魔法少女リリカルなのはエトランゼ番外編1 FATAL FURY
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2部 KOF
開催
インターバル
魔法だけではなくやはり戦闘能力も高いのが確信した。
そうはいっても技数が少ない。
本来は武器を持って技を手技の銃弾、足技の刀身として擬似武器にして戦士技等を使用しているだけだ。
BASTARDにしてもファンタジー系は徒手空拳は本来少ないっていうか、基本は無い。
だから少ないのも仕方ないと言える。
とは言っても格闘ゲームに比べると多いのだが、3D格闘になると少ないのかな
多分このKOFも何かのゲーム化アニメだと思う
何故なら普通の人間に目に見える気のようなものが出来るハズないのと、この人数が転生したとは考えにくい。
武器を持ち人殺しの技で戦うのなら多分強いが、格闘大会ともなるとやはり勝手が違うのと、もう起こらないとは思うのだが、前回のような出来事がない様にこのように体の動かし方を学ぶのにちょうどいいのかも
大人モードで歩いていたらいきなり頭をつかまれた。
このモードでも敵意があれば反応するはずなのに、それがないということは
「ジョー兄いい加減に」
俺はそれを振りほどいて後ろ廻し蹴りの行動をしたら、この姿はジョー兄ではなく…
俺はすんでの所で足を止めた。
俺にいたずらをした人も頭にガードをしていた。
「おっと悪い、いやそこにいるジョーが綾はこれが好きらしいと言っていてね」
「テリーそんなわけないでしょうが、ジョー兄いい加減なこと言わないでよ」
「お前さんがこんな小さいときはな~」
「そんな昔ばなしばかりすると、ジョーおじさんっていうよ」
「おいおい、20ちょっとの人間にそれは無いだろうが、綾」
「ハハッそうしてると本当に兄妹みたいだな」
「「やめて」」
「上手いぐわいにはまるしな」
「もう」
「ジョーと綾っていつ知り合ったんだ」
「ジョー兄とは確か3年ちょっと前だったかな、まだ高校生だったよね」
「あぁそう言えば、アンディともその頃知り合ったんだが、その後だな綾と出会ったのは・・・」
「丁度、日本の風都というところに用事があってな、まぁ人に出会うためなんだが、その時に知り合った。」
「運命の出会いってやつか」
「ちっちっそんないいもんじゃねえって」
「そんな恥ずかしい話やめてよ、ジョー兄、テリー女には過去を知られたくないこともあるんだよ」
「O・K」
そうこうは他から見てるとじゃれあってるようにしか見えない俺達の前からアルコールのにおいをすごく散らした眉なしのスキンヘッドのおっちゃんがこちらに歩いてきた。
「ジョー、てめえ次のその小娘を倒したらぶっ潰してやらぁ」
「ホア、手前じゃ俺には勝てねえよ」
「あの時のまぐれが今度も続くと思ってんじゃねえぜ」
「その前にその小娘にも勝てねえぜ!」
「はっこの俺様が、ムエタイの英雄、格闘ステルスと異名があるこの俺様がこんな小娘とギャグのセンスがねえな」
タイ語で話しているので俺とテリーにはよくわからないので、俺は翻訳呪文を使い二人の会話を聞いていた。
「ギャグだと思ったら、こいつに勝つんだな、もし勝ったなら次の試合、俺様の持つベルトをかけて戦ってやるぜ」
「へへへっもうその言葉吞ませねえからな」
「日本には男には二言がないってある。約束してやるぜ!」
「焼きが回ったなジョーよ」
「こいつは俺の弟子でもあるからよ、弟子に負けたとあっては俺と戦えねえだろ」
確かにパンチの基礎は教えてもらいましたけどね
弟子になったつもりはないんですが
俺はジョーの方をじっと睨んでやった。
「こいつが・・・でめえの弟子。面白い、血祭りにして手前にプレゼントしてやら」
ホアは笑いながら過ぎ去っていった。通り過ぎる時に俺に向かって
「葬式の準備をしておくんだな」
英語で言ってきたので
「あなた自身の葬式の準備をするなんて結構な事ね」
タイ語で返してやったら、睨み返されてしまった。
KOF開催中の選手は基本開催中にストリートファイトを行ってはいけないことになっていた。
そのこともありこの酒乱のムエタイファイターはそのまま過ぎ去っていった。
「綾、もしかして手前」
「タイ語、話せるよジョー兄」
「綾、あいつ綾の方を見て何か言ってたけれど」
「ジョー兄が私をかけの対象にしただけ」
「おい、ジョー」
「今のあいつは綾の足元にも及ばないから安心しろって」
「私が勝ったら私の好きなもの食べさしてもらうよ」
「しゃあねえな、良いぜ」
ジョー兄には恩を返さないとね
初めてあった時俺自身かなり荒れていた。
以前拉致された時におやっさんに出会って記憶をよみがえった俺なんだが、
その後は力の使い方が分からずやりたい放題していた。
もちろん両親は俺の事を愛してくれたりしてたんだけど、幼児が喧嘩をしても誰にも負けなかった。
魔法も使用できたのだがいかんせん体のキャパが低すぎてBASTARD呪文が全く使用できないわ
身体がまだできていないから力の加減はわからないわ
人と違う力がありそれに悩んだり
生前の世界に帰れないと色々あり荒れていた。
もう世界なんてどうでもいい
力があれば誰でもいう事を聞いてくれる
そんな征服感でその時はチンピラを伸していた時にその人が現れた。
とどめを刺そうとしたときに腕をつかまれ止められた。
少し話をして意気投合した
その時に自分の身の上の話をした時に頭に手を乗せられ
「お前も俺と同じだ」
ジョー自身の事を聞いた。
医者の家系でジョーだけが落ちこぼれ
誰にもかまってくれず喧嘩三昧でみんなに迷惑をかけたこと
そんなジョーでも味方になってくれる人がい事と
俺にボクシングを紹介してくれた人がいた。
それはジョーの祖母とおやっさんだった。
それからジョーはもう今までのようなケンカはしなかった。
苛立ちをぶつけるだけの闘いは、その場の渇きは潤うかも知れないが、
その代償に全てを失ってしまうことを、彼は痛烈に理解していた。
ある男の出会いからジョー自身ボクシングをやめ、タイに行くことを報告のためにおやっさんに会う為にこの町に来たこと
おやっさんの所に一週間泊まっている時に色々と話し
ボクシングを教えてくれたり
沢山の大事な事を俺に教えてくれて
人に戻してくれた大恩人でもある。
俺は次の3回戦のための訓練を静かに開始をして準備をした。
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