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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築

作者:南條 綾
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7部 中学生編
3章 夏休み~ミッドチルダ
  綾ミッドに行く 朝

 なのはが朝起きると隣には誰もいなく、着替えて隣の部屋にもいなかったから少しだけ焦りだした。
そうしたらテーブルの上に置手紙が置いてあった

「起きたら202に来て」

 なのはは言われるがままに支持のあった部屋に入室した

「おはようなのは」

「おはよう綾ちゃん。あんな置手紙はビックリするよ」

「この部屋じゃないと出せないからごめんね」

 テーブルにはハムエッグとトースト、いい匂いの紅茶。
普通の家庭でも出される朝食だった。

「ちょうど出来上がったからおこしに行こうと思ったんだけどね」

 なのはにも厨房が少しだけみえた。

「お店でも開くの?」

「そんな腕ないってどうぞ召し上がれ」

 なのはは綾の対面の席に座り、じっと見つめられている。
これは一口食べないと進まないことが分かったので先に食べてみると食パンがふんわりカリカリでおいしかった。

「おいしいよ綾ちゃん」

「パンから作った甲斐あったよ」

 おいしいご飯を堪能しているときにふと綾が立ち上がって奥の厨房の方に行った。
なのははこれ以上何が出てくるのだろうと期待していた。
綾が手に持ってきたのはシュークリームとコーヒーだった。

「シューとコーヒー?」

 なのははどちらかといえば紅茶のほうが好きなのは綾も知っているはずなのに、綾の方を見ると赤面しながら口を開いた。

「士郎さんと桃子さんになのはのことを認めてもらいたくてぇ・・・」

 なのははなにこの可愛い生き物。
照れてる綾ちゃん危なすぎだとこの時なのは自身そう感じた。
綾はじっとなのはの方を見つめていたので早く味見をしてほしいと感じていたので食べてみたら、ほんのり甘くシューもふわっとしていておいしかった。
コーヒーもお店に出せるレベルで美味しかった。

「綾ちゃん美味しいよ」

「ありがとう、シューは桃子さん直伝でコーヒーはこの前士郎さんが親っさんに渡したコーヒーのレシピをまねしたの」

「朝からこんな贅沢なご飯が食べれてうれしいよ」

「ありがとう」

「お粗末様でした。」

「今日の予定は?」

「今日は教導が入っているから見学に来る?」

「なら行かせてもらおうかな」

「参加する?」

「やめとく」

「ここに来てね。話を通しておくから」

「了解っていうか途中まで送っていくよ」

「で・でもまだ早いよ」

「いいから」

「ありがとう」

 ここら辺は治安も悪いし、夜だけじゃなく朝一も襲われやすい。
何故なら朝っていうやつは気を抜いている時間でもあるからだと俺自身そう思っている
いくらなのはが有名人で強くてもそんな気を抜いている状態で襲われたら不覚を取る可能性もある。 
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