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銀河英雄伝説〜ラインハルトに負けません

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第十四話 退屈なる日々その2


すみません、今回話の関係上凄くつまらないです。

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第十四話 退屈なる日々その2

帝国暦477年9月1日  

■オーディン             テレーゼ・フォンゴール・デンバウム

 本日より憂鬱な授業が始まります、夏休み明けなのに宿題未だ出来てない心境です。
いやね歴史、科学、国語、数学、語学、とかの実用な物は良いんだよ、けど貴族のたしなみお香当てやお茶のブレンド当て(伊○園にでも勤めるつもりか?てかヤンにやらせれば100点じゃねー?)とか実用的じゃねーーーーーーーーーー!

 通うために用意された地上車を見ればあくまで外見は普通の車の様に見えるんだよね外見はさ・・・・・でもさーサイズがでかすぎ戦車みたいな大きさなんですこれ、乗ってみると又々冗談かと思うような装甲板ですガラスも厚いです後で聞いたら戦艦用装甲板の流用だそうです・・・てかさ其処までしないと外出られないなら出ること無いんじゃねーの?と思うが皇女じゃあ仕方がないかぁ。

 んで朝7時に起きてお母様と朝食後身支度をしたらお出かけです、ただねーノイエ・サンスーシってだだっ広いから町へ出るまで40分かかるので飽きるよね、出れば20分で着くのにですよ、宮殿内だけでもヘリでも使いたいですよね。

 9時にやって来ました、ヴェストパーレレ家の学校へ皆さん来てらっしゃいます、因みに学友5人と共に学園長たるヴェストパーレ男爵夫人にご挨拶です。
早速の授業は無いですが此行われる教育の方針とか何を習うとか先生はどなただとか淡々と説明されていきます。
其れが終わると懇談会で先生方と我々生徒達が雑談します、お菓子を摘みながら紅茶で喉を潤す、んー良いねこのままなら良いんだけどね、明日から地獄が始まるのだね。

 其れで2日目早速文学の勉強ですか、まあ良いですけど。美術の勉強ですね教師を見るとメックリンガーじゃないですね普通のおばさんです、未だ娘さんはメックリンガーは未だ付き合ってないようですね、8人も愛人居るなんて親が聞いたら泣くよねふしだらな娘ですって、まあそのうちメックリンガーを連れてくるんだろうねその時が楽しみです。
夕方はみんなでお茶会明日は用事がないのでお休みです。

本日は何もやることがないのですよ、仕方がないので作戦を考えましょう。
どっかオーディンへのルートの惑星に惑星重力波砲を作れないかなと妄想、金と時間がかかりすぎて没、
移動要塞で機動防御だとガイエスブルグで失敗検討を求める、んーろくな事が考えつかんなこんな日はやめよう。
 
 今日明日は宮殿で習い事です、学友が来てダンスにお花にお香にお茶に歌とオペラ鑑賞。
あああくびが出ますね、習いたいことが全然出来ません。
歴史と科学と軍学とか習いたいのですが駄目ですね、お父様に相談するか迷いますね。

 休みの日です今までは毎日が休みでしたが休みが減った割にはやることが有りません退屈です。
いっその事何処かへ行きたいのですが母様は妊娠中父様は謁見で暇がないそうですタイミングが悪いですね、誰かの家に行こうにも先に連絡して準備をしないと駄目なので時間がありませんでした、次回からはちゃんと連絡をしておきましょう。

帝国暦477年10月    
        
■オーディン              テレーゼ・フォン・ゴールデンバウム


 9月から始まった勉強も一ヶ月が過ぎ少しずつ落ち着きを得て来ました。
週1回のペースで順番に学友の家にお呼ばれし同じように週1回で館へは5人全員を呼ぶ形で過ごしてきました。

 最初にリヒテンラーデ侯爵家へ行きましたよ、流石国務尚書の家ですね立派です凄いですね、まるで美術館のようです訪ねると侯爵自ら出迎えてくれましたよ。この人映像で見るとスゲー悪そうに見えるんですよね、ところが我々を迎えるときには笑顔なんですよ不気味ですね。越後屋とか似合いそうな感じがして少し笑いそうになりましたよ。 

エルフリーデは映像を見た感じと全然違って優しいよい子ですから可愛くて仕方有りませんからロイエンタールの毒牙から守ってあげたいですよ。リヒテンラーデ侯とも話をしたいけど今の年齢じゃ駄目でね何とかしたいのは山々だけど年相応の対処しかできないです。

 次がケルトリング侯爵家この家は武人の家系ですからね同盟のブルース・アッシュビーにボコボコにされてから家運が傾いたんですが、ミュッケンベルガー伯爵家とのつながりは非常に強いですからねその筋から復活しようと頑張ってるんですよね。やはり当主のケルトリング少将がお出迎え、雰囲気からして前線方の武人に見えますね、ただ此処も同じで話を殆ど聞くことが出来ないんですよね、折角の現場の声が聞こえないもどかしかが残念です。

 メクレンブルク伯爵はごく普通の門閥貴族で大げさでなんかランズベルク伯を思い出しましたよ、可もなく不可もない極点的な門閥貴族ですね。相談等はしてもしょうがないタイプふむ員数あわせで集めたような人材だね。

 エーレンベルク元帥は子爵です、元帥本来は仕事だけど皇女が来るというのでお出迎えしてくれました、きっと帰ったら書類の山でしょうすみませんね。此処でも当たり障りのない話ばかりで終わってしましました。やっぱ1対1じゃないと話せないね。

 やって来ました、苦節6年8ヶ月会いたい会いたいと思っていた、グリンメルスハウゼン子爵家へ今日突撃です。ワクワクしますね到着するとグリンメルスハウゼン子爵とカロリーネがお出迎えしてくれました。おおっ初めて見るがこの頃確か67歳ぐらいか未だ未だ元気に見えるこの老人が彼のグリンメルスハウゼン文書を遺した訳ですね、今回は誰がその文書を手に入れるんだろうか気になるね。

早速ご挨拶「この度はお宅にお呼びいただきありがとうございます」
「皇女殿下には我が館に行幸頂き誠にありがとうございます」
よし此でアポの準備ぐらいは出来たね、後はどのように話をするチャンスを作るかだね。
カロリーネさんは控えめな性格で表に出てこないタイプですね。お爺さんと一緒で目立たぬような感じですよ。

こうして9月から始まったお宅訪問は順当に進んでるです。


 
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