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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築

作者:南條 綾
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7部 中学生編
1章 修学旅行
  サウスタウン1 パオパオカフェ

 いつものメンバーを連れて俺はある場所にむかっていった。
はやてが美味しいお店お願いとか言ってたけれど、
外食はここしか知らないので仕方なしにみんなを連れて行くことにした。

「綾ちゃんどこに連れてってくれるんや」

「本場のハンバーガー食べたくない」

 サウスタウンの人口島、イーストタウンにあるお店に到着
両開きの扉を開き入ったら

「ねぇ綾ここってバーじゃないの」

「違うよ、パオパオカフェって書いてあるでしょ」

 女性人を全員入れてから自分も入店
周囲は男性ばかりで緊張しているみたい
でも気にしずにこっちこっち、みんなを手招きさせる。

「リチャードさん久しぶり」

「ん・・・ファントムレディじゃないか」

ファントムレディ?

「知らなかったんかい、君を探しにあらゆる人が当たったんだが誰も見つけられず、あれは幻だったんじゃないかというわけで」

「なるほど」

「何か注文かい」

「うん、この可愛い女の子たちに本場のハンバーガーをご馳走してほしいの」

「本当にこれはかわいい子ばっかりだ、
俺はここのオーナーのリチャードだよろしくな」

 みんな自分自身で自己紹介して
それから本場のハンバーガーを持ってきてくれた
ボリューム抜群で女性なら全部食べるのが大変かというぐらいあった

「リチャードさん今から何かやるの?」

アリサが聞いて

「ん~そういえば先ほどご馳走してほしいといってたなぁ綾」

「ん相変わらずおいしいね、言ったよ」

「ダッグ来てくれ」

モヒカンヘッドで頭にヒヨコを乗せているの人がこっちに来た。

「どうしたリチャード」

「うん、今日のメイン変わってもらってもいいか」

「俺も久しぶりにあいつと・・・」

「この子と変わってほしいんだ」

「おっファントムレディじゃないか、しゃあないか、いいぜ」

「なんとなく話はわかってきた感じがするけれどまさか・・・」

「綾どうしたの」

「フェイト、多分バトルの申請じゃない、ここバトルを見ながら食事もできる場所だから」

「綾ちゃん危険じゃ」

「恭也さんクラスなら危ないけどまぁあね、ここって一応格闘の聖地みたいな扱いだしね」

「その代わり、ここの女性人の飲食代はご馳走するよ。そして旅行中の私を出すんだから、満足できる相手じゃないといやだよ」

「それも大丈夫だ、きっとお気に召すだろうよ」

「もう一つお願いしてもいい」

「なんだ」

「この子たちのガードもお願い」

「了解だ」

「私ちょっと着替えてくるね、場所変わってないよね」

「ああ」

「綾ちゃん」

「大丈夫だよなのは」

 俺は着替え室に行って変身した。
俺はいつもどおり白のへそだしタンクトップに
下は赤のショートスカートに黒のレギンスの格好で、もちろんバトルジャケットじゃない

「お待たせ」

 俺は舞台に立ち
周囲の男性はブーイングが起きたがリチャードさんのアナウンスで周囲が黙った
「今日の挑戦者ダック・キングの代わりに幻の女格闘家前々回KOF3位ファントムレディの綾が帰ってきた。そしてこの場に立ってくれた」

 ブーイングから歓声に変わった。
俺って人気あったのね
初めて知った。
KOFが終わりすぐに日本に帰ってきたし、それから格闘の戦いには出てないから知らなかった

「対するは我らがサウスタウンのヒーロー」

 え、サウスタウンヒーローってまさか・・・
向こうから赤いジャンバーに赤い帽子をかぶった男性がこちらに歩いてきた

「テリー、テリー・ボガード」

「久しぶりだなぁ綾」

「KOF3連覇おめでとう」

 6年の時に2連覇になってたしか主催者が違う人になったはず
去年初のチーム戦で優勝
テリーとアンディジョー兄のチーム
きな臭いうわさは聞いていたけれどまぁ元気そうだ

「あぁありがとうな、そういや修学旅行なんだって、ハイスクールかい?」

「ジュニアの方だよ」

 テリーはそれを聞いてすごく驚いていた

「はぁ~何歳って、女性に聞くもんじゃないな、道理でジョーの奴が言葉を濁すはずだ」

「そういうこと、んじゃおしゃべりはここまでにしてやろうか」

「O・K、It's show time!」

 やはりこの町は格闘バカが集まる街だとよくわかった。
年齢なんて関係ない戦いの場所に自分の意志で立てば対等に扱ってくれる
凄く熱くて優しい街だと思った。 
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