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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築

作者:南條 綾
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7部 中学生編
1章 修学旅行
  サウスタウン2 綾VSテリー

 まさか修学旅行先でテリーと戦えるなんて思わなかった
思念波ではやてに賭けもやっているから賭けともいいよと言っておく
まぁ固いフェイトなどに言ったら怒られる可能性があるから言わないけれど、
もちろん俺は自分にかける
最近格闘オンリーが無いので自分の力を見極めさせてもらうぜ

「綾、なまってないか見定めてもらうぜ」

「上から目線っていう事は舐めてるの?」

 テリーが腰が高いスライディングしてきたので軽くバックステップでかわしたらそこから足が蹴り上げられた。
俺はビックリしてそれを腕をクロスしてガードした。

「初見のファイヤーキックよくかわしたなぁ」

「まったく技の玉手箱みたいだよ」

 言いながら俺は素手で衝撃波を飛ばす。テリーは地面を殴り地面からエネルギーの波紋が広がった。
パワーウェイブじゃそれを防げないぜ、俺の方が先に出したから技の硬直もこちらが速いと思ったらその場に気の衝撃波を発生させ
衝撃波がパワーウェイブより高いので相殺された。

俺はパワーウェイブだと思っていたので、飛び込みキックをしようとしたら、
もう硬直が解けていてテリーは次の行動に移しかかっていたが俺自身は魔法が使えない以上どうしようもなかった。

「かかったなぁ綾、ライジングタックル」

上下逆さになって錐揉み上昇しながら両腕を広げて攻撃しきた。
俺は当然のことながらその攻撃にもろに食らった。
強くなっているし、すごく技が豊富だ。

「弱くなったんじゃないか綾」

「言っててよ」

「今度はこっちから行く」

 ダッシュしてからの中段パンチをテリーは回避
それを追いかけるようにヤクザキック
それをガードでテリーを吹き飛ばし離れてフックのモーションに入る

「銃弾・・・」
久遠のモーションっていうのを知っているテリーはジャンプをしてきたので、
俺は途中でやめ飛び上段パンチで叩き落した
「銃弾 天駆」

 着地と同時に俺はダッシュをしたのが間違いだった。
「銃弾 牙追」

 テリーは冷静にそれを受け流し
飛びけりをガードしたら後ろにテリーが着地後ろからボディフックがかわせきれずに
「終わりだ綾」
ショルダータックル・少しワンステップしながらアッパー
それをまともにくらいそのまま宙に浮かされてそのままとび膝蹴りをくらった
そしてテリーは着地してゲイザーを撃ってきた。
まさか4段攻撃のさなかに絶技を組み込んで来ただとぉ

「Over heat! Geyser」

「きゃ~」

 まさか俺が黄色い悲鳴を上げるなんて・・・
俺は神眼を使い、致命傷になることを防いだ。
御神の神速を見切る目を使わなければこれでK・Oだった
俺はフラフラに立ち上がり

「まだ・・・終わって・・・ないよ」

「本気かよ綾、あれをくらってまだ眠ってくれないのか」

「私が良いところなく終われないでしょ」

「良いぜ、来な」

「私は負けたくないし、せっかくの晴れ舞台を格好悪いところ見せれないしね」

 俺は無意識ながらなのはの方を向いてテリーに言った。

「良いぜ、まだやり残したものがあるんだろう、俺も負けたくはないし、年長者の威厳も必要だしな」
 
 俺は久遠を出しテリーは冷静にガードをしていた。

「それじゃ何も変わらないぜ綾・・・」

 綾は久遠を追いかけるようにジャンプをしてテリーに錐揉み上のキックを仕掛ける
全身に闘気をまといしケリはいかなテリーといえどガードで精いっぱいだった。
そして着地と同時に全身の気を地面に叩きつけた。
その瞬間綾の周囲に気を地面にたきつけた反動で反射をし鳥籠状の檻を作り出した。
その気は檻上の格子で貫く予定だったのだが、テリーは一瞬のうちに綾が何をするのかを判断をして、テリーは地面に拳を叩きつけた

「Livewire! Go bang」

 テリーの叩きつけた地面から気の柱が立ちあがりエネルギーの格子を打ち消した。
そのままテリーは帽子を後ろにかぶりなおして
膝蹴りで綾を高く打ち上げ、頂点で相手をパワーダンクで殴って急降下し、
そのまま綾ごと拳を地面に叩き付けてパワーゲイザーを起こした。
誰もがこれで終わったと思っていたのだが

「今のはすごい効いたぜ、さぁ・・・」

 綾は立ち上がり、そう言って前に歩こうとしたのだがそのまま前のめりに倒れてしまった。

「ウィナーテリー・ボガード」
「全く、トンでもねえ姉ちゃんだなぁ」

テリーはお姫様抱っこで綾を持ち抱えた

「「「「「綾 (ちゃん)」」」」」

 なのは達はすぐさま武闘台に入り込みテリーの方に走り寄っていった。 

「えっと君たちは」

「綾の友達よ」

「悪いなぁ君たちの友達を気絶させてしまって」

「綾ちゃんも戦う人だから仕方ないと思います」

 なのはがテリーに対してそういった

「そういってもらえると助かる」

「手加減なしでありがとうございます。綾ちゃんに変わって」

「綾相手に手加減したらこちらがやられるって、余裕で勝ったように見えたかもしれないが、最後に綾がはなった技に似た技を知っていてな。それで行動がとれたわけだ、知らなかったら反対になってたと思うぜ。本当にすごい奴だ。

 テリーは綾を見ながらそう言ってその後で小声で言葉をつづけた。

「あぁそう言えば、あれって冗談だろ、ジュニアの修学旅行って」

「私たちは日本の中学の修学旅行者です」

なのはがこそっとテリーだけに聞こえる言葉で言った。

「sit、俺らも頑張らないとな」


 それから10数分後

「ここは」

 あぁ負けたんだな。
見知らぬ天井、久しぶりにこのパターンか
今回持ってきた金額の大半負けちゃった
勝てると思ったんだけどなぁ
最後のは意地だしなぁ
最期の放った技見切られてたし、純粋な格闘のみだときついわ
向こうから影が見えてきた。

「なのはどうしたの?」

「どうしたもこうしたもありません」

「?」

「なんで気絶するまで行ったの?あの時点で負けたってわかっていたよね」

「ん~圧倒的に負けるのって情けないでしょ、それにまさかあんなに差があるなんて、負けるの嫌いだし」

「テリーさん強いよね」

「流石チャンプだ」

 そういいながら俺は自然と涙を流していた。
なのはは近くに来てくれて抱きしめてくれた

「痛いの?」

「それもあるけれど、悔しい」

 なのはが俺の頭を撫でてくれたので身を任せていた。

「なのは」

「どうしたの綾ちゃん」

「少し天狗になっていたのかも、私って色々できるでしょ」

「うん」

「ここ数年、命のやり取りもしてきたし、練習も続けているから肉弾戦だけで勝てるって思ってたんだよね」

「綾ちゃんは強いよ」

「私の自信を微塵に砕かれるぐらいテリーは強かったなぁ。まぁ最後に意地は見せれたと思うけれど」

「うん みんなの所に戻ろう」

「そうだね」

俺はみんなの所に戻った。 
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