魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
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8部 StrikerS
4章 破壊の女神
決着そしてお約束の・・・
当たり周辺の大爆発
綾が聖魔結界を張っていなかったらその爆発の被害はクラナガンまで行っていただろう。
綾は飛翔呪文で浮上しながら前方を見ていた。
自分の事ながらでたらめな体構造だなぁ
普通なら死んでいても仕方ないといったところか・・・
でも死にそうなぐらい激痛が走っている
痛い・・・死にそうなぐらい痛い
爆風が収まってきた。
片膝をついている大蛇が事らを睨みつけていた。
「まさか・・・ここまでやるとは」
「ひ・・・人を・・・みくだ・・・してる・・・からだぁ」
「我はここで滅ぶ・・・だが我一人では寂しいとは思わないか」
「俺と・・・刺し・・・違えると・・・?」
「流石の我も・・・だが無様な生き死にを見せるほど落ちぶれておらぬわ・・・それにもしお主を道ずれにしたらこの周辺にかけられている結界も解けて、その破壊エネルギーははるか向こうまで破壊エネルギーが行くこととなろう。さすれば、我がにっくきベルガも痛手を被ろうという事、もしかしたら消滅するかもよ」
「やれる・・・なら・・・やって・・・みろよ」
「戦いではお主の方が勝っていたが・・・これで永遠に引き分けだ~」
大蛇を周辺に大爆発が起きた。
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「自爆なんか」
「あ・・・綾ちゃんは・・・」
「・・・」
「あかん・・・さすがの綾ちゃんでも・・・」
「う・・嘘だよ・・・だって・・・」
うちまでダウンしていたらあかん
綾ちゃん恨むで・・・
約束守るからなぁ
「隊長陣いつまで落ち込んでるんや・・・」
「だ・・・だって・・・」
「そうだよ・・・はやて」
「ここで私たちもダウンしていたら綾ちゃん犬死や・・・なら最後の命令や・・・多分綾ちゃんがかけた結界が壊れるその余波をくいとるんよ」
「「・・・」」
いくら待ってもその爆発の余波は来なかった。
かれこれ数分間景色を見ていると爆風が薄れて行って、人影が見えてきた。
そこには倒れている大蛇の元となった汐と片足、片腕がない状態で真紅の幽鬼な顔をした綾がそこに立っていた。
「綾ちゃん…生きてるんか?」
「勝手に殺すな・・・はやて。私は無事?に生きてるよ」
「あ・・・綾ちゃん」
≪ティア≫
≪ジューダスペイン消します≫
≪あ・ありがとう≫
「なのは、心配かけたね」
「心配どころじゃありません・・・だ・・・大丈夫なの」
「まぁね」
「あっ、綾あれを使用したんだね?」
「そうだね・・・はやてごめん」
「謝ることあらへん。こちらが感謝したいぐらいや、何があったんや?」
「私の呪文にミラクルっていうのがあってそれを使用したの」
「聞いても良いんかい?」
「たいていの事ならお願いが聞いてくれる呪文」
「そんな呪文普通に使へんやろ」
「代償は等価交換かな?当分の間ほとんどの呪文が使用不可とレベルダウンしちゃった。だから、えっとこの間のレベルぐらいまで多分落ちたと思う。一時的だけど」
「それだけかいな」
「そうだよ」
「そろそろ魔力が尽きてきたからだれか・・・」
「私が行くよ」
「そうやな」
そう言ってなのはは綾が戦った場所に向かっていった。
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