食いをしています。
「彼枢軸側じゃないかな」
「ああ、もう気にしないでおこうぜ」
 このことにはあえて触れないことを提案したフランスでした。
「言ってもはじまらないしな」
「そうだね、彼の場合はね」
「けれどあいつが座ってる席に本来誰が座る予定だったんだ?」
「あれっ、誰だったかな」
 ロシアも言われて気付くことでした。
「誰か呼んだんだけれど」
「一体誰だよ」
「いつも見る国なんだけれど」
 カナダもいます、ですがあまりにも目立つ面々と自分の影の薄さの前に今回も誰にも気付いてもらっていません。


第六千七百七十二話   完


                 2018・1・4

 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧