星の痣を持つ赤龍帝
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6話 最悪の再会した二人
前書き
イッセーがここでスペルカードを使います。
バイザーの討伐から数日後
いつもの用に魔力が無い僕は依頼人の家まで走って行くのであった。
それにしても依頼人の家、結構不用心だな。ドアの鍵が開けっ放し出し、しかも人気も少ない。何故か嫌な予感がする。
「お邪魔します」
依頼人の家の中に入った。暫く探索すると薄暗い光が付いる部屋から血まみれの男性と
「悪魔を呼び出す常習はお仕置きよ」
神父服を着ている白髪の男がいた。しかも止めを差しそうだから……
「危ない。自由の絆!!」オラ!
僕は幽波紋で神父を ぶちこんだ。
「よかった!まだ、助かる可能性がある」
血まみれの男性を見る限り、早く血を止めないと命が危ない。何か回復系の能力があれば……
『相棒、スペルカードだ!!』
そっか、スペルカードがあった。でも、あんまり使ったことが無いけどしないよりましか。
「星符<星々の加護>!!」
スペルカードを唱えると、五つの星が血まみれの男性にあてる。すると星が砕けて傷口に入っている。
「うん……ここは……神父服を着ている男に斬られたはず!?それより傷が治っている!!」
怪我が完治しているだと、前使った時は傷口が防ぐ程度しか効き目しかなかった。これも悪魔の駒の影響かな?
「早く逃げて、後は僕に任せて!」
「は、はい!この恩はいずれ返します!!」
何とか依頼人は逃がすことは出来た。後は……
「回復系も使うとは生意気な!!この俺ちんフリード・ヒルゼンがお前をぶち殺す!!」
やれやれねぇ。相変わらず戦いに巻き込みやすいから自然に鍛えられているから、ある程度はやれる。
「この刃でお前の心臓を刺し、この悪魔払いの銃でお前の頭を狙ってあの世行きだぜ!!」
光の剣が横凪ぎに放たれる。
僕はそれを避ける。
そしてフリードは避けた所に銃を向ける。
「バキュン!!」
そう言うともに光の弾が撃ちされた!!
「うわ!!危ないな」
それしてもこの悪魔払い(エクソシスト)は戦い慣れているな。近づいたら光の剣で斬って、離れたら銃で撃ってくる。
だけど、剣の太刀筋はポルナレフさんの銀の戦車の様に素早くなしい、銃もホルホースの皇帝の様に弾が曲がらないから何とかなにそう。
「ほほう!!避けますか、俺ちん本気にいきますか」
と言ってフリードは僕に斬り混もうした。
その時だった。
「やめて下さい!!」
聞き覚えがある声がする。振り返るとそこには、あの子がある。
「アーシア!?何故君が……君がここにいる!?」
「おや?助手のアーシアじゃあーりませんか!結界を張り終わったかな?だっから邪魔しないでくれる。今からこいつを殺しちゃうから」
「何を言って……!えぇ、い、イッセーさん……どうして、ここに!?」
「おやおや?アーシアちゃんこの悪魔君とお知り合いですかぁ?悪魔とは仲良くしたらだめだめだせ!!」
「イッセーさんが、悪魔?」
「おやおや、知らなかったの?もしかしって、悪魔とシスターの禁断の恋的な感じかな?でも残念、この俺ちんに殺しちゃうから」
「フリード神父。どうかこの方を見逃して下さい。悪魔に魅了だけで人間を裁いたり、殺すのは間違っています!」
「このアマが!悪魔はクソだ!殺すのは当たり前だ!教会で習っていただろうが!」
「悪魔にだっていい人はいます!」
「いねぇよ!」
「確かに、私も悪魔は悪い人だと教えられました。でも、イッセーさんを見ていたら悪魔でもいい人はいると知りました!そもそも、どんな理由があっても人が人を殺すのは間違っています!」
アーシアがそう言った時、フリードは銃を向けた。
「悪魔を庇うシスターちゃんは死なない程度にお仕置きを受けてもらいますか!」
「させない!自由の絆!」
『オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァァ!!』
アーシアを狙っていたので、僕はフリードに殴った。
フリードは殴った勢いで家の壁に当たって気絶した。
「ねぇ、アーシア。怪我とか大丈夫?」
「はい!私は大丈夫です!イッセーさんが守ってもらいましたから」
その時部屋から赤い魔方陣が出てきた。
「イッセー私達が助けに来たわ、ってもう終わったのかしら」
「黒乃、遅いよ」
そして黒乃に続くようにオカ研メンバーが全員集合した。
「イッセー大丈夫?ごめんなさい、依頼人の所に悪魔祓いが表れたから急いで来たの」
「僕は大丈夫です。それに依頼人は何故か逃げていて、悪魔祓いは僕がぶっ飛ばしました。」
「だから大丈夫って言ったはずだぜ、グレモリー!」
「でも、イッセーの事が心配だったの。それにしてもイッセー、あなた目の前の娘の正体を分かっているよね」
「うん……悪魔とシスターは仲良くしたら駄目ですよね」
部長の言いたい事も分かるけど……アーシアは……
その時だった。
「部長、この家から複数の者が近づいています!これは堕天使です!」
「イッセー話は後で聞くから早く魔方陣の方に来てちょうだい!!」
「部長!だったらアーシアも!」
「気持ちは分かるけど、駄目よイッセー!この魔方陣は私の眷属とその関係者しか転移が出来ないの。だからその娘は無理なの。それに彼女は堕天使に関与している者。下手に行動するよりも懸命なの」
「……なら僕は……」
たとえ堕天使が来たとしても、僕は……戦える。
イッセーが戦いを示している。その時だった。
「……イッセーさんは行って下さい!私は大丈夫ですから」
アーシアがイッセーの背中を押していった。
「うん……わかった。アーシアまたね」
「イッセーさん。また、会いましょう」
アーシアは微笑みで言うけど頬には涙が流れている。責めて僕は彼女の無駄にしないように笑顔で別れて駒王学園の部室へと転送されていった。
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