| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第六千七百七十三話  顔触れは賑やか

第六千七百七十三話  顔触れは賑やか
 日本は枢軸国の顔触れを見ました、すると同じアジアでは台湾とタイがいました。
「私は当時日本さんと一緒に住んでいましたからね」
「僕は枢軸でしたから、完全に」
 二国はそれぞれ日本にお話してくれました。
「ですからクリスマスならです」
「こちらになるんですよ」
「そうでしたね、あとインドネシアさんもでしたね」
 この人もです。
「思えば結構な大所帯ですね、枢軸も」
「僕もいますよ」
「おいらもずら」
 ブルガリアとルーマニアも出てきました。
「あの時はドイツと一緒にいたずら」
「何か僕達のことはあまり見られないですけれどね」
 それでも枢軸側だったことは事実だというのです。
 ただここでルーマニアは残念なお顔でこうも言いました。
「モルドバは枢軸と言っていいか微妙だったし貧乏過ぎてずら」
「こちらにはですか」
「来るよりも内職で忙しいずら」
「大変ですね、それは」
 日本もこのことはよくわかりました、モルドバの事情はとにかく大変でこのことは誰もが知っていることですから。


第六千七百七十三話   完


                    2018・1・5
 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧