サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜
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サトシ達が育成施設を訪れていた頃、
タケシとヒカリはタマムシシティを
偵察していた。
タマムシシティにて
ヒカリ:「いーい?偵察には
変装が大事なのよ?」
タケシ:「それは分かるが、俺の変装用品、
研究所に無かったのか?」
変装用品はサトシ、ヒロシ、ヒカリの分しか
研究所に準備されていなかった為、
タケシはタマムシデパートで買った
100均アイテムで身を着飾っていた。
ヒカリ:「だってタケシが加入すると
思ってなかったんだもんっ。」
タケシ:「メガネと”かつら”以外、
ほぼ私服だぞこれっ。ヒカリはスーツなのに」
ヒカリ:「大丈夫だいじょうぶ!
坊主頭の”かつら”、似合ってるわよ!」
女性用スーツにメガネをかけたヒカリに対し、
タケシの変装は女子高生に
ネタにされるような変装だった。
タケシ:「これじゃあ
”お姉さん”の前に出られないな」(ボソッ)
ヒカリ:「今何か言った?」
タケシ:「いや、何でもっ」
ヒカリ:「それじゃあ、偵察開始よ!」
タケシ:「偵察する場所の当てはあるのか?」
ヒカリ:「えぇ!あたし達が今日
偵察する場所は、、あそこよ!」
タケシ:「ん?、、、あれは、、」
ヒカリが指指した方向を見ると、、、
タケシ:「パチスロ店”マルマン”じゃないか」
ヒカリが目をつけた偵察場所は、
元ゲームセンターであり現パチスロ店の
マルマンだった。
タケシ:「なんでマルマンを偵察するんだ?」
ヒカリ:「携帯でシルフ系列の会社を調べたら
あそこはシルフの系列で開いてる店舗だって
載ってあったの!一般人が入れて尚且つ
長時間偵察出来る場所と言えば、あそこが
ベストなのよっ!ネットの噂だと、良く
シルフ社員が行ってるって書いてあったし!」
タケシ:「なるほどっ!それにあそこなら、
俺がこんな格好でも大丈夫だな!
それに、今日は新台入れ替えっぽいし」
ヒカリ:「じゃあ早速入りましょ!」
ヒカリとタケシは
パチスロ店”マルマン”に入った。
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