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星の痣を持つ赤龍帝

作者:遊月
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8話 友達を助けに行く

今僕は、アーシアとレイちゃんが連れて行かされたといわれている教会に着いた。

どうやら先客がいた。

「木場、小猫ちゃん、それにポルナレフさんも!?何で、此処にはいるの?」

「リアス部長が命令でね、堕天使との関係が掴めたから討伐に来たんだよ」

「部長がイッセー先輩を呼び出しそうになったが、ポルナレフ先生に<例えイッセーに説得したとしても無駄だぜ!イッセーは友達や仲間の為なら無茶をするやつだから>って言ってたよ」

「そうだぜ、イッセー。お前は一度決めると頑固だから俺達も参戦するぜ」

あっちゃ……やっぱり部長にはバレたのか、確かにポルナレフさんもいたからバレるのは仕方がないよ。それにしても僕の仲間はお節介焼きだらけだね。


「よし、開けるよ」

僕は扉を開けて入るとそこには、銀髪の男。

「やあやあやあイッセー君じゃああ~りませんか」

フリードであった。

いつの間にフリードは僕の名前を知ったのかな?

もしかして、アーシアが僕の名前呼んでいたな。

「フリードか……幽波紋(スタンド)で倒した割りに早い復帰ね」

「もちもん、傷はナッシング!イッセー君に前回のリベンジをしたいだからさぁ!」

なるほど傷はアーシアに治癒させたんだ。

僕が構えようとした時だった。

「銀の戦車(シルバー・チャリオッツ)!!イッセー!お前は早く行って、ここは俺に任せろ!!」

ポルナレフさんであった。

「いいのポルナレフさん?」

「お前は友達を助けるためにここに来ただろ。木場、搭城!お前たちはイッセーと一緒に行け!!」

「「ポルナレフ先生!」」

僕が一回フリードと戦ったから分かる。ポルナレフさんだったら、フリードが相手でも大丈夫。

「大丈夫。ポルナレフさんは強いから、僕たちは先に進も。ポルナレフさん気を付けて」

「あぁ、やつを倒したr……くっ」

「ほう、この攻撃を止めるとは!剣を使うとは俺っちは燃えて来たぜ」

ポルナレフさんが残り、僕は木場と小猫ちゃんと一緒に先へ急いで行った。







そしてたどり着いた。



「自由の(フリーダムポンド)!!」
『オラ!』

僕は幽波紋(スタンド)で扉を殴り飛ばした。

中に入ると神父達が立ち塞がった。

「木場、小猫ちゃん悪いけど神父達の相手を頼む!!」

「兵藤君っ!?」

「先輩っ!?」

「僕はあいつをぶっ飛ばさないと気が済まないから!!」

僕が怒っているなのは、祭壇の上でアーシアとレイちゃんが十字架に縛っていた。その近くにイシュタムがいる。

「おい、堕天使イシュタム!そこにいる二人を返して貰う」

「また、貴様か。私の計画を邪魔してくれたわねぇ悪魔の分際で」

そう言いながらイシュタムは、両手に光の槍を作り出しながら翼を出す。

「兵藤君。気を付けて……彼女の翼が4枚、中々実力者のようだね」

そーなのかー、翼が多い程強いんだ。それにしても……

「その光の槍で僕を倒そうとしてるのかな?」

「貴様が相手だと光の槍程度では傷を付けることは不可能だから、私の本気で貴様を倒す!」

イシュタムは両手にある光の槍を一つにした。






本気を出した堕天使を倒すにはドライグの力が必要ね。

「ドライグ、レイちゃんとアーシアの二人を助けるために力を貸してくれる?」

『ふぅ……やっとか相棒、戦いで俺の力を使ってくれるのか。あの堕天使に見せつけよう、赤竜帝の力を』


「貴様から来ないなら、私から行くわよ!」

イシュタムは翼を広げて空を飛び、僕に向けて切りかけたが……

「自由の(フリーダムポンド)!!」

「な、何!!」

僕はイシュタムの光の槍を幽波紋(スタンド)で白羽取りをした。

「これで終わりにする。赤竜帝の贈り物(ブーストデットギア・ギフト)」

『Transfer!!』

イシュタムに気付かれずに二回分の倍加を幽波紋(スタンド)に譲渡し

『オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァァ!!』

そのままイシュタムを吹っ飛ばし、壁に衝突してところでそこに倒れた。

そして、気絶した。






僕と小猫ちゃんははぐれ神父と堕天使を片付けた後、捕らわれたシスターのアーシアさんと堕天使のレイナーレを救出した。

本来なら悪魔がシスターと堕天使を助けるのは前代未聞のことだけど、兵藤君の友達だったので助けることにした。

そして、兵藤君の援護に向かっただけど……既に兵藤君が倒していた。

あの堕天使は他の堕天使やはぐれ神父と比べても一回りも二回りもオーラが強く、並の下級悪魔では返り討ちにされる強さを持っている。

それを兵藤君は無傷で倒したていた。

「イッセーはまた強くなっているぜ」

振り向くとポルナレフ先生がいた。

「ポルナレフ先生、銀髪の神父を片付けたのですか?」

「いや、一瞬の隙を付かれて逃げられた」

あのポルナレフ先生と戦って逃げきるとは銀髪の神父は相当の手練だったらしい。

見知った気配が近づいてきた。

「イッセーの援護に向かっただけど、無駄のようね」

リアス部長だ。

「部長、そちらは方は片付けたのですか?」

「私たちの方は直ぐに終わったわ」

部長達の方が早く討伐が終わった。おっと、部長に伝えるのを忘れていた。

「部長、此処いるはぐれ神父を捕縛しております。お任せしても良いですか?」

「任せたわ。朱乃、冥界に送ってちょうだい」

朱乃さんはリアス部長の指示を受けて、捕縛している方に行った。

「それにしてもリアス。イッセー君は兵士の特性を使ったのかしら?」

「私が来たときは既に終わっていたわ。裕斗あなたは?」

「僕はずっと一緒にいましたけど、彼は一切兵士の特性を使っていませんでした」

本来悪魔に転生したなら駒の特性を利用して戦うけど、兵藤君は駒の特性を使わずに堕天使を倒した。

兵藤君はまるで戦いに慣れているようだ。

「とにかく、イッセーのところに行きましょう」

リアス部長に言われ、僕たちは兵藤君のところで行った。

To be continued 
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