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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築

作者:南條 綾
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6部 なのは落ちる
番外編
  大晦日

 
前書き
100話達成というわけで、めでたいということで正月です。
何気ない日常って大切ですよね
次期はずれてますが、とらハDVD版の全員集合お正月を少しだけ入れました。 

 
 ただいま大晦日晩

 なのはの帰宅パーティも終わり、帰ってきてからお母さんの手伝い
いつも思うのだが、おせち料理の準備は大変
海鳴に来てから結構料理の手伝いをさせられている感じがする
もしかして花嫁修業?
確かこれって正月ぐらいは主婦業を求刑させようって意味合いがあった記憶もあるけれど、4段重ねの重箱だし、大晦日には掃除や年越しそばとかあるから、こっちの方が大変なんじゃっと突っ込みを入れたくなる。

「お母さんこんな感じで良いかな」

「うん、よくできてるよ」

 これも母娘の団欒なのかな
フィアッセさんの事件、なのはの事故を経て思うのは、この何気ない日常を護りたいという気持ちは日々高くなっている。
でもやはり、自分の事は話せないかな
この両親に全部話しても受け止めてくれる自信はあるけれど、でも万が一拒否られたらっていう恐怖感もある。だから叶うのなら今はまだこのままでと思いながらお手伝いをやっている。

 TVを見ながら親と団欒をしていた時に俺は飲んでいたものを吐き出しそうになってしまった。

「綾ちゃんどうしたの? 大丈夫?」

「う・うん大丈夫、TVに恭也さん達が出ててびっくりしただけ」

「あぁ出ていたな、ドラム缶を切るなんてすごいよ。あれは魔法か何かかい?」

「お父さん、魔法使いはなのはだけだよ。士郎さんが古流剣術の師範みたいな感じで恭也さんと美由希さんはそれを学んでいるだけだよ。だからあれは剣術だと思う」

 今現在TVでは八束神社の現地レポが写っていた。
特に今年は人だかりが多いらしくて、恭也さん達も予定の時間より早く現地入りをしたみたいなんだけどそこまでは良いんだよ
なぜドラム缶やアルミ缶を切っているの?
しかも奥義まで使用して
不思議

 先ほどのパーティで不思議な食事も聞いた。
数年前なんだが高町家の年越しそばは2種類あって
一つは普通のお蕎麦これは良いけれど、もう一つはたまごと野菜入り鶏だし豆板醤そば
もうね、カルチャーショックって感じ
年越しそばが辛いんです。
評判はすごくよく美味しいらしい、今度レシピ聴いて作ってあげるのも良いかなと思っている。

 大晦日はゆっくりと家で家族と団欒

「綾ちゃんはいかなくてもいいの?」

「ほら私まだ小学生だし、深夜はね。
なのは達も出てないよ、あそこにいるのはみんな大人組だから」

「でも行きたそうだったから」

「二年参りってやったことないしね、それに今は家族と一緒にまったりするのが良いかなって」

「お父さんは嬉しそうだけどね」

 キッチンから見えるお父さんは機嫌は良さそう

「お母さんがいつもいるからでしょ」

「否定はしぁない、でもやっぱり綾ちゃんが家にいると嬉しいものよ」

「そうなの」

「やっぱり女の子は嫁ぎに行くからね」

「婿養子って線もあるよ」

「綾ちゃんは考えてるの?」

「まだ小学生だってば!!」

「私の感だけど、早く親離れして、社会に出ていきそうな感じがするから」

「ん~なのは達はあっちの世界で考えてるみたいだけどね。私はこの年齢で楽しめるのならこの年齢で楽しめれることしたいし、
背伸びをする必要はないかなって思ってるよ」

「そお」

 そんなことを話ながら、除夜の鐘が鳴り響き、今年の終わりを迎える
本当に今年も色々あったなぁと再確認
やはりここ数年で何を護りたいのか考えさせられる期間だったのかもしれない。
明日は朝から初詣 
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