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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築

作者:南條 綾
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8部 StrikerS
4章 破壊の女神
  綾VS大蛇 死闘

 その場から立ち去ろうとした瞬間
綾を吹き飛ばした先から光が立ち上がった。
大蛇が振り向くと丁度光が収まり綾がたっていた。

「勝手に殺すんじゃないよ」

「あのまま倒れていれば生きながらえたのになぜそう立ち上がる」

「倒れてやってもよかったんだがそうもいかなくなった。あなたを倒すよ」

「その体でどうしようというのか、無駄なあがきはしないことよ」

「はぁ、私はいつでもどこでも絶好調よ」

 綾の体は左足ひざ下から消滅
左肩がえぐり取られていた。

「強がりもそこまで行くと滑稽よの」

「あんた相手にはちょうどいいハンディだよ」

俺は詠唱の準備に入った

「カイザード・アルザード・キ・スク・ハンセ・グロス・シルク 灰塵と化せ冥界の賢者 七つの鍵を持て 開け地獄の門 」

 俺は詠唱を終わらせ力ある言葉を発する

『七鍵守護神(ハーロー・イーン)』

 すさまじい破壊のえれねぎーが大蛇の方に向かっていくがその対象物の大蛇は微動だにしていなかった。

「人のみでその破壊呪文あっぱれだが我には届かん」

 大蛇が言うように彼女に当たるその直前で魔法障壁によりがどされていた。
呪文を放出中に綾の全身から血が沢山噴出していった。

「ぐ・・・う!!」

「その余裕命取りと知れ」

その時丁度壺と宝石を砕いた光が合体して詠唱が聞こえる

「天空にあまねく浮かぶ星々よ。天空の王者たちよ。我が召喚に答え敵を滅ぼせ」

 詠唱が終わり力ある言葉を発する

『隕石雨(メテオ・スウォーム)』

 上空から大蛇に向かって天空から岩が降ってきた。
隕石だ

「ひ・人無勢が・・・」

 ハーロ・イーンとメテオの衝撃でここら一帯は爆風に覆われた。

 はやてナイス判断
これで倒したでしょ
多分熱エネルギーの相乗効果は禁呪死黒核爆烈地獄1.25倍の威力これで通らなかったらまずい
これフラグだったのかも

爆風が去っていきそこには服が破れかけている大蛇がたっていた

「まさか人無勢が我のフィールドを突き破るなんて思わなかったぞ!!」

やばい・・・
俺は魔力の放出を終えてから当然ながら片足が今ない状態だから前に倒れていった。

ーーーーー

「綾ちゃ~ん!!」

「どこに行くんや」

「わかってるでしょ」

「あかんって」

「なんでそんな平気でいられるのはやてちゃん」

「平気なわけないやん。行ってどうなるんや」

「私ならブレイカーで」

「可能かもしれんが許可できん」

「どうして」

「言っても多分中に入れないからや」

「封鎖結界だね」

「あの大蛇と戦う前に結界を張るとか言ってたんや」

「なら多分聖魔結界だね」

「フェイトちゃんそれって」

「綾が許可したものしか入れないのと綾が倒れない限り終わったらすべて修復する魔法だったかな・・・」

「もし綾ちゃんが倒れたら・・・」

「破壊エネルギーが周囲を覆うだったかな」

「それに綾ちゃんが死んじゃうよ」

「あかん、それでいてもし綾ちゃんが」

「聞きたくないよ」

「なのは・・・」

 FW陣は人知の超えた戦いを見て呆然としていた

「・・・人の戦いじゃや・・・」

「次元が・・・」

「・・・」

「なのはちゃんは信じられへんのか?」

「なにを・・・」

「綾ちゃんの事を」

「信じ…てるけど」

「綾ちゃんがなのはちゃんを残して行くことなんてあらへん」

「それは私も同感かな」

「はやてちゃん・・・フェイトちゃん」

「うん、綾はなのはを置いて居なくなることはないよ・・・ただ帰ってきたらみんなでお仕置きしないとダメかな」

「だけど・・・綾ちゃんあんな体だし」

「うん・・・だからお仕置き10年前に約束したのに」

「そ・・・そうだね」

 フェイト自身あたりまえだが心配はしていたがそれでも帰ってくると確信していた。それにはやてが解放していたのも知っていたから。


-------------

「よくぞ我をここまで追い詰めたぞ、褒美じゃ」

大蛇はうつぶせに倒れている綾を胸倉をつかんで持ち上げ投げた
その瞬間綾の体が燃えだした。

「な・・・何を」

琰魔焦熱地獄(エグゾーダス)

「至近距離から食らいやがれ~」

「く…くるってるのか~・・・そんな体になってまで」

「体の不調なんて体調が悪いだけ・・・戦意損失したと思っているのはお前だけだ~」
 
ーーーー

 うつぶせに倒れているのを幸いに俺は一つ細工をしていた

≪ティア≫

≪相変わらず無茶を≫

≪だねぇ、魔力噴出を隠せる?≫

≪幸いにもあなた方が無茶苦茶な魔力を出して戦っていましたから20秒だけならごまかしが聞かせれます。≫

≪了解、サポートよろしく≫

「ブー・レイ・ブー・レイ・ン・デー・ド 地の盟約に従いアバドンの地より来たれ ゲヘナの火よ爆炎となり 全てを焼き付くせ」


 俺は放り投げられた瞬間もう一つの封印も解くことをお願いする。
それはD・Sの魔力の源ジューダスペインを解放させることとそしてちょうどいま体力の宝石と魔力のツボの効果が俺に注入してきた。
これで普段の俺は復活。
後は・・・

≪許可できません≫

≪エグゾーダスだけでは無理、何も7つ全部開放しろとは言ってない。D・Sの分の一つだけだから≫

≪わかりました、認識したらたぶんあなたが思っている以上ですよ≫

≪勝たないと・・・≫

≪ひとつだけなら許可をします≫

≪ありがとう・・・≫

ーーーーー

「おちやがれ~」

「がぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

周辺大爆発が起きた・・・

 
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