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守護者に俺はなる!!!

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救出作戦?前編

たしぎと別れた俺は、レインディナーズを目指している。

ユウ「やれやれ。少し時間をとられたな」

愚痴りながら歩いてると、向こうからビビとロビンがやって来た。

ビビ「ユウさん!!」

ロビン「!?」

ロビンは、ここで俺と会うとは思っていなかったらしく、珍しく表情を歪める。

ユウ「ビビ!?それにお前は…ビビに何してるんだ?」

ロビン「…今から彼女をボスの所に連れて行くのよ」

ユウ「ほぅ」

俺は少しだけ気を集中させる。

ユウ「いいのか?そんな大事な事を俺に言って。それを聞いて『はいどうぞ』って見逃すとでも?」

俺はロビンの周りに剣を浮かべる。

ロビン「!!?」

ユウ「ニコ・ロビン…お互いハッピーになる方法が1つだけある」

ロビン「…なにかしら」

ユウ「お前、仲間にならないか?」

「「!!!?」」

俺の提案に、ロビンは愚かビビまで驚いている。そりゃそうだろな、今現在王国を滅ぼそうとする敵のナンバー2を仲間にするなんて言うとな。

ビビ「何を言ってるんですかユウさん!!この女は、クロコダイルと一緒にアラバスタを乗っ取ろうとしているんですよ!!」

ロビン「彼女の言う通りよ。何故そんな私を仲間なんかに」

ユウ「あぁ…普通ならそんな言葉が返ってくるよな。けど、思い出したんだよ。お前がどんな経緯で今までの人生を生きて来たかをな」

ロビン「!?」

ビビ「今までの…人生?」

ビビだけは、話すについていけずにいた。

ユウ「ビビ、俺が前にロビンの事を悪魔の子って言ったのを覚えてるか?」

ビビ「はい」

ユウ「ニコ・ロビンは、今は存在しないオハラって島の唯一の生き残りなんだよ。そのオハラって国では、世界政府により調査が禁じられている空白の100年やポーネグリフに関する研究も含まれており、学者達は政府にバレぬよう図書館の奥深くで研究を行っていた」

ビビ「……」

ユウ「そして、研究していたのが世界政府にバレ、オハラはバスターコールによって世界地図から消された。今歴史の本文(ポーネグリフ)を解読できるのは、そこにいるロビンだけだ。だから、当時子供だったロビンに7900万といった懸賞金がかけられたんだよ。子供にそんな金額をかけたんだ。当時の大人は、上手い事言って海軍に引き渡そうとしたはずだ。そんな連中を見れば、誰も信じる事なんて…」

ロビン「それ以上言わないで!!!!」

ロビンは、今までにないくらいの声で叫んだ。その光景にビビは驚く。

ユウ「……」

ロビン「それ以上…その話をしないで」

ロビンは昔の事を思い出したのか震えていた。俺はそれを優しく抱きしめる。

ロビン「えっ」

ユウ「今まで辛かったな。ガキの頃から、誰一人信用できずに生きてきて。ずっと裏で生きて来たんだな。けどよ、もうそろそろ表で生きてもいいんじゃねぇか?」

ロビン「……」

ユウ「お前が今まで出会った連中と俺達は違う。何があっても絶対に仲間を見捨てたりなんかしない。お前の事は…俺が命がけで守ってやるからよ」

ロビン「なっ///」

耳元でそうささやくと、ロビンは顔を真っ赤にしていた。

ビビ「……」

何故か俺の後ろで、鬼の形相でビビが睨んでいるけど…

ユウ「どうだロビン?仲間にならないか」

俺は手を差し出すと、ロビンはそれを握った。

ロビン「ええ…分かったわ。私、ユウの仲間になるわ」

ユウ「そうか!なら、これからよろしくなロビン」

ロビン「ええ」

こうしてロビンが仲間になったのであった。

ビビ「ユウさん~」

ユウ「!!?」

先程よりも更に怖い顔になっている。もう鬼を通り越して般若になっていらっしゃる~~~!!!!!!!!

ユウ「お、落ち着けビビ!!ってか、何でそんなに怒ってんだよ!?」

ビビ「ユウさんの…バカ~~~~~~~!!!!!!!!」

ユウ「ぎゃああああああああああああ!!!!!!!!!」

俺はビビの拳骨を喰らいました。ってかビビ、あの一瞬だけなら普通に海軍大将にも勝てるぞ… 
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