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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築

作者:南條 綾
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7部 中学生編
5章 文化祭
  練習、練習、練習

 当たり前だが俺たちは学生だから、
文化祭の練習ばかりやっているわけではない。
普通の授業は普段通り行われ、放課後とかに練習しているわけなのだが、
主役陣がなかなか集まらない。
俺はいつもいるんだけど、なのはやフェイト
助監督兼王様はやて王のはやてが中々ね
そして監督のアリサがいつもご立腹

 俺はというと

「この位置ぐらいでいい」

「大体そこらへんかな」

 俺は腕を振り下ろし小声で風の呪文を使う
みんなが声を上げ倒れる

「良いと思う。本番や舞台リハだと倒れる前に煙幕を張るから」

「それに合わせて声を上げればいいのね」

「うん」

「相変わらずどうやってやっているの?」

「KOF出演者なら出来るって今じゃ超能力やら炎やらなんでもありなんだから」

「そっか、よくそんな危ないのに出る気になったよね」

「プロ以外だとないからね、あれはプロじゃなくても出られてプロなどと戦える格闘大会だったから」

「そっか」

「綾、なのは達は」

「いつもの」

「もう進まないじゃないの」

「なのはとは練習してるよ」

「だとしても全員の練習ができないでしょ」

「アリサセリフ合わせしようよ」

「はぁ~わかったわよ」


「お、お前はまさか」

「数年前のありを返しに来たぞアーサー王」

「たかが従者のくせにこんなことをしていいと思っているのか」

「息子を滞在させて安心しきった同盟国に攻め入ることは良いことなのか、王様よ」

「そのおかげで戦乱が急速に収まったではないか」

「戯言だ、あなたが教えてくれたことだ」

「何をだ?」

「この世はしょせん弱肉強食。力あるものが全てを得て愛や友情はしょせんはそれを得るためのエサでしかないと」

「それは違うぞ、私は私の国民を愛しているし、息子も愛している」

「違わない、俺は俺の野望のためにこの世と違うものと契約をした」

「まさか、魔族と」

「少し違うがな、そうだ王様に献上するものがあった。」

「何をだ」

 俺はマントを一回転をしてマントを翻して何かを出すふりをする

「ここではやてのセリフが入るんだよね」

「そういえばこの時はやてをどうやって出すの」

「一回転しているすきに顔以外は黒装束に身を包んだはやてに私の懐に入ってもらう予定。そのためにマントで一回転をね」

「やっぱり必要じゃないの」

「問題はそこじゃないと思うのアリサさん」

「なに」

「最後のこの空欄の戦闘シーンをどうするか」

「そこは大丈夫よ」

「でも綾さん危ないのでは」

「休みの日になのはの家の道場でやったりしているから」

「本当に?」

「うん、大丈夫だって」

「そこまで言うんなら・・・」

 その次の日ははやてがいて

「こんな風にやろうと思うのだけど」

「生首みたいやな」

「だね」

「そういえば文化祭って10月31日だったよね」

「そうやけど」

「私って魔族の役だよね」

「そうだけど何考えてるの綾ちゃん」

「みんな忙しいけれど、ちょうどハロインだから」

「それ面白そうやな、でも時間が」

「出来るって」

「やってみようよ」

「アリサ出来るかな?」

「はぁ~いいわ考えてあげる」

「すずかも参加しようね」

「私も」

「最初と最後しか出番ないじゃん」

 それからしばらくして家に帰りなのはとお話をしてからはやてとの打ち合わせ、次の日から3日間学校休んだりして、アリサに文句を言われたけれど、来週からフェイトも学業に復帰が出来た。

 俺は舞台練習だけではなく
週に3回は舞台練習をお休みを頂いて緑屋にも来ていた。

「桃子さん今日もよろしくお願いします。」

「お義母さんでもいいのに」

「士郎さんもよろしくお願いします」

「あぁ、でも驚いたよ綾ちゃん」

それは数日前にさかのぼる

「士郎さん、桃子さんお話があるんですが」

「なんだい」

「何?」

「まだ早いってわかっていますが、私にのれん分けを下さい」

「「?」」

「向こうで緑屋をやりたいんです。」

「どうしてか聞いていいかい?」

「私自身危険なことをしているのは知ってます。
穏やかな時間をくつろぐこの空間が好きなんです。だから」

「駄目ですか?」

「駄目よ」

「桃子さん」

「まだ練習不足ね、私たちが納得いくレベルに達したのならのれん分け喜んで・・・」

「ありがとうございます。実は文化祭でこんなのをやるので」

「楽しませてもらうのと、できれば学校帰りに練習をしようか」

「はい」

 いうわけで今現在
2足の草鞋どころが4足ぐらいの草鞋を履いていてすごく忙しかったりする。
文化祭1日前にみんなフェイトに呼び出しを食らった。
フェイトが見慣れない男の子を連れてきた。

「どうしたのフェイト?」

「うん綾実は・・・」

「フェイトちゃんの子供かい」

「そんなわけないでしょはやて、この子どう見たって小学生でしょうが、年齢的に不可能じゃないの」

「ちょっとしたジョークやんか」

「えっと、フェイトちゃんはこの子を紹介したかったのかな」

「うん。すずか」

「もうみんな、フェイトちゃんが説明できないじゃない」

なのはがそういってみんなを黙らせた

「この子は私が保護責任者をうけた」

「僕の名前はエリオ・モンディアルです。」

「エリオねよろしく」

「あなたが綾さんですね」

「よく知っているじゃない少年」

「あなたがいるせいでフェイトさんが・・・」

 襲い掛かってきそうだから頭を押さえつけた。

「フェイト、どういう教育してるの?潰していい」

「ダメだって、エリオもやめてそんなんじゃないから…」

「わかりました」

 俺は手を放したのがいけなかった。
力が前方に乗ってきた時に抑え込まれた力は急激に話すとそりゃ前方に倒れこみ俺の方に来たので、さっと交わした。
少年は見事に顔から地面と衝突をした。

「くっあなたには負けません」

「がんばれ~少年」

 手をひらひらとふって応援だけした。
将来的に弟分になるとは今の俺には予想も立たなかった
とうとう文化祭の当日が迫ってきた。
フェイト子供を持つなんて普通は逆でしょうが?
恋人作ってからなのに
本当にはやてと言いフェイトと言い、なのはと言い生き急いでいる気がする。
学生を楽しんでほしいのになぁ
 
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