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星の痣を持つ赤龍帝

作者:遊月
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9話 アーシアが悪魔に転生をして家族になる

教会で堕天使とのいざこざが起きて数日後。
イッセーは何時もの用に、友人の松田や元浜と話しながら授業が始めるのであった。


「諸君、席に付け。今日は転校生が来るから大人しくしとけ、特に兵藤と松田と元浜は静かにしろ」

「「「はーい」」」

「では転校生を紹介する。君、入りたまえ!」

「はっ…はい。私、アーシア・アルジェントです。皆さんと仲良くしたい為よろしくお願いします」

「「「「「金髪美少女キタァァァァァァァァァァァァァァァ!!!」」」」」

クラス全体のテンションがまるでDIO風に言うと、最高に「ハイ!」ってやるだの状態になっている。

「それから、私はイッセーさんのご自宅にホームステイになりました。イッセーさん、これからよろしくお願いします」

「うん……こちらこそよろしくね、アーシア!」

その休み時間にクラスメイトから質問攻めされていた。




それにしてもアーシアが僕のクラスに転校するとは知らなかった。アーシアに聞いてみた結果、教会で堕天使とのいざこざが終わったの事だった。

部長にいわく悪魔がシスターや堕天使を助けるのは前代未聞の事だが、自分の眷属の知り合いだから助けに来てた。

今回の首謀者の堕天使イシュタムは冥界の専門機関に送っていった。部長は消し飛ばすつもりだったけど、流石に同じ堕天使のレイちゃんを見て気が引いたらしい。

部長はアーシアの事でレイちゃんと話し合った。元々悪魔と堕天使は敵対していたから心配したけど、流石は部長だ!敵対しても人を見て選んでるみたい。

レイちゃんはアザゼルさんところに報告があるから冥界の堕天使の領に戻っていった。また同じことが起きるかも知れないからレイちゃんの連絡先を聞いていた。

アーシアは部長に保護されていて、その日に部長の家に泊まっていった。もしかしたらアーシア、この時には駒王学園に転校するのは決まっていたかもしれないね。




放課後

僕たちは今、オカルト研究部の部室にいます。

「まさか僕以外知っているとは」

「ごめんなさいイッセーさん。皆さんから内緒にしてほしいと頼まれていました」

「既におじさんとおばさんには許可っているわ。まるで、娘が出来たって喜んでいたわ」

父さんと母さんには黒乃から説明があって、是非とも家に来てほしいそうだ。

「リアス部長。アーシアの今後の事で……」

「その事なら既に手を打っているわ。結論から言うとアーシアは、私の眷属になったわ」

まさか、アーシアがリアス部長の眷属にいるとわ知らなかった。でも、無理矢理にアーシアを眷属するわけが無いと思うけど。

すると、その疑問はアーシアが答えた。

「私がお願いしたんです」

「アーシアが?」

「はい。リアスさんが悪魔になる以外の道もありましたが、私はイッセーさんと一緒にいたくて、リアスさんに悪魔にしてもらったです」

「でもいいのアーシア。悪魔になったらもう、お祈りが出来なくなるけど……」

「もうお祈りが出来なくなりましたが、それ以上にイッセーさん達とも出会って、友達に成れたことが嬉しかったです」

僕と目が合ったアーシアは何故か顔が赤くなっていた。

「まぁ、そうゆう訳でイッセー。アーシアのことお願いするわね。私はアーシアの主として挨拶に行くわ。アーシアの荷物も明日に来るからイッセーはご両親に伝えてくれるのかしら」

「了解です、部長」

「アーシアに手を出したら駄目よイッセー」

「しないよ黒乃」

確かにアーシアは可愛いけど、友達だから手は出さないよ。

「話が終わったから。アーシアの歓迎会を始めるわよ。って言っても私と黒乃が作ったケーキしかないけど……」

それにしてもリアス部長がケーキを作るとは、凄いよリアス部長。

僕は皆が飲む紅茶を淹れた。何故か朱乃さんからは紅茶を淹れ形の教えて欲しい頼まれた。真っ赤の吸血鬼の館のメイド長の淹れ形で朱乃さんに教えた。

アーシアはリアスの僧侶として眷属になって、僕たちの
仲間になった。


To be continued 
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