魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
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6部 なのは落ちる
3章 なのはの立ち上がり
一時帰宅パーティ
前書き
暗い話終了
6部終了です
今日は数か月ぶりになのはが高町家に帰ってくる日
退院じゃないけれど、きっとみんなが望んでいたことだと思う。
今俺は、緑屋でスタンバっている。
会いたい気持ちはみんなあるけれど、高町家に紛れて俺だけ会いに行くのもね
だって俺のほかにも
ここにはアリサ、すずか、フェイト、はやて、騎士達、ユーノ、忍さん、ノエルさんとファリン。
花見の時に知り合った那美さん病院の先生でもあるフィリス先生
今日初めて会った城島 晶さんとレンさん事、鳳 蓮飛(フォウ レンフェイ)さん
以前のチーフの一人松尾さんが集まっていた。
クロノたちはお仕事で来れないみたい。
大晦日なのに仕事ってワーカーフォリックとしか言えないよね。
気配を感じ、高町家の皆さんが明ける前に扉を開けて、
なのはが中に入ると
クラッカーが鳴り響きみんなで
「なのはちゃん一時帰宅おめでとう」
なのはは少し下を向いて顔を赤くしながら
「みんなありがとう」
「「なのちゃん」」
「うそ!晶ちゃんレンちゃん来てくれたの」
「もちろんなぁかめ」
「そりゃそうやさる、妹だと思っているなのちゃんのおめでたい日に来ないなんなんてないですよ」
「ありがと~あっはやてちゃ~ん」
「なに、なのはちゃん」
「もう知ってるかもしれないけど、こちら晶ちゃんとレンちゃん」
「挨拶はさせてもろうたよ」
「2人とも料理とても上手だから話が合うかも」
「はやて~この料理ギガうめえぞ」
「それうちらが作った料理や」
「あ、那美さんヒーリングとかありがとうございました。」
「うん、あまり役には立たなかったかもしれないけれど」
「ううん、本当に助かりました」
なのはは一人ひとりきちんとあいさつ回りをしていった。
会場内は久しぶりに笑顔が戻った感じだった。
やっぱりなのははひまわりなのかな
いるだけでみんなが笑顔になれる
太陽みたいな存在。
どうも俺はこういう場所が苦手らしく気配を消してカウンターで一人で飲んで食べていた。
そういえばあの時の花見も一人でいたか
会場の温かい騒音をBGMにしてゆったりしている。
「み~つけた」
振り向くと車いすに座っているなのはがいた
「それだと隠れているって思われるよ」
「それに、気配消していたよね」
「ん~気のせいじゃない。おかえりなさい」
「ん、ただいま」
「ずっと話してばかりでしょ」
俺はカウンターに入ってなのはにオレンジジュースを出す。
「にゃはは~なんだか綾ちゃん店員さんだね」
「臨時アルバイトですから」
「そっか、緑屋に来てくれたんだね」
「つい最近ね。誰かが根回ししてくれたから」
「もうそんな皮肉言わないでよ」
「ごめんね、でもありがとう」
俺はまた元の席に座り
「退院予定っていつになるの」
「うん、2月ぐらいかな」
「そっか、進級には間に合いそうだね」
「うん」
「臨海学校には行けなかったけれど修学旅行には間に合いそうじゃない」
なぜかここの学校修学旅行2月後半になっている
みんなは卒業旅行って言っているけれど・・・
普通1学期になかったっけ、そのおかげでなのはも参加できるから良いんだけどね
「でも、ケガしてなくても行けなかったかも」
「でもみんなと思い出作りたいから、修学旅行には出て欲しいかな」
「うん」
「約束」
「うん約束だね」
「私ばかり占領してたら悪いかな」
「気にしすぎだよ」
離している最中に緑屋の扉が開かれた
「すみません今日貸し切り・・・・」
桃子さんが店のドアに向かった瞬間話が驚いた表情で見ていた。
「ももこ~」
「フィアッセ~」
金髪の女性と青髪の女性、亜麻色の女性が緑屋に入ってきた
3人の世界的歌姫が来た。
金髪の女性は光の歌姫でもありクリステラソングスクールの校長
フィアッセ・クリステラ
青髪の女性は若き天才と言われているアイリーン・ノア
亜麻色の女性は天使のソプラノ 椎名 ゆうひ 芸名シーナ
「「みんな久しぶり~」」
「あぁフィアッセそれにお久しぶりですゆうひさん、アイリーンさん」
「ひさしぶりやな~恭也君」
「久しぶり恭也」
「どうなされたんですか?」
「そんなん決まってるやん、なのはちゃんの一時帰宅って聞いてきたんや」
なのはが車いすでみんなの所に行き
「ありがとうございます、フィアッセさん、ゆうひさん、アイリーンさん」
しまった聞きそびれた。まぁいいや
フィアッセさんがこちらに気付いてきてくれたので俺はカウンターに行き飲み物を出した
「綾ちゃん久しぶり」
「フィアッセ義姉ちゃん久しぶり、どうぞ」
「変わらないよね、うんありがとう」
「どうしたんですか、3人とも忙しいでしょ」
「そうなんだけどね。なのはが一時帰宅って聞いてきちゃった」
「お仕事は?ガードのエリスさんは?」
「イリアに任せちゃった。エリス置いてきちゃった。」
テヘ笑いしても俺は知りません。
帰ったら怒られてくださいね
「すごい人数になったよね」
「それだけなのはが心配だったんだよ、元気になって私もうれしい」
なぜか終盤カラオケ大会になって
「えっとフェイトちゃんでよかった」
「あ、はいフィアッセさん」
「うちの学校に来る気ありませんか」
そりゃ目に留まるわな。フェイトは闇の書事件終了の次の年
花見の席でカラオケをしてくれた時にこんなに歌が上手い人いるんだと思ったっけ
その時フィアッセさんとか知らなかったし
お声かかるわなぁ
「歌は好き?」
「歌は好きです。でもごめんなさい」
「謝ることなんてないよ」
「私やりたいことがありますから・・・」
「そっか、うんやりたいことをやるのが一番いいよ、がんばって」
「はい」
「ねぇここで一緒に歌わない」
「良いんですか、プロの方と一緒に」
「歌が好きならプロもアマも関係ないよ」
「うちも歌う」
シーナさんも話を聞いて飛び込み参加
光の歌姫、天使のソプラノ、 フェイトを入れてカルテットってどんだけ贅沢な。途中からフィアッセさんがなのはに向かって
「ほらなのはも来て」
「わ・私も~」
「主役がそこにいたらだめ」
アイリーンさんが車いすを押して
「一緒に歌おう」
「はい」
そしてみんなで歌ったりした
こんな平和な日がずっと続けばいいなぁと本当に思った
夜も遅くなってお片付け中に
「恭也さんどこか行くんですか」
恭也さんは子供たちが残っているのをみて
「なまはげ狩りだな」
いやいやなまはげっていつからここ北陸になったんだ。
「「なまはげ・・・?」」
なのはとフェイトがくらいついたな
まぁなまはげなんてこっちでは聞かないからなぁ
俺が子供の時はよく聞いていたんだけどな
「ああこの季節・・・特に大晦日はなまはげが多いんで、退治しないといけないらしく」
「「・・・そうなんだ・・・」」
「恭也さん?」
「わりと動きが素早いので、結構大変だ」
「そっか・・・たいへんだね」
「命がけだ」
「恭也さんが命がけってやはりこの世界って格闘が強い人が多いんですね」
「だな、恭也が苦戦するなんてぜって~そいつら強敵だな」
「そうだねヴィータ」
フェイト、ヴィータそれは違う。
アリサ、すずか、はやて知っているんなら止めろよ
なのは達本気で信じてるよ
「あー・・・なのは・・・おにーちゃん、うそついてるからね」
ナイス美由希さん
「そうなの?」
「・・・えーと・・・なまはげについては、あとで説明したげる」
「・・・・・・ほんとは、八束神社の手伝いだ」
「うう、おにーちゃん・・・うそつきさんはいけないと思います!」
「ちなみに、なまはげは秋田地方の伝承だ。
恐ろしい姿で現れ、子供を寝かしつける夜の来訪者で…。
プレゼントをくれず、教育に厳しく夢のないサンタクロースといったところだろうか。」
その説明もなんだろうと思いますよ
「みなさん今年もありがとうございました。来年もよろしくお願いします。良いお年を」
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