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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築

作者:南條 綾
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9部 ViVid!
3章 春のオフトレーニング
  ひざまくら

 さて大人組は陸戦の摸擬戦をやっている時間たいか
子供たちはのんびりしているみたい
おれは、アスレチック場の奥を借りてただ今どのようにしようか考え中
必要なものは呪文を使えば道具は出せるから良いとして
大人たちの訓練になり
子供たちにも楽しめる物を創ろうとは決めたんだけど・・・
こうなったら生前の記憶でどうしてもやってみたいものがあったからそれを創ろうと決定
俺は念動力(テレキネシス)の呪文でどんどん施設を作成中
周囲には暗闇の呪文を使い中は見せないようにした。
本格的にするのは、明日行われるチーム対抗の陸戦の成り行きを見てから決めよう。
どうせ今回俺は蚊帳の外だし
全く強すぎるのも罪だよな
まぁお店の宿題は何とかなる
実際お菓子の種類は地球に軍配があるぐらいだ
バレンタインとかハロウィン等のお祭りがこちらにない
あとやはり地球の方が国が多いからだろうと思われる。
スフレっぽい物とフィアッセ義姉(ねえ)さんが教えてくれたショートブレッドにしようと決めた。
イングランドでは紅茶に合う定番のお菓子らしい。
よし俺が作ったアスレチックジムも完成した。
明後日が楽しみだ。

 俺がゆったりホテルアルピーノに向かっている方向から何かが打ち上げられている。
ここからではわかりにくいけれど炎と雷が纏って何かが打ち上げられたことだけは確か・・・
まぁ危険信号が出てないから何かの余興かもしれない
帰って聞いたら聖王教会のシスター、元ナンバーズのセインがセクハラをして、吹き飛ばされたって言うのを聞いた。
何してるのやら、なのはにしてたら生かしてはおかなかったけれどって言ったら震えていたのは後日談

 帰り道明日の舞台周辺でなのはとフェイトを発見

「なに、まだお仕事してたの?」

「あ、綾ちゃんは終わったの?」

「私はね。そっちは?」

「今最初のチーム分けが終わった処なんだけど・・・」

「何その・・・は?」

「え、えっとね綾、なのはは、綾をないがしろにしてるわけじゃないんだよ」

 やはりか・・・
俺はあきらめにも似た表情で二人を見た。

「ごめんね、綾ちゃん」

「私抜きなんだよね」

「うん・・・」

「私抜かすと丁度良いもんね」

「・・・。本当にごめんね」

「デート一回」

「良いの」

「仕方ないじゃん。一応現役外れてるし、去年みたいになったらまずいし・・・」

 去年はすさまじかった
元6課フォワード陣全員とナカジマ姉妹と聖王教会の方たちにクロノ提督やらわんさかでのチーム戦
4チームに分かれての総当たり戦
暴れに暴れてすさまじいことになったっけ
まずチーム戦がおかしい
俺一人ってチームじゃないじゃん
しかも全員俺を狙ってくるって鬼畜でしょ
本気で叩き潰したけれど
今回は子供たちもいるから仕方ないのかな

「なのはに綾、私先に帰るね」

 フェイトは気を聞かせてくれたみたい

「負けないよなのは」

「私だって」

「んじゃごゆっくり」

 
「フェイト、ありがとう」

「たまにはね。あまりゆっくりしているとご飯無くなっちゃうから」

「うん」

 俺たちに向かって手を振りながらホテルの方に向かっていった。

 俺はなのはの横をすわり、なのはの方を見た。

「良いよ綾ちゃん」

 なのはも座り、膝枕をしても良いよいう合図をしてくれた。

「ありがとう」

「どういたしまして、綾ちゃんは何してたの?」

「うん、明日どうせ独りぼっちだと知ってたから、明後日少しだけ私が作った物を体験してもらおうかなって思って施設を作ってきたの」

「聴くけれど、この短時間で」

「うん、この短時間でだよ」

「なんで明日の仕合の結果でなの?」

「いや~6課時代に比べると何人かはたるんでいるように見えたから、少しだけ活を入れようかなってね」

「ほどほどにしないと」

「大丈夫。明日私が納得するだけの物を見せてくれたらいいだけだから」

「本当に・・・」

 そう言いながらなのはの手のひらが俺の髪をやさしくなでてくれて少しだけくすぐったいような気持ちいいような感じで、
俺はなのはの股の方に顏を近づけた。

「キャッ綾ちゃん。こんなところでは」

「ごめん、ごめんなのはの可愛い声も聴けたし大満足だよ」

「もぅ」

「大好きだよなのは」

「私も大好きだよ。そろそろ戻ろうよ」

「そだね、そろそろ戻らないとフェイトから連絡きそう」

 俺はなのはと恋人繋ぎをしながらホテルまで散歩の要領で帰った。
歩いている最中思念波等の通信呪文を遮断をして帰ったので帰ってからフェイトに怒られ
みんなの晩御飯が少しだけ遅くなったのは仕方ない事だと思う。
明日はゆっくりと見学しますか・・・ 
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